現在の位置: 予算編成過程の公開 の 令和元年度予算 の 農林水産部のドローンを利用した研究
平成31年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:農林水産業費 項:林業費 目:林業試験場費
事業名:

ドローンを利用した研究

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農林水産部 林業試験場 森林管理研究室 

電話番号:0858-85-6221  E-mail:ringyoshiken@pref.tottori.lg.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
31年度当初予算額 937千円 3,969千円 4,906千円 0.5人 0.5人 0.0人
31年度当初予算要求額 1,065千円 3,969千円 5,034千円 0.5人 0.5人 0.0人
30年度当初予算額 908千円 3,973千円 4,881千円 0.5人 0.5人 0.0人

事業費

要求額:1,065千円  (前年度予算額 908千円)  財源:単県 

一般事業査定:計上   計上額:937千円

事業内容

1 事業の目的

ドローンに歩行型小型レーザーを搭載した小型ドローンレーザーによる林分解析技術の確立

2 背景

(1)現状

     林業経営には、森林の状況を的確に把握する必要がある。また、森林所有者が森林境界や要間伐林など森林の現況を把握できていない現状もある。
    森林組合等では森林の現況を把握するため、森林計画の空中写真、施業計画図を利用しているが写真は5年に1度の撮影頻度であり解像度も低い。

    (2)空中写真の現状
     現在、林業試験場ではドローンによる空中写真からのオルソ写真を作成する手法を確立する研究を行っている。写真から3次元情報を取り出すことを試みているが、立木の密度以外の情報、樹高、胸高直径については精度に問題がある。

    (3)小型レーザの現状
    近年、人間が小型レーザを背負い林内を移動することによって計測する歩行型地上レーザが注目されている。長所は測定対象物に近いため計測点密度が高く機材が小型軽量で機材コストが小さい、短所はGPSが完全には機能しない林内を移動しながらの計測となるためレーザ計測の中では誤差が大きい。

    (4)ドローンレーザの有効性
    歩行型レーザをドローンに搭載できれば測定対象を俯瞰できる位置から精度の高い測定が可能となる。
    小型ドローンレーザは森林に関する計測だけではなく、様々な分野において利用可能なシステムとなる。

3 事業概要

(1) 歩行型レーザを搭載できるドローンの試作・試験

実用化前提の機体と装置を制作し運用面での問題点、コストを明らかにする

試作機の製作
 レーザの搭載架台の制作
 レーザ搭載時のドローン飛行性能の検証


(2) 小型ドローンレーザによるレーザ計測の試験計測結果の検証

 測定精度の検証
 地上計測データとの整合性の検証
 航空機レーザ計測との連携

(3) レーザ計測結果の解析活用
 災害復旧工事などの測量業務においての利用を検証する。

4 事業計画

年 度 平成31年 平成32年 平成33年



試作機の製作と試験
 試作機の製作
 レーザの架台製作
 ドローンの飛行性能の検証
レーザ計測試験
 計測精度の検証
 他のデータとの整合性を検証
 
 他の分野での利用について検証


財政課処理欄


 備品購入費について、金額を精査しました。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 908 0 0 0 0 0 0 0 908
要求額 1,065 0 0 0 0 0 0 0 1,065

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 937 0 0 0 0 0 0 0 937
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0