大崎城跡 おおさきじょうあと

所在地 鳥取市小沢見、鳥取市気高町奥沢見
主な時代 戦国時代~安土桃山時代
概 要

海に面した標高93mの丘陵の頂上にあり、周辺を広く見渡すことができます。このお城は鳥取県東部の因幡国(いなばのくに)と鳥取県中西部の伯耆国(ほうきのくに)を結ぶ水陸両交通路上のとても重要な位置にあり、戦国時代には絶えず戦場となり、次々に所有する勢力が変わっていました。

こういった事情から、このお城は複数の曲輪(くるわ)や堀(ほり)を設けて、守りの固いつくりになっています。

いつ築城されたのかははっきりとしませんが、地元勢力が造ったと思われるこのお城を毛利方が手に入れ、天正年間(1573~91年)に整備したものと考えられます。現在でも、江戸時代の文政元(1818)年に描かれた「因伯古城跡図志」(いんぱくこじょうあとずし)にあるお城の絵図そのままの曲輪(くるわ)群が確認できます。

報告書 『鳥取県文化財調査報告書16』鳥取県教育委員会1992
『気高町内城館遺跡調査報告書』気高町文化財報告書第23集 気高町教育委員会1995
『鳥取県中世城館分布調査報告書』第1集(因幡編)鳥取県教育委員会2002
『新鳥取県史考古3 飛鳥・奈良時代以降』鳥取県2018
備 考

浜辺からみた大崎城跡

江戸時代に描かれた大崎城跡(『因伯古城跡図志』、鳥取県立博物館所蔵)

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