(1)コンパクトで低コストな脱臭装置の開発
県内企業が開発した廃ガラスを主原料とするガラス発泡材を活用し、中小家畜試験場が開発した脱臭装置と他の脱臭法を組み合わせて農家施工も可能となるような脱臭装置を開発する。
・脱臭の組み合わせ、脱臭装置の性能測定、ガラス発泡材の粒径と規格の検証等基礎調査(H28〜30年度)
・小規模試験装置の設置、運転管理方法の検討(H31年度)
・農家実証試験による効果検証(H32〜33年度)
(2)畜産排水の窒素低減処理技術の開発
排水処理施設に窒素除去機能を付与することで、基準強化に対応した安価で維持の簡易な汚水処理システム技術を開発する。
・畜産汚水に対する吸着剤の基礎調査(H30年度)
・イオン交換や吸着剤の低コスト化試験(H31〜32年度)
・高濃度窒素への適用試験(H31〜32年度)
(1)コンパクトで低コストな脱臭装置の開発
・堆肥化施設等から発生する臭気を脱臭し、地域環境との調和を
図り継続的な畜産経営への支援。
・養豚・養鶏経営を中心に、大家畜経営にも適応可能。
・低コストにより畜産農家の臭気対策への負担を軽減。
(2)畜産排水の窒素低減処理技術の開発
・冬期間でも安定浄化が図れる排水処理施設の技術確立。
・小規模な施設改造でコスト低減(年千円/頭以内の追加費用)。
・施設管理の単純化による省力管理。
(1)以下の事業を統合
・コンパクトで低コストな脱臭装置の開発
・畜産排水の窒素低減処理技術の開発
(2)細事業ごとの主な変更点
・コンパクトで低コストな脱臭装置の開発:1年延長
・畜産排水の窒素低減処理技術の開発:備品1件