1 事業概要
特別支援学校の理科設備充実を図る。
<背景>
- 理科教育推進のため、従来から、国庫補助を受けて理科設備の整備を進めているところ。
-
- 新学習指導要領の改正(特別支援学校小学部平成23年度から、中学部は平成24年度から実施だが、理科・算数(数学)については両学部とも平成21年度から実施。高等部は、高等学校のスケジュールに準拠している。(平成24年度より先行実施))これにより理科・数学では観察・実験等の指導内容の充実を図ることとなった。
-
- 新学習指導要領の改正を踏まえ、国において緊急経済対策として理科教育設備整備費等補助金に平成24年度補正予算、平成25年度当初予算で大規模な予算措置がとられ、国全体として理科設備の整備充実を図ることとなった。
2 事業効果等
各特別絵支援学校における理科設備の整備が大幅に進み、新学習指導要領に沿った理科教育の充実が図られる。
3 要求内容
2,590千円
 | H25整備予定額 | 当初予算額 | 要求額 |
備品購入費
(理科設備) | 2,590 | 1,000 | 1,590 |
4 補正理由
従来、国の理科設備整備費予算の関係上、鳥取県の配分額の中から学校に再配分し、設備整備に努めてきているが、必要とする備品整備が進んでいなかった。
このたび、平成24年度補正予算(緊急経済対策)、平成25年度当初予算において、国の理科教育設備整備補助金に対し、大規模な予算が措置された。
この措置を受けることにより、各県立高等学校の理科設備の整備が大幅に進み、新学習指導要領に沿った学習の実施が図られることとなるため、必要とする備品整備分を補正要求するもの。
※ 「新学習指導要領」とは
全国どこでも平準化された教育を受けられるよう、国が教育カリキュラムの基準を定めているものであり、平成20年度に改訂され、小学部平成23年度、中学部平成24年度、高等部は平成25年度から実施されている。しかし、理科・算数(数学)については小・中学部とも平成21年度から先行実施。高等部は、平成24年度より先行実施されている。
〇学習指導要領の基本的な考え方
- 基礎的・基本的な知識・技能の習得
- 思考力・判断力・表現力等の育成
- 学習意欲の向上や学習習慣の確立他
〇学習指導要領における理科教育の基本的な考え方
- 科学に関する基本的な見方や概念の一層の定着
- 科学的な思考力・表現力の育成
- 科学への関心を高め、科学を学ぶ意義や有用性を実感させる。