農林水産部農林総合研究所中小家畜試験場の工程表

基本的事項

部局名	部局長名	所属名	所属長名	職員数
農林水産部農林総合研究所	部長　西山　信一・所長　下中　雅仁	中小家畜試験場	松田　義人	21

１　本県独自の畜産物の開発。
２　周辺環境と調和した畜産経営の確立。
３　畜産経営を継続するための新技術導入等への支援。

市場に打って出る魅力あるオリジナル品種、高付加価値化技術の開発

政策項目（アジェンダ）	将来ビジョン	環境イニシアティブプラン	アクションプラン（教育振興基本計画）	その他
	○			○

番号	大項目	取組みの方向性
1	Ⅰ【ひらく】地域で・県外で・国外で新時代に向かって扉をひらく	⑦-2育種改良や飼養技術の向上等により、「鳥取和牛」「大山赤ぶた（デュロック種）」「鳥取地どりピヨ」など、おいしい鳥取ブランドを形成します。子牛・肉牛の出荷頭数の増加や高価格販売により「和牛王国鳥取」の復活を目指します。県内産の自給粗飼料を給与し、生産・加工を県内で行い、安全で安心な付加価値の高い牛乳を生産します。

県内外における、「鳥取地どり」のブランド確立

１　鶏の凍結精液試験については、他試験場で報告されている条件において凍結を行い、融解後の生存指数を算出しGSRの耐凍能を推察する。
２　種卵保存技術については、ピヨヒナ生産に合わせて、５～６週間の貯卵期間の長い卵を孵卵することにより、孵化率を調査する。

測定指標なし

番号	主要事業・主要制度	事業概要・スケジュール
1	鳥取地どりピヨの遺伝資源保存技術の開発　（トータルコスト予算額4151千円）	鳥インフルエンザ等の鶏の伝染病発生に伴い、発生農場内の鶏は卵を含めて全て処分されることになっている。もし万一これらの伝染病が当場で発生した場合であっても、長い年月をかけて作出し、県民に親しまれてきた鳥取地どりピヨの遺伝資源が消失することのないよう対策を図る必要がある。そこでピヨの親の精液や種卵を長期間保存できる技術を開発し、万一の際にも鳥取地どりピヨを維持あるいは復活させることができるようにする。

進捗評価
○（予定どおり）
達成度の評価
8
評価理由
凍結保存試験については、精液を採取する雄鶏の確保から当初より26年3月より実施することとしており、計画どおり3月より実施している。種卵の長期保存技術については貯卵期間が６週以上になると貯卵温度を15℃より10℃に設定した方が孵化率が高かった。現在、保存前加温が孵化率に与える影響について試験実施中。

H25年度の取組	成果
追記・修正無し	追記・修正無し

課題	今後の取組
２凍結精液保存試験試験の着実な実施と早急な成果達成に努力	２凍結精液保存技術２６年３月より取り組みを開始している。

※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎：予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。