概要・背景
○鳥取砂丘は年間約136万人(平成19年)の観光客が訪れる、本県を代表する観光地。その鳥取砂丘の新たな魅力や楽しみ方を広く県内外へ情報発信し、砂丘を訪れていただく契機を作りだすため、砂丘を活用したイベントを広く民間から公募、実施。
○もって、鳥取砂丘周辺を初めとした県東部圏域観光の促進・活性化に寄与。
事業の内容
鳥取砂丘の新たな魅力を発見する様々なイベントを民間から公募・実施。
実施主体:鳥取砂丘新発見伝実行委員会
(会員)県、鳥取市及び民間
(事務局)県及び鳥取市
補正予算要求をする理由
○平成21年度に開催するイベントの公募・決定を本年度中に行うことによって、「2009鳥取・因幡の祭典」のオープニングイベントである「世界砂像フェスティバル(4月から開催予定)」との相乗効果を高めるともに、年間を通じた魅力あるイベントの開催を可能とするため。
事業の成果
○県民主導のイベント展開で、新たな砂丘の魅力の認知、定着化→鳥取砂丘イリュージョン、鳥取大砂丘全日本サンドボード選手権大会など
○多くの人(各イベント実施団体、参加者、来場者等)が鳥取砂丘に関心を持つきっかけとなった。また、鳥取砂丘新発見伝とは別に自主開催の取り組みも見られた。
砂丘周辺地域の盛り上がり
○「砂の美術館・第2期展示」が盛況。
○山陰海岸の「世界ジオパークネットワーク」加盟に向けた動き。→地質遺産の活用という点で、鳥取砂丘新発見伝事業の取り組みが継続してジオパークの取り組みと連動していくことができる。
課題
当事業において4回以上開催のイベントについては、開催経費の最低15%を自己負担する、という公募要件があり、イベント主催者の負担が重く、事業の実施に支障が生じている。
要求内容
(1)鳥取砂丘新発見実行委員会への負担金(15,000千円)
鳥取県負担金 15,000千円
鳥取市負担金 15,000千円
民間負担 2,000千円
合計 32,000千円
(2)当事業で4回以上の開催となるイベントに対する、公募要件の見直し
スケジュール
10月下旬 県議会での予算議決、鳥取砂丘新発見伝実行委員会総会での議決
10月下旬〜12月中旬 イベント公募期間
1月上旬から2月中旬 応募イベントの審査、開催イベント決定
2月中旬〜4月 各イベントの準備、広報開始
4月以降 各イベントの実施