＜事業の目的＞
「鳥取砂丘景観再生事業の当面の考え方」に基づき、鳥取砂丘の景観を保全する事業を実施し、本県のシンボルである鳥取砂丘を天然記念物及び国立公園に指定された昭和３０年代当時の姿－砂が移動することによってスリバチや風紋が形成される生きている砂丘－に戻すことを目的とする。
＜事業概要＞
１ 除草等 9,751（11,934）千円
砂丘全域を対象に種子供給源撲滅を目的とした除草等
①人力除草 71.9(53.5)ha（ボランティア等の人力除草）
②機械除草 32.6(51.0)ha（トラクタ耕耘等による除草）
③スリバチ整備 4.4( 4.4)ha（機械を使用しての人力除草）
２ 砂丘景観の保全に関する調査 3,303（3,492）千円
（１）長期的な砂丘の地形変動調査 2,584（2,773）千円)
①砂移動調査と砂移動処理(砂丘東側入口)
北西季節風により飛砂・堆積する砂丘入口付近の地形変化の定期的測量と堆積した砂を移動処理する。
②風向風速調査
砂の移動を予測するためデータを継続的に収集する。
（２）除草のための調査 719（719）千円
効果的な除草方法の検討や効果の検証等を鳥取砂丘景観保全調査研究会に委託して調査・研究を行う。
①除草モニタリング・植生現地調査
・除草方法、区域などを事前調査・決定し、事後に効果の確認をする現地調査
・砂丘植物の分布状況の把握、分布図作成
②砂堆積調査
調査杭による砂面変動(砂の動き)により除草効果を診断
臨 砂丘保全活用取組検証・啓発事業 0（1,407）千円
臨 備品購入費（風向風速計） 546（ 0）千円
３ 事務費等 1,022（1,023）千円
会議開催等の事務的経費
４ 所要経費 7,461（9,199）千円
○鳥取砂丘景観保全協議会負担金 14,622（17,856）千円
・除草等（108.9ha） 9,751（11,934）千円
・砂丘景観の保全に関する調査 3,303（ 3,492）千円
臨 砂丘保全活用取組検証・啓発事業 0（ 1,407）千円
臨 備品購入費（風向風速計） 546（ 0）千円
・事務費等 1,022（ 1,023）千円
〈負担区分〉県・鳥取市(各1/2) 7,311（ 8,928）千円
○標準事務費 150（271）千円