平成25年度工程表
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生活環境部 水・大気環境課の工程表

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基本的事項

所管組織、所管責任者

部局名部局長名所属名所属長名職員数
生活環境部中山貴雄水・大気環境課金涌孝則17

組織ミッション

安全で快適に暮らせる水・大気環境づくり
  ・快適な水環境の確保
  ・良好な大気環境の確保
  ・生活排水処理の普及

1.政策内容と目標

(1)政策内容

大気・水・土壌環境の保全と地下水、環境汚染化学物質の適正管理

(2)長期的目標

政策項目(アジェンダ)将来ビジョン環境イニシアティブプランアクションプラン(教育振興基本計画)その他

●環境イニシアティブプラン

番号目標施策具体的な目標
1【4 安全・安心】安全で安心してくらせる生活環境の実現4-1 大気・水・土壌環境の保全と地下水の適正管理・生活排水処理人口普及率の向上 ・河川・海域の水質の環境基準の達成 ・ベンゼン等の有害大気汚染物質の環境基準の達成
2【4 安全・安心】安全で安心してくらせる生活環境の実現4-2 環境汚染化学物質の適正管理・大気中のダイオキシン類濃度の抑制

●所属で設定する長期目標(設定がある場合のみ)

・安全で快適に暮らせる大気・水・土壌環境づくりと持続可能な地下水利用を推進します。
・環境汚染化学物質の実態把握と適正管理・排出抑制により環境リスクを削減し、安全で安心な環境を確保します。

(3)今年度の目標

・浄化槽、下水道、農業等集落排水処理施設など各種汚水処理施設の整備を推進する。
・鳥取県の地下水を持続的に利用するための仕組みとして、「とっとりの豊かで良質な地下水の保全及び持続的な利用に関する条例」に基づき、地下水環境を保全する。
・公共用水域、事業場排水等の継続的な監視・測定・指導等を実施し、水環境を保全する。
・一般大気環境の汚染状況を測定し、県民等への情報提供を進めるとともに、工場、事業場等への監視・指導等を実施し、大気環境を保全する。

2.測定指標

指標1

指標名指標の分類
生活排水処理人口普及率(%)成果指標
基準値年度当初値今年度目標値今年度実績値長期的目標値
数値0.6270.9040.9090.9100.943
時点平成12年度末平成23年度末平成24年度末平成24年度末平成32年度末
根拠となる計画等その他計画の名称計画指標の選定理由
環境イニシアティブプラン その他計画等鳥取県生活排水処理施設整備構想

指標2

指標名指標の分類
河川・海域の水質の環境基準達成率(河川:BOD、海域:COD)成果指標
基準値年度当初値今年度目標値今年度実績値長期的目標値
数値96.7%100%100%100%
時点平成23年度末平成25年度末平成24年度末 ※平成25年度末は4月算定平成26年度末
根拠となる計画等その他計画の名称計画指標の選定理由
環境イニシアティブプラン 公共用水域の水質測定計画(水質汚濁防止法第16条に基づく測定計画)

指標3

指標名指標の分類
ベンゼン等の有害大気汚染物質の環境基準達成率(%)成果指標
基準値年度当初値今年度目標値今年度実績値長期的目標値
数値100100100100
時点平成23年度末平成24年度末平成24年度末平成26年度末
根拠となる計画等その他計画の名称計画指標の選定理由
将来ビジョン 環境イニシアティブプラン

指標4

指標名指標の分類
大気中のダイオキシン類濃度(pg-TEQ/Nm3)成果指標
基準値年度当初値今年度目標値今年度実績値長期的目標値
数値0.012pg−TEQ/Nm30.0110.0120.0140.012pg−TEQ/Nm3
時点平成19年度平成23年度末平成24年度末平成24年度末概ね平成30年度末
根拠となる計画等その他計画の名称計画指標の選定理由
環境イニシアティブプラン

3.目標を実現するための主要事業・主要制度

番号主要事業・主要制度事業概要・スケジュール
1公共下水道推進基金造成事業 (トータルコスト予算額22,772千円)・市町村の公共下水道事業推進基金の造成経費に補助し、整備を促進。
2流域下水道事業費 (トータルコスト予算額593,681千円)・中部地域の1市3町に係る天神川流域下水道の整備、維持管理。
3農林漁業集落排水事業推進基金造成事業 (トータルコスト予算額70,495千円)・農林漁業集落排水施設整備に要する経費に係る借入金の償還基金造成を支援し、整備を促進。
4合併処理浄化槽設置推進事業 (トータルコスト予算額19,557千円)・浄化槽管理者への維持管理指導、普及啓発。 ・市町村への権限移譲の促進。
5合併処理浄化槽設置費補助事業 (トータルコスト予算額18,086千円)・県、市町村で合同処理浄化槽の設置に補助し、整備を促進。 ・市町村が設置する合併浄化槽整備基金造成に補助し、整備を促進。
6水質汚濁防止対策費 (トータルコスト予算額112,536千円)・公共用水域等調査・指導  県内の河川・湖沼・海域(海水浴場を含む)・地下水を常時監視し、水質の維持・保全及び異常時の原因究明を図る。 ・事業場排水調査・指導  工場・事業場の立入調査・管理指導
7とっとりの豊かで良質な地下水の保全及び持続的な利用事業 (トータルコスト予算額55,794千円)「とっとりの豊かで良質な地下水の保全及び持続的な利用に関する条例」に基づき、「持続可能な地下水利用協議会」、「地下水研究プロジェクト」を柱とし、各種取組を実施。
8大気汚染防止対策事業 (トータルコスト予算額71,271千円)・工場、事業場に対する立入検査の実施。 ・一般環境、沿道環境の大気汚染状況の測定・検証。
9環境汚染化学物質対策事業 (トータルコスト予算額22,008千円)・工場、事業場に対する立入検査の実施。 ・一般環境のダイオキシン類等の化学物質の測定・検証。

4.評価

■最終評価(年度末時点)

進捗評価
○(予定どおり) 
達成度の評価
8
評価理由
○生活排水処理については、各市町村がそれぞれの計画に基づき、公共下水道、農業集落排水等の整備手法を用い、整備を進めているところ。 ○河川・海域の水質について、計画どおり水質調査を実施するとともに、事業場等の立入調査を実施(189件)しているところ。  また、水質事故44件が発生しているが、その都度、関係機関等が連携し対応を図るとともに、再発防止策を講じているところ。 ○立入検査を実施し、現時点でダイオキシンに係る排出基準違反が1件あるが、改善措置の指導しているところ。また、環境中のダイオキシン濃度は、平均で0.013(環境基準0.6pg-TEQ/Nm3)であった。なお、有害大気汚染物質の環境基準は達成している。(2月末) 

H25年度の取組成果
○生活排水処理については、各市町村が、それぞれの計画に基づき、公共下水道、農業集落排水等の整備手法を用い、整備を進めている。 ○生活排水処理人口普及率については、徐々にではあるが着実に向上しているところ。
○地下水環境の保全 ○25.4月の条例施行による届出の受理、県の地下水研究プロジェクトを25.5設置、採取事業者による地下水利用協議会を25.7設立して、地下水保全のプラットホームを整備しつつある。
○大気汚染の発生源となる事業場への立入検査を実施し、適正な維持管理を指導している。 ○現時点で排出基準違反が1件あり、指導中のところである。いままでのところ光化学オキシダント、浮遊粒子状物質及び微小粒子状物質を除いて環境基準も達成されている。また、環境中のダイオキシン濃度は、平均で0.013(環境基準0.6pg-TEQ/Nm3)であった。
○昨年度より、中国等の微小粒子状物質の問題が話題となり、県民の関心が高まっている。そのため、県民への情報提供強化のため測定体制の整備を段階的に行っている。 ○微小粒子状物質の測定装置を倉吉市に加え、境港市に設置した。(県内4局体制(鳥取市、米子市、倉吉市、境港市))
課題今後の取組
○生活排水処理については、地域によっては普及率の低い地域もある。○引き続き市町村と連携して更なる普及率の向上に努める。
○地下水環境の保全○条例の運用では事前影響調査の手法等の確立、地下水利用協議会は会員にメリットある事業の提案と入会率の向上の取組み、研究プロジェクトは流動解析等への研究に着手する。
○大気汚染の発生源となる事業場の適正な維持管理○大気汚染の発生源となる事業場への立入検査を実施し、適正な維持管理の指導を引き続き行う。また、解体工事等の石綿飛散防止として、大気汚染防止法及び鳥取県石綿健康被害防止条例に基づく適正な運用を引き続き指導していく。

※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。


この工程表へのお問い合わせ

水・大気環境課 所属長名 金涌孝則 電話番号 0857-26-7400


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