1 事業概要
国道431号(米子市両三柳付近)、県道米子境港線(境港市街地)や国道181号(米子市街地)等の歩道内に植樹されているケヤキ等の樹木の生長に伴い、その根により歩道や植樹枡が隆起し、通行者の支障となっている箇所について、対策方法を検討、ランク付けの上、緊急性の高いものから補修工事を行うものである。
2 事業の背景、目的、効果
年始の豪雪による倒木のため、県内の主要幹線である国道431号を始め多くの路線で倒木による通行止めが発生し、県民生活に大きな影響を与えた。
また、9月に発生した台風15号では、東京都だけで街路樹200本以上が倒れるなど、市民生活に大きな影響を与えており、西部管内でも歩道部の植樹(高木)の成長に伴い、周辺の歩道や植樹桝が隆起して、通行者の支障となったり、植栽枡の狭さから生育不良の樹木が多く見られるなど倒木リスクの高い樹木が見受けられる。
以上を踏まえ、豪雪・大雨・洪水等の非常災害発生時における災害リスク低減を図ることを目的に、街路樹の根上り対策を計画的・継続的に実施する。
3 事業内容及び所要経費
現地調査の結果、補修の必要な箇所が、国道431号、県道米子境港線及び国道181号を中心に約200カ所程度ある。
今年度は、その対策方法の検討と緊急度の高いものから
30カ所程度の補修を行う。
測量設計業務委託 1式 2,500千円
対策箇所(30カ所)
(樹木の根の処理、枡、縁石、舗装等の補修)
30カ所 × 250千円/箇所= 7,500千円