現在の位置: 予算編成過程の公開 の 令和元年度予算 の 農林水産部の畜産経営安定対策事業
平成31年度
6月補正予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業調整      支出科目  款:農林水産業費 項:畜産業費 目:畜産振興費
事業名:

畜産経営安定対策事業

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農林水産部 畜産課 酪農・経済担当 

電話番号:0857-26-7288  E-mail:chikusan@pref.tottori.lg.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト(A+B) 従事人役
既査定額 0千円 3,969千円 3,969千円 0.5人
補正要求額 11,615千円 0千円 11,615千円 0.0人
11,615千円 3,969千円 15,584千円 0.5人

事業費

要求額:11,615千円    財源:単県   追加:11,615千円

一般事業査定:計上   計上額:11,615千円

事業内容

1 事業概要

(1)肉用牛肥育経営安定対策事業

    肉用牛の枝肉価格が低落し、所得が低下した場合に交付金を交付するため、国(独立行政法人農畜産業振興機構(以下、alic))3/4、生産者1/4の割合で積立金を造成する。
    この生産者が負担する積立金の一部(1/3、全体の1/12)を県が補助する。
    なお、TPP11(環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定)の発効により、平成30年12月30日から法制化され、平成30年度に緊急的に補てん率が9割(従来:8割)になっていたがこれにより、恒久的に9割補てんとなった。

    (2)肉豚経営安定対策事業
    肉豚枝肉価格が低落した場合に、生産者に補填金を交付して所得を確保するための積立金を積み立てるのに必要な生産者積立金の一部を助成する。
    なお、TPP11(環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定)の発効により、平成30年12月30日から法制化され、補てん率が従来8割であったがこれにより、恒久的に9割補てんとなった。

2 補正の理由

(1)肉用牛肥育経営安定対策事業
1.積立金単価の増額

肉専用種の単価の増(県単価340円/頭の増)
交雑種の単価の増(県単価1,330円/頭の増)
乳用種の単価の増(県単価2,670円/頭の増)

【積立金単価 31年度当初予算(30年度単価(30年12月29日まで)を見込んだもの)】
(単位:円/頭)
  品種 合計額   国 生産者等   県
  比率   1  3/4  1/6  1/12
 肉専用種 20,000 15,000  3,340  1,660
 交雑種 52,000 39,000  8,670  4,330
 乳用種 44,000 33,000  7,340  3,660

【積立金単価 30年12月30日以降適用分】
(単位:円/頭)
  品種 合計額   国 生産者等   県
  比率   1  3/4  1/6  1/12
 肉専用種 24,000 18,000  4,000  2,000
 交雑種 68,000 51,000 11,340  5,660
 乳用種 76,000 57,000 12,670  6,330

【積立金単価 31年度適用分】
(単位:円/頭)
  品種 合計額   国 生産者等   県
  比率   1  3/4  1/6  1/12
 肉専用種 24,000 18,000  4,000 2,000 
 交雑種 68,000 51,000 11,340 5,660 
 乳用種 76,000 57,000 12,670 6,330 


2.「在庫牛」制度による再納付に伴う頭数の増 
従来の肉用牛肥育経営安定対策特別事業はTPP11発効により平成30年12月29日で事業が終了し、翌12月30日から新たに肉用牛肥育経営安定交付金制度となった。旧事業の事業期間の終了後、積立金の残額は、積立金を支払った事業者へ全額返還する仕組みとなっている。
この度、平成30年12月29日までに旧事業の積立金を納めたものの、結果的に出荷等が無かった牛については、平成30年12月30日からの新事業の対象牛(以下、「在庫牛」)として取り扱うこととなった。
そのため、一旦返還される積立金のうち、「在庫牛」に該当する部分については再度納付することとなっているため、これに対応する。

(2)肉豚経営安定対策事業
1.積立金単価の減額 30年12月30日以降適用分

【積立金単価 31年度当初予算(30年度単価(30年12月29日まで)を見込んだもの)】
(単位:円/頭)

  品種 合計額   国 生産者等   県
  比率   1  1/2  1/3  1/6
   ― 1,400  700   467  233

【積立金単価 30年12月30日以降適用分】
(単位:円/頭)
  品種 合計額   国 生産者等   県
  比率   1  3/4  1/6  1/12
   ― 1,600 1,200  267  133

【積立金単価 31年度適用分】
(単位:円/頭)
  品種 合計額   国 生産者等   県
  比率   1  3/4  1/6  1/12
   ― 1,600 1,200  267  133

2.新制度移行に伴う経過措置としてその他負担金(県補助金)の支払回数の増に伴う頭数の増
旧マルキン事業:前年度第4四半期〜当該年度第3四半期分
合計4回の支払

→新マルキンになってからは当該年度第1〜第4四半期分の納付期日が早まったことにより、第4四半期分が当該年度中の支払となった。加えて新マルキンがスタートした30年12月30日〜31年3月31日までの前年度第4四半期分の支払を4月に行うこととなり、計5回の支払となった。

3 要求額

(1)肉用牛肥育経営安定対策事業
20,090千円の増=1+2

1.積立金単価の増額
肉専用種:1,122千円

(県積立金単価増額部分)×(対象頭数)−(30年度当初予算時積県立金単価)×(対象頭数)
=(2,000円(改正後)×3,300頭)−(1,660円×3,300頭)=1,122,000円

交雑種:1,463千円

(県積立金単価増額部分)×(対象頭数)−(30年度当初予算時積県立金単価)×(対象頭数)
=(5,660円(改正後)×1,100頭)−(4,330円×1,100頭)=1,463,000円

乳用種:8,010千円

(県積立金単価増額部分)×(対象頭数)−(30年度当初予算時積県立金単価)×(対象頭数)
=(6,330円(改正後)×3,000頭)−(3,660円×3,000頭)=8,010,000円

計1,122千円+1,463千円+8,010千円=10,595千円

2.「在庫牛」の再納付分

<対象牛>
黒毛和種 1,400頭×2,000円=2,800千円(ア)
交雑種     400頭×5,660円=2,264千円(イ)
乳用種     700頭×6,330円=4,431千円(ウ)

(ア)+(イ)+(ウ)=9,495千円 

(2)肉豚経営安定対策事業 8,475千円の減
1.積立金単価の減額
2.県補助金の支払回数の増に伴う頭数の増
※頭数については28年度第4四半期頭数34,359頭と29年度第4四半期頭数35,109頭の平均34,734頭≒35,000頭(千頭以下四捨五入)の増を見込む。

131,300頭(当初加入見込頭数)+35,000頭(今回増分)
=166,300頭

必要額:166,300頭×133円(新・県補助単価)=22,117,900円≒22,118千円

当初予算額30,593千円−22,118千円=8,475千円

(1)+(2):20,090−8,475=11,615千円の増

工程表との関連

関連する政策内容

「食のみやこ鳥取県」を支える畜産物のブランド化、安定供給の推進 ○和牛、乳製品、地鶏や豚などのブランド化を推進するために、増産体制を構築する

関連する政策目標


財政課処理欄


要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
既査定額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
復活要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
追加要求額 11,615 0 0 0 0 0 0 0 11,615
保留・復活・追加 要求額 11,615 0 0 0 0 0 0 0 11,615
要求総額 11,615 0 0 0 0 0 0 0 11,615

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 11,615 0 0 0 0 0 0 0 11,615
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0