天神山城跡 てんじんやまじょうあと

所在地 鳥取市布勢
主な時代 室町時代~戦国時代
概 要

守護大名の山名(やまな)氏が鳥取城の前に本拠地としていたお城です。
山名氏の守護所(しゅごしょ、本拠であった館)は、14世紀には岩美町の二上山(ふたがみやま)城にありましたが、15世紀後半から16世紀前半頃にこのお城に移ったと考えられます。

城跡は湖山池東岸の標高約18mの低い丘陵上にあります。江戸時代に描かれた鳥取で最も古い絵図の「寛文大図」(かんぶんたいず)には、天神山城跡の位置に「金石」の文字が書かれ、お城の周りには湖山池と繋がる水路が描かれています。また、山王社(さんのうしゃ)、今の日吉神社(ひよしじんじゃ)が描かれている卯(う)山や山のふもとも水路で囲まれており、城下(じょうか)と一体的に守られていたと考えられます。

このお城がある丘陵の範囲が、鳥取県の史跡に指定されています。

報告書 『図説中世城郭事典三 近畿二』新人物往来社1987
錦織勤「布施天神山城の復元的研究」『鳥取県中世城館分布調査報告書』第1集(因幡編)鳥取県教育委員会編2002
『新鳥取県史考古3 飛鳥・奈良時代以降』鳥取県2018
備 考

空から見た天神山城跡

江戸時代に描かれた天神山城跡付近(『因幡民談記』、鳥取県立博物館所蔵)

天神山城跡から見た湖山池

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