総務部 関西本部の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
部局名 | 部局長名 | 所属名 | 所属長名 | 職員数 |
総務部 | 部長 末永洋之 | 関西本部 | 米田 裕子 | 10 |
組織ミッション
『関西広域連合の一員として、関西発の鳥取新時代を切り拓こう!!』をキャッチフレーズとして、平成24年度は「広域産業振興分野」への参加、「鳥取自動車道」全線開通、「まんが王国とっとり」建国を切り口に、関西圏域の経済界や自治体との連携をより一層強め、鳥取県の存在を強くアピールし、鳥取県の産業振興や観光振興、販路拡大などの活性化やIJUターンに繋がる取組を行っていく。
1.政策内容と目標
(1)政策内容
・関西圏との経済交流を活発化し、企業立地(新規・県内増設)を推進。
・鳥取県への人材確保の促進。
(2)長期的目標
政策項目(アジェンダ) | 将来ビジョン | 環境イニシアティブプラン | アクションプラン(教育振興基本計画) | その他 |
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○
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●所属で設定する長期目標(設定がある場合のみ)
・関西圏とのネットワークの構築・推進により、経済交流を活発化し、本県への企業立地や関西企業と県内企業とのビジネスマッチングを推進する。
・龍谷大学との連携(モデル事業)を契機とした、関西の大学等に進学する鳥取県出身者等へのIJUターンを促進する。
(3)今年度の目標
・県内での新たな企業立地や関西企業と県内企業とのビジネスマッチングを推進する。
・関西の学生向け就職情報発信、学内就職相談会等や鳥取暮らし体験ツアー、ミニ相談会等の実施により本県へのIJUターンを促進する。
2.測定指標
指標1
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | | 9件 | 5件 | | |
時点 | | 平成24年度 | 平成25年度 | | |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
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指標2
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | | 803件 | 890件 | | |
時点 | | 平成24年度 | 平成25年度 | | |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
| | 企業訪問を促進し、関西圏から県内への新たな立地・増設につなげるため |
指標3
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | | 39回 | 40回 | | |
時点 | | 平成24年度 | 平成25年度 | | |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
| | 学内就職相談会の実施こより、本県へのIJUターン者を促進するため |
3.目標を実現するための主要事業・主要制度
番号 | 主要事業・主要制度 | 事業概要・スケジュール |
1 | グレーター近畿(大近畿圏)経済交流推進事業 (トータルコスト予算額30,358千円) | 鳥取自動車道の全線開通に伴い、グレーダー近畿圏と本県との経済団体間、企業間等の経済交流のより一層の拡大を図り、本県への新規立地や産学官連携を図るとともに、進出企業との関係強化、フォローアップの充実により、増設・県内への拠点集約を目指す。
【サポーターズ企業交流会の開催】
関西財界・進出企業のトップと県行政・経済界のトップの交流と信頼関係の醸成を図る。
・場所:大阪市内
・回数:年1回
・参加者:関西経済連合会等関西経済会、県内進出企業代表者、知事、市町村長、県内経済団体等
【商工会議所加入・展示会出展】
関西7商工会議所に加入し企業情報収集とネットワーク構築を図るとともに、展示会に出展する。
・商工会議所:大阪、神戸、京都、姫路、東大阪、尼崎、守口門真
出展予定の展示会:尼崎産業フェア、姫路商工会議所商談会、テクノメッセ東大阪、日興フェア
【鳥取県内企業研究会】
関西の経済団体の会員企業等を鳥取に招聘
・開催回数:年4回程度
・視察内容:県内企業、県内経済団体、高等教育機関、県内インフラ状況(鳥取自動車道、境港航路等)
※新規経済団体の招聘数:1団体以上
【関西経済連合会(関経連)との連携】
関経連内に設置いただくことができた鳥取サポーターチームと連携し、企業が鳥取に目を向ける契機となるセミナーや関西企業と県内企業との商談会を開催
する。
(セミナー)
・場所:大阪市内
・回数:年1回
(商談会)
・場所:大阪市内
・回数:年2回程度
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2 | 関西圏人財確保モデル事業 (トータルコスト予算額2,074千円) | Uターン就職支援を主目的とする協定を締結した龍谷大学と連携し、通常困難な学生へのダイレクトな就職情報の提供(メール配信)、大学内でのUターン就職準備ゼミ等をモデル的に実施し、その取組で得たノウハウ、実績をもって他大学への働きかけ、同様の取組を行い、Uターン就職の促進を図る。((公財)ふるさと定住機構との共同事業)
また、Uターン就職の促進に向けて、新たな大学とのUターン就職協定については、関係機関と連携しながら取り組んでいく。
【関西圏の大学・学生を対象とした取組】
○就職支援
・関西での人脈やネットワークの構築
・県内出身学生のネットワーク、早期情報提供等の協力
・「関西人の感覚のあった」情報提供や現地体験等の実施
【龍谷大学と連携した取組】
○就職支援
・龍谷大学を経由した県出身学生全員(約200名)への就職情報メールの配信
・県内企業でのインターンシップの実施
・Uターン就職準備ゼミ
○世代間交流
・県出身学生、OB、企業等による交流会
○生涯学習
・鳥取県の歴史・文化をテーマとした連携講座(年1回、10月〜11月)
○地域の活性化
・自治体と大学との連携による地域活性化に向けたパネルディスカッション
・県内NPO、まちづくり活動への参加
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3 | ネットワーク形成事業 (トータルコスト予算額5,801千円) | 鳥取県が関西広域連合の一員として、より関西との結びつきを強めていくため、各分野で活躍するキーマン(県出身者、組織役職者等)との意見交換や情報発信の機会を得ることで、人的・組織ネットワークを形成、構築することにより、鳥取県の施策等への助言、助力を得るとともに、鳥取県を関西に向けて発信し、より関係性を深めていく。
【関西キーマンネットワーク】
県の施策立案、業務推進にあたって、関西圏の各分野で活躍するキーマンとの人的ネットワークを形成し、定期的に助言・助力を得る。
【県人会等ネットワーク】
県人会や同窓会の役員などと意見交換会を開催し、県人会や同窓会など県出身者とのネットワークを形成・維持し、情報を得るとともに本県の情報を発信する
○県人会とのネットワーク 関西地区県人(友)会役員との集い(年2回)
「鳥取県ファンとの集いin関西」の事前打ち合わせのため(6月)と、次年度の「鳥取県ファンの集いin関西」の日程
や場所について議論のため年明け(2月)に開催。
○同窓会とのネットワーク 同窓会との情報交換会(年1回)
○若い鳥取県出身者の集まり
30代前半まで県出身のネットワークの形成と維持を図り、鳥取県の情報を発信する。
○鳥取県勤務(赴任)経験者の集まり
これまで鳥取県内に勤務したことのある関西在住の方々を対象に、ビジネスマッチングの情報提供、ふるさと納税 寄付などを期待する。(サンシャイン会)
○「鳥取県ファンの集いin関西」の開催
・日 時:9月28日(土)
・場 所:リーガロイヤルホテル
・出席者:知事、鳥取県議員、国会議員、市町村長、各地の鳥取県人(友)会委員、各地の県内市町村出身者
鳥取県勤務経験者、県内高等学校同窓会会員 など
【関西とっとりPRサポーター】
・鳥取県の魅力を広くPRするため、昨年度末に設置した「関西とっとりPRサポーター」就任への働きかけを、関西企業の代表者等の皆様へ積極的に行い、鳥取県の情報発信の推進につなげていく。
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4 | 関西圏における企業訪問、誘致活動 (トータルコスト予算額千円) | 関西圏からの新たな企業立地の促進、進出企業のフォローアップ・増設等の促進・支援、受発注のマッチング、日本海航路の国際物流通商機能の活用、コンベンション誘致などを目的として、企業・経済団体訪問を行い、情報収集・提供、必要な関係機関との調整・連携を図る。
【情勢判断、情報収集と提案】
・立地動向等について、企業訪問等を通じた関西圏の企業からの情報に加え、金融機関、経済団体等からの情報を集め、整理する。
【進出企業のフォローアップ】
・鳥取県への進出企業への事業説明や意見交換等を行い、企業立地支援制度の周知や問題点の把握(対応)を行うなどフォローに努めていくこととし、特に今年度は、進出10年以内の企業へのフォローを手厚く行っていく。
・市町村関西事務所と連携した訪問を行い、情報共有するとともに、その他市町村による本社訪問も働きかける。
・地区別の担当が各社へ年間複数回の訪問を目標とし、年度当初から積極的な訪問を行う。特に、前年度の未訪問企業やサポーターズ企業交流会欠席の企業に対しては、重点的に接触を図る。
【新規訪問の重点訪問先・留意事項等】
・大震災発生の可能性が高い地域からのBCP・リスク分散に対応した優遇助成制度と、地震や津波などに対する鳥取県の安全性、関西からの近接性、東アジアへ向けた地理的優位性、電力の安定性等を周知するため企業を訪問する。
・鳥取県の企業と関連する電気・電子、機械・金属関係企業を訪問に力を入れ、新規立地とともに県内企業との受発注のマッチングを働きかける。
・平成24年度に全通した鳥取自動車道を積極的にPRするとともに、境港航路のPR・積荷の確保も併せて働きかける。
(企業訪問目標数:890件) |
5 | 移住定住の支援 (トータルコスト予算額千円) | ふるさと鳥取県定住機構と連携を行いながら、県内移住の推進に向けた取り組みを行っていく。
なお、今年度から同機構関西駐在の田舎暮らしコーディネータは、1名増員して2名体制となり、関西企業への職員リタイア後における県内移住の働きかけ等の強化を図っていく。
【関西から鳥取への移住・就農希望者等への情報提供・相談対応】
・企業訪問等による職員リタイア後の鳥取県への移住の働きかけ
・関西商工会議所等におけるセミナー開催の働きかけ
・関西本部交流室での定期的に相談会開催 など
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4.評価
■最終評価(年度末時点)
進捗評価 |
○(予定どおり) |
達成度の評価 |
8 |
評価理由 |
取組と成果のとおり |
H25年度の取組 | 成果 |
1 グレーター近畿(大近畿圏)経済交流推進事業 | グレーダー近畿圏と本県との経済団体間、企業間等の経済交流のより一層の拡大や進出企業との関係強化等を図った。
【サポーターズ企業交流会】
○鳥取県への進出年数(10年未満、10年以上)で対象を分けて、実務担当を対象とした交流会を 関西本部交流室で開催
・10年未満:7月4日(木)開催、出席者 36名(内進出企業11名)
・10年以上:7月24日(水)開催、出席者 61名(内進出企業24名)
【鳥取県内企業研究会】
○パブリック・アフェアーズ懇談会(関西大手企業広報担当幹部の懇談会)の県内視察の実施
・日 時:9月20日(金)、21日(土)
・参加者:22名
○守口門真商工会議所により県内視察の実施
・日 時:10月18日(金)〜19日(土)
・参加者:27名
○大阪商工会議所による県内視察の実施
・日 時:11月13日(水)、14日(木)
・参加者:25名
【関西経済連合会(関経連)との連携】
○関経連法人会員(約1,100社)に鳥取県企業のシーズ資料(抜粋版、約30社)を送付。
○県内企業にシーズに関心等のある関経連会員企業へ詳細なシーズ資料(100社程度)を送付して、マッチングなどの調整
○県内企業と関経連会員企業との個別商談の実施
【鳥取県サポーターズ企業交流会】
○進出企業への代表者・役員等を対象とした、施策説明・情報提供、情報収集等の交流会を大阪市内のホテルで開催
・出席者:150名(内進出企業58名)
【見本市・商談会への参加】
○テクノメッセ東大阪2012(県内企業2社との同時出展)
・日 時:11月6日(水)〜7日(木)
・場 所:マイドーム大阪
○NIKKOフェア(県内2団体(展示ブース)、県内3団体・企業(即売ブース)
・日 時:2月6日(木)、7日(金)
・場 所:都ホテルニューアルカイック 他 |
2 関西圏人材確保モデル事業 | 龍谷大学と連携し、通常困難な学生へのダイレクトな就職情報の提供や就職支援事業等をモデル的に実施し、その取組で得たノウハウ、実績をもって他大学への働きかけ、Uターン就職の促進を図った。((公財)ふるさと定住機構との共同事業)
また、更なるUターン就職の促進に向けて、新たな大学とのUターン就職協定の締結を行った。
【龍谷大学と連携した取り組み】
○ふるさとタイム(新入生と在校生・教員等との交流事業)を龍谷大学深草キャンパスで開催
・日 時:4月8日(月)
・参加学生:11名
○とっとりの集い(在校生とOB・教員等との交流事業)を龍谷大学深草キャンパスで開催
・日 時:7月2日(火)
・参加学生:25名
○鳥取産業フェスティバルにおける龍谷大学の技術・研究シーズの紹介
・日 時:9月6日(金)、7(土)
・場 所:鳥取県民体育館
○龍谷大生、関西圏大学生と県内若手経営者との交流会・県内企業視察(2社)の実施
・日 時:9月13日(金)
・参加学生:20名
○連携講座の開催
・日 時:10月5日(土)、12日(土)、19日(土)、11月2日(土)
・場 所:龍谷大学梅田キャンパス
・受講者数:延べ120名
○就職カフェ(内定学生との交流会)を龍谷大学深草キャンパスで開催開催
・日 時:1月14日(火)
・場 所:龍谷大学梅田キャンパス
・参加学生:120名
【関西圏の大学における鳥取県出身学生のUターン就職調査】
○(公財)ふるさと鳥取県定住機構と連携しながら、関西圏主要大学に対し、県出身学生の「就職
進路状況」について調査依頼し、集計を取りまとめた。
・対象者:平成23〜25年の各3月に卒業した本県出身学生
・調査対象校:54校(鳥取県出身学生2,815名)
・調査回答率:77.8%(54校中42校から回答)
・Uターン就職率 H23:25.5%、H24:26.5%、H25:34.6%
【神戸学院大学との就職支援協定の締結】
・日 時:2月22日(土)
・場 所:神戸学院大学
・内 容:鳥取県、ふるさと鳥取県定住機構による3者協定 |
3 ネットワーク形成事業 | 関西の各分野で活躍するキーマンとの意見交換や情報発信の機会を得ることで、人的・組織ネットワークを形成、構築することにより、鳥取県の施策等への助言、助力を得るとともに、鳥取県を関西に向けて発信し、より関係性を深めた。
【県人会等ネットワーク】
○関西地区県人(友)会役員との情報交換会(2回開催)
○関西地区同窓会情報交換会の開催(1回開催)
○関西地区県人会総会等の出席(15回)
○高校等同窓会との情報交換会の出席(13回)
○町人会等の出席(9回)
○鳥取学出前講座の開催(12回、大阪鳥取県人会との共催)
○「鳥取県ファンの集いin関西」の開催
・日 時:9月28日(土)
・場 所:リーガロイヤルホテル
・参加者:233名
○関西とっとりサポーターの委嘱(59名) |
4 関西圏における企業訪問、誘致活動 | 関西圏からの新たな企業立地の促進、進出企業のフォローアップ・増設等の促進・支援、受発注のマッチング、日本海航路の国際物流通商機能の活用、コンベンション誘致などを目的として、企業・経済団体訪問を行い、情報収集・提供、必要な関係機関との調整・連携を図った。
【新規立地・進出企業フォローのための企業訪問】
○平成26年度訪問件数:796件
○新規立地 3件、増設 3件 |
5 移住定住の支援 | ふるさと鳥取県定住機構と連携を行いながら、県内移住の推進に向けた取り組みを行った。
【ふるさと鳥取県定住機構の田舎暮らしコーディネーターとの連携】
○移住の働きかけを行う訪問企業の紹介や訪問への同行
○ナイター相談会開催(関西本部交流室で8月から月1回開催)
○意見交換会の開催(随時) |
課題 | 今後の取組 |
関西企業と県内企業とのビジネスマッチングの推進 | 昨年10月から産業振興機構と連携しながら取り組み、個別商談会の実施につながった案件もあるが、まだ、接触できていない企業等もあり、引き続きビジネスマッチングの推進につながるよう働きかけを行っていく。 |
関西圏における人材確保 | ・龍谷大学でモデル事業として、平成22年度から実施してきたが、中核となる更なる人財確保推進のため、今年2月に神戸学院大学と就職支援協定の締結し、今後も新たな大学との協定締結に向けて取り組んでいく。
・景気の回復により、県内でも人材不足感があり、ふるさと定住機構と連携しながら、技術系人材を中心にUIJターンを進めていく。 |
関西圏における企業訪問、誘致活動 | 鳥取の優位制(震災のリスクが少ない、電力の安定供給、鳥取自動車道の全通等)の働きかけを強めるとともに、関西とは異なる鳥取の現状(天候、生活様式、習慣等)について理解を深めていただき、上記のとおり人材の確保を図りながら安心感を持って企業立地いただけるよう取り組んでいく。 |
移住定住の支援 | ふるさと鳥取県定住機構が今年度から強化を行っていて企業への働きかけについて、関西本部のネットワークが十分活用できるようフォローを行っていく。 |
※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。
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関西本部 所属長名 米田 裕子 電話番号 06-6341-1977