上淀廃寺跡 かみよどはいじあと

所在地 米子市淀江町福岡
主な時代 飛鳥時代から平安時代(1300?900年前)
概 要 淀江平野の東側にある丘陵の斜面に造られた寺の跡で、本尊を納める金堂(こんどう)の東側に塔が3つ並んで建てられた全国でも珍しい建物の配置をしています。(塔のうち、1つは中心の柱を立てるための心礎(しんそ)と呼ばれる大きな石が置かれたものの、建物は造られなかった可能性があります)
発掘調査では建物に使われた瓦などとともに、建物の壁に描かれた壁画が数多く見つかりました。壁画は奈良県の法隆寺のものと並ぶ日本最古の仏教壁画で、神将(しんしょう)や菩薩(ぼさつ)、蓮弁などが描かれていました。火災によって元の色が失われていましたが、科学的な分析などから当時の様子が復元されています。
また、如来(にょらい)や天部(てんぶ)などの像の一部もたくさん出土し、壁画とともに当時の建物内の様子を知ることができる貴重な資料です。
報告書 『上淀廃寺』淀江町教育委員会 1995
『上淀廃寺跡III』淀江町教育委員会 2001
『上淀廃寺跡IV』淀江町教育委員会 2004
『上淀廃寺跡V』淀江町教育委員会 2004
『上淀廃寺跡VI』淀江町教育委員会 2001
備 考 「とっとり文化財ナビ」に情報あり

見つかった壁画(神将)(米子市教育委員会提供)

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