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担当部生活環境部担当課くらしの安心推進課
議会時期平成29年02月定例会
質問年月日平成29年03月10日
議員名広谷議員 会派名自由民主党答弁者知事
一般質問
質問項目0 農業に関わる認証制度について 
 0 
  (7) 零細事業者への支援
事  項HACCP導入義務化に伴う零細事業者への支援



最終更新日 令和4年4月14日(木)

※ 質問要旨、答弁要旨については、会議録を要約したものです


質問要旨


先頃厚生労働省は、2018年(平成30年)に食品衛生法など関連法を改正し、食品衛生管理の国際基準「HACCP」の導入をすべての食品事業者に義務付ける方針を決めた。零細事業者にとっては資金的・人材的に相当な負担感があると思われ、廃業に追い込まれる可能性もある。零細事業者に向けた一層の支援が緊急に必要になると考えるが、知事の所見を伺う。

答弁要旨
(対応事項)


国の法案の動きを十分にフォローし、その内容に即し、零細企業に対する助成制度の枠組みや低利融資の新たな設定などの考察を加えていく必要があると考える。

対応方針
(対応状況)


平成30年6月13日に公布された改正食品衛生法では、原則としてHACCPによる衛生管理の実施を求めているが、小規模事業者に対しては比較的簡易な方法による衛生管理を求めるものとなっている。しかし、具体的な衛生管理の基準は今後省令で定められることとなるため、中小零細事業者の営業実態を十分考慮し、過度の負担が生じない制度となるよう国に働きかけた。(平成30年4月国要望実施)
 また、令和元年度6月議会においてHACCPに係る予算が成立したことから、零細事業者を対象に制度説明会や業界団体が作成した手引書を活用した導入研修会を開催するとともに、衛生管理計画を簡易に作成できるシステムを開発して衛生管理計画書の作成を支援することにより、円滑なHACCP導入支援を実施する。
 なお、「鳥取県食の安全・安心HACCP推進事業補助金」を見直し、「HACCPに基づく衛生管理」に取り組む事業者を対象に、施設・設備整備費に加えHACCP導入に係る助言等を外部専門家に委託するための経費を追加し、併せて既存の融資制度活用の働きかけも行う。

 
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