小畑古墳群 こばたけこふんぐん

所在地 岩美町大谷
主な時代 古墳時代終わり頃(約1350年前)
概 要 鳥取市との境にある駟馳山(しちやま)の山裾にある古墳群で、眼下に平野を見下ろすことができます。
国道9号の改築の際に5基の古墳が発掘調査されました。調査された古墳はいずれも墳丘(ふんきゅう)が四角い形をした方墳(ほうふん)で、このうち2基は墳丘が2段になっていて、各段の裾に石が積まれていました。
棺を置くための石室はいずれも全長が10mを超える大きなもので、使われている石も非常に大きく、中には30トンもある石を積んで造られていました。石室に置かれた棺は木で造られたものだけではなく、四角い石をくりぬいたものや、板状の石を組み合わせたものがありました。石の棺には屋根のような形のふたの石と組み合わせており、「家形石棺」と呼ばれます。
発掘調査では土器のほかに、鉄でできた剣や刀、鏃(やじり)といった武器や、鞍(くら)や轡(くつわ)といった馬に使う道具、耳環や玉類といったアクセサリーなどが見つかっています。
報告書 『小畑古墳群』財団法人鳥取県教育文化財団2002
備 考 『鳥取県埋蔵文化財センターのあゆみ』に調査余話あり

小畑5号墳の墳丘(2段になっていて、それぞれの段の裾に石が並べられています。

小畑7号墳石室内の石の棺と土器が見つかった様子

発掘調査で見つかった馬に付ける道具の飾り金具

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