農林水産部 東部農林事務所 鳥取農業改良普及所の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
| 部局名 | 部局長名 | 所属名 | 所属長名 | 職員数 |
| 農林水産部東部農林事務所 | 部長 西山信一 所長 中村均 | 鳥取農業改良普及所 | 片山純一 | 18 |
組織ミッション
農業者の自立と流通・販売を踏まえた「売れるものづくり」への支援
1.政策内容と目標
(1)政策内容
地域にあった新品目・新品種による産地づくり・特産品づくり
(2)長期的目標
| 政策項目(アジェンダ) | 将来ビジョン | 環境イニシアティブプラン | アクションプラン(教育振興基本計画) | その他 |
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○
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●将来ビジョンの取組の方向性(該当所属のみ)
| 番号 | 大項目 | 取組みの方向性 |
| 1 | T【ひらく】地域で・県外で・国外で新時代に向かって扉をひらく | D-1年間を通じて切れ目なく本県のいろいろな農産物を出荷するとともに、鳥取オリジナル品種、こだわりのある農産物等(二十世紀梨につながるリレー出荷(連続的な出荷)が可能な梨新品種の導入による鳥取梨のシリーズ化等)を育成・普及します。 |
(3)今年度の目標
JAいなば戦略野菜の生産拡大、県内育成梨新品種の導入推進と早期収量確保、柿新品種「輝太郎」の産地化推進
2.測定指標
指標1
| 指標名 | 指標の分類 |
| 白ねぎ栽培面積(いなば農協全体) | 成果指標 |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
| 数値 | 40.3ha | | 47ha | 42.7ha | 52ha |
| 時点 | H25.3.31 | | H26.3.31 | H26.3.5 | H28.3.31 |
| 根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
| その他計画等 | 鳥取農業改良普及所普及指導計画 | |
指標2
| 指標名 | 指標の分類 |
| 梨新品種導入面積(いなば農協全体) | 成果指標 |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
| 数値 | | 27ha | 31ha | 40.8ha | 40ha |
| 時点 | | H25.4.1 | H26.3.31 | H26.3.5 | H28.3.31 |
| 根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
| その他計画等 | 鳥取農業改良普及所普及指導計画 | |
指標3
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
| 数値 | | 4.6ha | 5.6ha | 6.6ha | 8ha |
| 時点 | | H25.4.1 | H26.3.31 | H26.3.5 | H28.3.31 |
| 根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
| その他計画等 | 鳥取農業改良普及所普及指導計画 | |
3.目標を実現するための主要事業・主要制度
| 番号 | 主要事業・主要制度 | 事業概要・スケジュール |
| 1 | 農業改良普及指導活動費 (トータルコスト予算額817146千円) | 試験研究機関、市町村、農業に関する団体、教育機関等と密接な連絡を保ち、専門の事項又は普及指導活動の技術及び方法について調査研究を行うと共に、巡回指導、相談、農場展示、講習会の開催その他の手段により、直接農業者に接して、農業生産方式の合理化その他農業経営の改善又は農村生活の改善に関する科学的技術及び知識の普及指導を行うことに必要な経費
スケジュールは「普及指導計画」に記載 |
| 2 | 「新甘泉」生産強化モデル支援事業 (トータルコスト予算額36389千円) | |
| 3 | みんなでやらいや農業支援事業 (トータルコスト予算額265291千円) | |
4.評価
■最終評価(年度末時点)
| 進捗評価 |
| ○(予定どおり) |
| 達成度の評価 |
| 8 |
| 評価理由 |
| 白ネギは目標を下回ったものの、本年度の活動により平成26年度46haの作付けがほぼ確定し、育苗が行われている。梨、柿の栽培面積は目標を超えており、梨については長期目標の面積まで導入が進んだ。 |
| H25年度の取組 | 成果 |
| 1白ねぎの秋冬ネギ出荷の前進化と生産安定
10月出荷予定生産者を巡回し技術支援を行った。
額縁明渠の設置を巡回及び指導会で呼びかけた。
排水改善のため、籾殻施用の試験ほを設置した。
白ねぎ生産者大会で栽培技術のポイントを講演した。
2面積拡大に向けた作型の実証
春ネギの栽培状況を確認し巡回指導した。水田地帯で試作ほを設置した
飯盛山での早期出荷を巡回指導した。
新規就農予定者へ栽培を誘導した | 出荷時期の前進化や春ネギ、夏ネギなど新たな作型に取り組む農家が出てきた。
新規就農予定者の就農計画に白ねぎ入れる者が出てきた。
早期出荷に技術を検討する者が出てきており、次年度作に向け大苗育苗の数が増加してきた。
飯盛山での早だしに目処が立ち、新規就農者も意欲を示す者が出てきた。 |
| 1新品種(新甘泉など)の事業を活用した栽培面積の拡大
高接ぎとモデル園(事業)設置を生産部に紹介するとともに、実施を支援した。
モデル園設置に向けた技術支援を行った。
2早期収量確保を目的とした栽培管理技術の向上
ジョイント栽培の実証園を設置するとともに、実施農家の技術支援を行った。 | ・佐治果実部と福部果実部が高接ぎ事業により、新甘泉の導入を行うことになった(佐治:H25年 度 14戸 187a 穂木2,700本、福部:H26年度 取りまとめ中)。
・国府の造成地1.1haで4戸が新甘泉と秋甘泉のジョイント仕立て栽培に取り組むことになり、栽培が スタートした。苗木は地植えではなくポット育苗の集中管理をすることで入植者の合意がとれた。
・H26年春にジョイント栽培実証園(青谷16a)のジョイントが完成する見込みで、管内の先進事例として 研修会等に活用された。
・新甘泉ニューモデル園が管内で3園(佐治13a、河原15a,青谷18a) 設置されることになった。
国府の |
| 1「輝太郎」の栽培面積の拡大
梨生産者を含む果樹農家へ「輝太郎」の栽培を啓発した。
「輝太郎」の認知度アップのため試食会を開催した。
2「輝太郎」の栽培技術習得支援
基本的な管理について、指導会や巡回等で指導した。
西条柿の幼木を「輝太郎」に一挙更新する方法を支援した。 | ・梨生産者の中で新規に「輝太郎」を植え付ける人ができ、梨・柿複合経営を進めることができた。
、「輝太郎」苗木導入本数が目標の約2倍となった。
・梨園跡地への新植が2園でき、荒廃地対策の事例ができた。
・県内消費者に試食会で「輝太郎」の品質の高さをPRできた。 |
| 課題 | 今後の取組 |
| 白ねぎの10月出荷作型生産安定
新規就農者の生産安定 |
モデルほ場の設置、巡回指導 |
| 梨新品種の早期樹幹拡大と管理技術の普及
柿「輝太郎」の生産安定と面積拡大
直売所における柿「輝太郎」の適期収穫の普及 |
モデルほ場の設置、パンフレットの作成と配布、巡回指導 |
※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。
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鳥取農業改良普及所 所属長名 片山純一 電話番号 0857-20-3562