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平成20年度予算
9月補正 一般事業  部長要求      支出科目  款:教育費 項:高等学校費 目:施設設備整備費
事業名:

高等学校整備費(鳥取西高校整備事業)

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教育委員会 教育環境課 高等学校整備・情報化担当  電話番号:0857-26-7507


トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト(A+B) 従事人役
既査定額 0千円 0千円 0千円 0.00人
補正要求額 30,085千円 76千円 30,161千円 0.01人
30,085千円 76千円 30,161千円 0.01人

事業費

要求額:30,085千円    財源:単県  (要求額の内訳)  復活:30,085千円

部長査定:保留   保留額:29,090千円

事業内容

1 事業概要


    基本設計が平成20年6月末で完成し、引続き、実施設計を行う。

2 課長査定結果と復活要求の趣旨


◇査定結果コメント
  • 今後の高等学校の在り方(高校教育改革)について教育審議会で審議されているところですし、中高一貫教育の在り方についても教育審議会からの答申を受けて対応を検討しているところです。
  • その結果によっては、整備面積及び事業費に変動を生じますので、それぞれの検討結果が出るまで進度調整します。

◇復活要求の趣旨
  • 今後の生徒数の減少を踏まえると、鳥取西高校の学級減に影響がないとは言い難いが、生徒減に伴う全体計画への影響は調整可能な範囲であること。
  • 教育審議会の答申後、学校等への説明や教育委員会内での協議など学級数(高校再編)の決定までには、相当の時間を要するため、整備計画に大幅な遅れが生じる
  • 文化庁への現状変更許可申請が年2回と決まっているため、外部機関との調整に時間を要すること。

3 事業費と整備面積

◇事業費
約42.7億円
  • 基本設計を策定する際の目安として、査定で示された目標値(H19.6月補正知事査定総事業費:39.2億円)に沿い、設計を行った結果、資材の高騰や史跡遺構保護の必要性から事業費が増。

◇整備面積
約17,000u
  • 基本設計を策定する際の目安として、査定で示された目標値(H19.6月補正知事査定建物面積:17,000u)に沿ったもの。
  • 学校からの整備要望面積に基づき、目標値の枠内で調整を実施し、ほぼ希望どおりとなっている。

4 基本設計概要

地下遺構の保護はもとより、城跡石垣の顕在化や校舎外観の修景に最大限配慮し、設計する。
【設計趣旨】
  • 快適で機能性のある施設
  • 史跡の景観に調和するような施設
【配置計画】
史跡内での改築を行うため、遺構への影響範囲を少なくする配置を計画。
  • 学校の背骨となる明快な軸線(中央廊下)を設定し、これを中心に全ての施設を機能的に配置 
【主な建物概要】
史跡内整備のため、遺構面上に保護層を確保し改築を行う。
  • 教室棟(北棟・南棟)・・・RC造4階建(南棟一部2階建)
  • 創作交流ホール・弓道場・・・木造1階建
  • 体育館・・・RC造2階建一部S造(1階柔剣道場・2階アリーナ)  ※RC造:鉄筋コンクリート造 S造:鉄骨造
【外観計画】
久松山、鳥取城跡の景観との融合を図る。
  • 自然な色彩と屋根、庇等に、より陰影に富んだ表情を作る。

5 基本設計からの見直しに伴う変更点

◆史跡内である三ノ丸エリアにおいては、地下躯体解体前に従前工事により荒らされている範囲を確定させるため埋蔵文化財調査が必要となった。
  • 地上部躯体解体工事と基礎部解体工事に分割及び埋蔵文化財調査による事業の長期化
  • 基礎解体時には鉄板等による養生及び特殊解体工法による解体が必要

◆三ノ丸エリアは試掘調査(H19〜H20実施)により、地下遺構保護のため、20cm程度しか掘削ができないことが判明。
  • 三ノ丸エリア全体的に盛り土が必要
  • 盛り土に伴う擁壁が必要

◆史跡周辺の景観に配慮し、弓道場、創作交流ホールを木造とした。
  • 木造化に伴うコスト増(県産材を使用)

◆文化庁との協議の結果、将来的に第2グラウンドも史跡指定する方向で検討することとなった。
※文化庁より基礎施工による遺構の破損を最小限にするよう指示
  • 体育館基礎工法の見直しによる杭本数の増

6 今後の予定


=主なもの= H21年度        実施設計
H22年度〜23年度  部室棟・体育館新築
H24年度〜25年度  教室棟(北棟)・弓道場・創作交流ホール新築
H26年度〜27年度  メインアプローチ整備
H28年度        第2グラウンド・駐輪場整備
H29年度〜30年度  教室棟(南棟)新築
H31年度        外構整備

7 要求額


H20年度要求額計:30,085千円
単位:千円
項  目
H20年度
H21年度
役務費
(構造計算適合性判定手数料)
0
864
864
実施設計委託
24,619
57,443
82,062
電波調査業務
649
0
649
土木設計委託
4,817
11,239
16,056
合  計
30,085
69,546
99,631

財政課処理欄


 事業費については、面積削減するなど、当初目標値どおりの39.2億円の範囲内になるように経費削減に努めて実施してください。
 また、実施設計の途中段階で財政課協議を行っていただくとともに、整備が長期間に及ぶことから、完成前に学級数に変動が生じることが考えられるため、各棟の整備前に再度財政課協議を行ってください。 

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
既査定額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
復活要求額 30,085 0 0 0 0 23,000 0 0 7,085
追加要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留・復活・追加 要求額 30,085 0 0 0 0 23,000 0 0 7,085
要求総額 30,085 0 0 0 0 23,000 0 0 7,085

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留 29,090 0 0 0 0 22,000 0 0 7,090
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0