1 事業の概要
地域間競争の激化や観光客ニーズが多様化する状況の中で、「氷ノ山自然ふれあいの里」の活性化を図るため、氷ノ山自然ふれあいの里活性化協議会へ負担金を支出し、夏山開き等の地域活性化事業にかかる経費を支援する。
2 「氷ノ山自然ふれあいの里」の概要
(1)氷ノ山自然ふれあいの里とは・・・
氷ノ山響の森、氷太くん、キャンプ場を拠点とした氷ノ山地域
(2)氷ノ山ふれあいの里活性化協議会
氷ノ山自然ふれあいの里への集客を促進し、氷ノ山地域の活性化を図るため、県が主体となって設立(H11年)。
<協議会の構成>
県、若桜町、若桜町観光開発事業団、若桜町観光協会、民間事業者、地元自治会ほか
3 事業内容
観光客の誘致を図り、併せて地域の活性化を実現するため、各種事業を実施
【広報宣伝活動】
▽氷ノ山の魅力を新聞や雑誌等に掲載し、各種イベントを一元的に宣伝 し、誘客を図る。
【集客促進活動】
▽若桜町内の観光メニューと併せ、県外の旅行エージェントを訪問 し、ツアー企画の造成を図る。
【イベントの開催(通年)】
▽氷ノ山夏山開き(神事、松明行進等)
▽自然体験&渓流の恵みまつり(イワナ釣り&つかみ取り等)
▽氷ノ山ゆきまみれ祭り(仮称)(ばんばレース等)
(20年度新規事業)
▽氷ノ山ツーリズム企画
自然体験や民泊などのグリーンツーリズム事業を模索するため模擬的に実施する。
▽氷ノ山食づくり運動
氷ノ山の食づくりを模擬的に実施する(氷ノ山カレー、鹿を使った料理)。
4 事業効果
⇒集客者数の増加
▽氷ノ山夏山開き 100%(H18) → 114%(H19)
(対H17年同期比)
⇒施設利用者数の増加
▽響の森 115%(H18) → 118%(H19) (対H17年同期比)
▽氷太くん 91%(H18) → 96%(H19 ( 〃 )
▽キャンプ場 107%(H18) → 119%(H19) ( 〃 )
⇒民間協働の機運の高まり
▽各旅館での食づくり、ツーリズム事業への取り組み
↓
民間機運のさらなる盛り上がりが大事→地域全体の活性化
5 要求額 1,500千円
6 運営費状況
年度 | 運営費(千円) | 内訳額(千円) |
18 | 3,295
(3,000) | 県:1,500
町:1,500
地元団体:240
その他:55 |
19 | 4,809
(3,000) | 県:1,500
町:1,500
地元団体:1,640
その他:169 |
20 | 5,485
(3,000) | 県:1,500
町:1,500
地元団体:2,320
その他:165 |
注)運営費の上段は全体事業費、下段は負担金経費
※運営費に占める地元団体の負担額が増加したのは
地元団体の意識の醸成によるもの。