福本70号墳 ふくもとななじゅうごうふん

所在地 八頭町福本
主な時代 古墳時代終わり頃(約1400年前)
概 要 千代川の支流の1つで八頭町の北側に流れる私都川(きさいちがわ)の北側山裾に造られた古墳で、墳丘(ふんきゅう)の形は変形した八角形をしていたと推定されます。
墳丘の中央に棺を納めるための石室が造られていました。石室の中からは土器や剣や刀、鏃(やじり:矢の先に付けた刃)といった武器や、馬に乗るために付けた道具の金具、棺の釘や飾り金具などが出土しました。
注目される出土品として、銅でできた匙(さじ)があります。見つかったものと同じ形の匙は日本にはなく、韓国の王墓で見つかったものによく似たものがあることが分かっています。おそらく匙は朝鮮半島からもたらされたもので、古墳に葬られた人物が半島との関わりが強かったと考えられます。
報告書 『福本70号墳発掘調査報告書』八頭町教育委員会2014
備 考 「とっとり文化財ナビ」に情報あり

石室の全景(八頭町教育委員会提供)

金メッキした銅製の匙(八頭町教育委員会提供)

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