| 所在地 | 日野郡日野町黒坂 |
|---|---|
| 主な時代 | 江戸時代 |
| 概 要 |
黒坂集落の西側にそびえる標高320mの鏡山(かがみやま)に築かれたお城で、山頂部を中心に曲輪(くるわ)群が配置されています。山頂にある曲輪が主郭(しゅかく)で、曲輪の東西辺に高さ1m、幅1~2mの土塁が設けられています。その南北の端部は狭くなっており、曲輪への出入り口(虎口(こぐち))と考えられています。なお、石材が散乱している曲輪があり石垣があったと考えられます。山のふもとには江戸時代に陣屋(じんや)が置かれた広い曲輪が見られます。 黒坂城は慶長15(1610)年に関一政(せきかずまさ)が黒坂藩5万石の藩主になったときに築城が始められ、慶長19(1614)年から居城していましたが、関氏には跡継(あとつ)ぎがなく断絶し、元和4(1618)年に黒坂藩は廃止となりました。 その後、池田光仲(いけだみつなか)が鳥取藩主となった後に城奉行を黒坂に配置して、陣屋を設けました。 鏡山城跡(かがみやまじょうあと)とも呼ばれています。 |
| 報告書 |
『日本城郭体系14』新人物往来社1980 『鳥取県中世城館分布調査報告書 第2集(伯耆編)』鳥取県教育委員会2004 『新鳥取県史 考古3-飛鳥・奈良時代以降-』鳥取県2018 |
| 備 考 |
黒坂城跡がある山
黒坂陣屋絵図(鳥取県立博物館所蔵)
黒坂城跡縄張図(『鳥取県中世城館分布調査報告書第2集伯耆編』鳥取県教育委員会2004から転載)