(1)耐震補強の必要性
@直近の岩手・宮城内陸地震など、近年、大規模地震が多発
A中央病院は築後33年が経過し、また、新耐震基準を満たしていない状況にあるため、倒壊による患者の生命を守るための早急な耐震補強が必要
B中央病院は、救命救急センターや新生児集中治療室を運営するなど、3次救急医療提供施設であるが、施設の耐震安全性が担保されていない。
(2)基本計画の概要
@耐震性目標値 Is≧0.66
A補強内容
患者が主に利用する部分については建物を外部より支える鉄骨フレームによる外部補強を中心とし、職員が主に利用する部分については建物内部を鉄骨並びにコンクリート等で補強する内部補強を併用して行う。
(3)住宅・建築物耐震改修モデル事業
@施工性・居住性等の面でモデルとなる事業を国交省が公募
A複数年にまたがる事業も対象であるが、平成20年度中に事業着手することが条件
B補助額は事業費(上限なし)の1/2以内の額
C補助額を除いた残り1/2については「地域活性化・生活対策臨時交付金」が充当された場合、実質負担額はゼロとなる。