北山古墳 きたやまこふん

所在地 東伯郡湯梨浜町野花・長和田
主な時代 古墳時代中頃(約1600年前)
概 要 東郷池を南岸から一望できる北山丘陵の先端に築かれた前方後円墳(ぜんぽうこうえんふん)です。全長110m、後円部の直径は60mで、山陰最大の前方後円墳として国の史跡に指定されています。
この古墳の主を埋葬したと考えられる竪穴式石室(たてあなしきせきしつ)は、残念ながら破壊されており、その詳しいことは分かっていませんが、この石室の南側で見つかった箱式石棺(はこしきせっかん)からは、盤龍鏡(ばんりゅうきょう)と呼ばれる中国製の青銅鏡(せいどうきょう)の他、鉄刀(てっとう)などの鉄製品、ひすい製の勾玉(まがたま)をはじめとした石製玉類が副葬品(ふくそうひん)として出土しています。
また、円筒埴輪(えんとうはにわ)や盾形埴輪(たてがたはにわ)、甲冑形埴輪(かっちゅうがたはにわ)、鶏形埴輪(にわとりがたはにわ)も出土しており、石棺から出土した副葬品との組み合わせは、古墳時代中頃の大型古墳を考える上で、時期を決める手がかりとなる重要な資料となっています。
報告書 『山陰の前期古墳文化の研究Ⅰ-東伯耆Ⅰ・東郷池周辺-』山陰考古学研究所1978
備 考 『新鳥取県史 考古2 古墳時代』鳥取県2020に関連情報あり

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