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担当部
生活環境部
担当課
環境政策課
議会時期
平成14年09月定例会
質問年月日
平成14年09月27日
議員名
大谷議員
会派名
共産党
答弁者
知事
一般質問
質問項目
1 病院、老人介護施設での食中毒事件と施設のあり方について
事 項
情報公開
最終更新日
令和7年6月5日(木)
※ 質問要旨、答弁要旨については、会議録を要約したものです
質問要旨
保健所の職員には緊張感がなく、情報公開する姿勢もない。
型どおりの検査ではなく抜き打ちの検査も必要。施設の実態を把握するには入所者等へのアンケートによる方法も考えられる。
これらについてどう考えるか。
答弁要旨
(対応事項)
保健所の職員の緊張感、情報公開をしていく姿勢が求められる。点検して職員に伝わるようにしたい。
予告なしのシナリオをつくらない点検、関係者・入所者に対するアンケートにより実態把握する試みも必要があるかと思う。検討をしたい。
法人の第三者評価も含め、より透明度の高い施設運営となるような工夫をする。
法人の理事、監事、監査には、内部チェックとして経営、運営に対して意見を言う姿勢を求める。
対応方針
(対応状況)
<1 情報公開の姿勢>
県民の健康に関わる情報を積極的に公表する意識を徹底し、監視点検結果を公表した。
・保健所長会議及び職員研修会等を通じて職員意識の徹底
・監視点検結果、指導件数等をホームページ上に公開
医療監視については、保健所と医療監視の点検、見直しの会議を次のとおり開催した(11/27)。
・厨房施設の監視項目(調査票)の見直し(保健所の意見を聞いた上で、平成15年度から使用)
・診療所医療監視結果の情報開示の趣旨徹底など
<2 予告なしの点検>
従来から、給食施設については原則として予告なしの立入検査を行っている。
<3 関係者・入所者へのアンケート>
・施設の長、栄養士、調理従事者からの聞き取り調査も行っている。今後とも、より正確な実態把握に努める。
・病院におけるアンケートについて、医療監視の際に実態を調査したところ、概ね、患者等から意見を聞く仕組みを作ってい た。今後ともこのような仕組みを作成、継続するよう指導を続ける。
<4 法人の第三者評価>
社会福祉・保健施設においては、第三者評価を早期に実施できるよう、評価手法や基準等の評価システムを構築するための検討を行っているところ。
また、医療機関のサービスが一層向上するよう、(財)日本医療機能評価機構による第三者評価の受審が県内でも促進されるよう、医師会等関係団体に働きかけた。
<5 監査等の内部チェック>
法人監査等の機会に理事等の果たしている役割を把握し、必要な指導を行いたい。
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