これまでの取組と成果
これまでの取組状況
本事業は重点分野職場体験型雇用事業(緊急雇用創出事業)にて対象とならない職種である建設・土木関連企業への就職希望者等を対象にトライアル雇用を実施し正規雇用を目指すための事業として23年度7月からスタートした事業である。
23年度は、国トライアル雇用を実施することを事業実施の前提条件としていたが、国トライアル雇用の主な要件は実務経験のない職種・業務に就くことが基本的な条件となっており、実務経験者である即戦力を求める企業には不都合であることから、24年度から国トライアル雇用を実施することは求めないこととしたところである。
24年度は事業申出件数が20件と予算枠に達しており、即戦力を求める企業の声に答える形となった。
【利用実績(平成25年4月19日現在)】
○平成23年度・・・利用件数 1件(正規雇用移行)
○平成24年度・・・利用件数20件
(内訳)
・正規雇用移行:9件
・トライアル実施中:2件
・トライアル未実施(求人登録後採用に至らず):8件
・トライアル実施期間途中での自己都合退職:1件
これまでの取組に対する評価
○トライアル実施終了者10名のうち9名が正規雇用に移行(移行率90%)しており、奨励金の支給が正規雇用の促進につながったと考えている。
○また、本事業利用企業のうち、求人条件として1級・2級の有資格者としていたが、トライアル実施及び正規雇用奨励金の支給により1級ではなく2級資格者、又は、無資格者を採用した等、本来の採用条件に満たなかった者が採用に至っており、本事業の実施が採用への後押しになったと考えられる。