上原遺跡群 かんばらいせきぐん

所在地 鳥取市気高町上原ほか
主な時代 奈良時代から平安時代(1300~1000年前)
概 要 鳥取市気高町の南西側にある旧河内川(こうちがわ)の段丘上で見つかった遺跡群で、南北約1.3kmの範囲で多くの建物跡が見つかっています。
建物は長さが10m以上ある大きな建物がL字に配置された場所があり、建物群の中心となる施設だったと考えられます。
また出土品の中には「郡家一」と墨で書かれたものが見つかりました。
これらのことから、ここに気多郡(けたぐん:旧気高郡あたり)を治める郡衙(ぐんが:今の市役所のような施設)があったと考えられます。
また、遺跡群の南側では瓦や鴟尾(しび:屋根の上につけた飾り瓦)が出土していて、寺院があった可能性もあります。
報告書 『逢坂地域遺跡群発掘調査報告書』(気高町文化財報告書IX)気高町教育委員会1986
『逢坂地域遺跡群発掘調査報告書』(気高町文化財報告書XII)気高町教育委員会1987
『逢坂地域遺跡群発掘調査報告書』(気高町文化財報告書XIII)気高町教育委員会1988
『上原遺跡群発掘調査報告書』気高町教育委員会2003
備 考  

遺跡中心部の全景(鳥取市教育委員会提供)

上原遺跡群から見つかった墨書土器(郡家一)(鳥取市教育委員会提供)

前のページに戻る