地域振興部 男女共同参画センターの工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
部局名 | 部局長名 | 所属名 | 所属長名 | 職員数 |
地域振興部 | 部長
多田治樹 | 男女共同参画センター | 大西孝弘 | 14 |
組織ミッション
鳥取県の男女共同参画推進の拠点として、男女共同参画に関する県民の取組や活動を支援
1.政策内容と目標
(1)政策内容
男女共同参画の理解を広げる普及啓発と地域や職場などにおける人材育成
(2)長期的目標
政策項目(アジェンダ) | 将来ビジョン | 環境イニシアティブプラン | アクションプラン(教育振興基本計画) | その他 |
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○
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○
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●将来ビジョンの取組の方向性(該当所属のみ)
番号 | 大項目 | 取組みの方向性 |
1 | X【支え合う】お互いを認め、尊重して、支え合う | @県、市町村、男女共同参画を推進する団体の連携を強化し、職場、地域、家庭などあらゆる場面で、男女共同参画を進めるための理解者やリーダーとなる者を増やすための普及啓発・人材育成を推進します。 |
2 | X【支え合う】お互いを認め、尊重して、支え合う | B社会の制度や慣行を見直し、防災や消防の取組に女性の力を活かしたり、住民団体等の役員への女性登用促進、男性の育児休業の取得・家事等への参画を推進します。 |
3 | X【支え合う】お互いを認め、尊重して、支え合う | C男女共同参画推進企業(仕事と家庭の両立に配慮しながら、男女ともに働きやすい職場環境づくりを積極的に進める企業)認定制度を通じた企業への働きかけや中小企業労働相談所の機能強化などのほか、企業経営者等の意識改革のためのシンポジウムによる普及啓発等により、多様な生き方を選べる社会を構築するため、ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)を促進します。 |
●所属で設定する長期目標(設定がある場合のみ)
第3次鳥取県男女共同参画計画基本テーマ
○男女共同参画の視点に立った社会制度や慣行の見直し、意識の改革
○職場、家庭、地域において多様な生き方を選べる社会の実現
○人権が尊重され、誰もが健康で安心して暮らせる社会づくり
(3)今年度の目標
○県、市町村の広報紙、ホームページ、よりん彩ネットなどを活用した広報の実施
○センターの講座実施、市町村・団体などとの連携による普及啓発
○男性や若年層を対象にした男女共同参画の理解を深めるための広報・啓発の実施
○男性向けの子育てや家庭生活、地域活動の実践講座の実施
○企業への仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)についての普及啓発
○地域活性化を促進するための女性リーダーの養成
○地域における方針決定過程への女性の積極的参加を促す講座の実施
2.測定指標
指標1
指標名 | 指標の分類 |
固定的性別役割分担に同感しない県民割合 | 成果指標 |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 46% | 45% | 50% | − | 55% |
時点 | 平成16年度 | 平成21年度 | 平成25年度 | − | 平成26年度 |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
その他計画等 | 第3次鳥取県男女共同参画計画 | 男女共同参画理解を把握するための指標 |
指標2
指標名 | 指標の分類 |
よりん彩事業への男性参加の割合 | 活動指標 |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 27% | 41% | 45% | 43% | 40% |
時点 | 平成22年度 | 平成24年度 | 平成25年度 | 平成25年度 | 平成28年度 |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
その他計画等 | 第3次鳥取県男女共同参画計画 | 男性にとっての男女共同参画理解促進する事業の実施状況を表す指標 |
指標3
指標名 | 指標の分類 |
よりん彩が実施する男性の家庭・地域活動への参画支援講座回数 | 活動指標 |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 5回 | 11回 | 15回 | 11回 | 10回 |
時点 | 平成22年度 | 平成24年度 | 平成25年度 | 平成25年度 | 平成28年度 |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
その他計画等 | 第3次鳥取県男女共同参画計画 | 男性にとっての男女共同参画理解促進する事業の実施状況を表す指標 |
指標4
指標名 | 指標の分類 |
県、市町村、団体等が実施する人材育成講座の回数 | 活動指標 |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 30回 | 53回 | 55回 | 43回 | 50回 |
時点 | 平成22年度 | 平成24年度 | 平成25年度 | 平成25年度 | 平成28年度 |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
将来ビジョン その他計画等 | 第3次鳥取県男女共同参画計画 | 男女共同参画を推進する人材育成の実施状況を表す指標 |
3.目標を実現するための主要事業・主要制度
番号 | 主要事業・主要制度 | 事業概要・スケジュール |
1 | 男女共同参画普及啓発事業 (トータルコスト予算額21014千円) | ○よりん彩記念日フォーラムの開催支援(4月)
○共同参画時代の自分磨きセミナーによる啓発(4月〜3月)
○よりん彩活動支援事業を活用した男性向け講座開催の働きかけ
○男女共同参画推進人材育成協働事業による人材育成(6月〜)
○女性相談に関わる相談員等のための基礎講座による人材育成(6月〜)
○男女共同参画に関する学習プログラム作成(5月〜2月) |
4.評価
■最終評価(年度末時点)
進捗評価 |
△(やや遅れ) |
達成度の評価 |
6 |
評価理由 |
よりん彩記念日フォーラムと自分j磨きセミナーを同時開催するなどの工夫でより普及啓発効果が高まった。
人材育成協働事業では、女性の政策決定への参画に関する講座が多く企画され、方針決定場面への女性参画への機運の高まりにつながった。
相談に関わる人たちの基礎講座は、定員を大幅に上回る申し込みがあり、受講者のニーズに添った内容となった。
学習プログラムは内容の検討が十分にできなかった。 |
H25年度の取組 | 成果 |
○よりん彩記念日フォーラムの開催支援
〜学び・楽しみ・無限大〜をテーマとして4月28日に開催し、約900人の来場者・参加者があり、活気あふれる内容となった。今年度は、「共同参画時代の自分磨きセミナー」や「2013 男女共同参画の明日を拓く発表会」も同時開催し、よりん彩を知って活用していただくための一定の成果をあげることができた。 | よりん彩の直轄事業を同時に実施し、夫婦のコミュニケーションについて学んだり、よりん彩に関わっている民間団体の活動状況報告から、お互いの活動を知り、情報・意見交換を行ったことから、今後の各団体の連携・活性化の一助となった。 |
○共同参画時代の自分磨きセミナーによる啓発(4月〜2月)
直営事業3回 委託事業4回実施 | 直営事業の1企画では、北栄町・湯梨浜町と両教育委員会の後援を得て開催した。教育関係者の参加もあり、アンケート結果から高い満足度を得ている。職場のコミュニケーションをテーマに開催した事業では、人材バンク登録講師による実践的なワークショップが好評であった。 |
○よりん彩活動支援事業を活用した男性向け講座開催の働きかけ
公開講座及び研修支援講座により、男性向け講座開催を支援した。 | 男性向け講座として、公開講座2件、研修支援講座4件を採択した。男性にとっての男女共同参画を意識した講座開催に関心が高まっている。 |
○男女共同参画推進人材育成協働事業による人材育成
ア 委託事業
5月と7月及び9月の3段階で募集を行い、計4件の事業について委託契約を行い、6月以降各 事業を実施した。
イ 直営事業
2月と3月の2回、男女共同参画の基礎講座と広報企画講座の2講座を開催した。 | 今年度は「女性の政策・方針決定への参画」に関する企画が多く、女性の立場での男女共同参画への取組みの機運の高まりが見受けられた。 |
○相談に関わる人たちの基礎講座による人材育成
今年度は「女性の相談」だけでなく、「男性相談、多様な性、相談のスキルアップ」の3つのテーマ で東・中・西部の3会場で実施した。 | 各会場とも、定員を上回る申し込みがあり、よりん彩に現在求められているテーマに合致したのと考える。 |
○学習プログラム作成
所内で作成チームを組織し、所で作成した啓発パンフレットや、カルタ、DVD等を使用したプログラム案を検討したが十分にできていない。 | 学習プログラム作成過程で、出前講座での活用を前提にした検討作業を行い、その検討内容を実際の出前講座で実践した。 |
課題 | 今後の取組 |
○よりん彩記念日フォーラムは、もっとよりん彩を知って活用してもらえるような企画・仕掛けが必要。 | 来年度の開催に向けて、今秋から実行委員会を立ち上げ、幅広い層からの参加を求めて企画を検討していく。〜Let’s Enjoyよりん彩〜をテーマにミニコンサートなどを企画し県民の集客を図る。 |
○自分磨きセミナーは、 企画内容は大変有効であるが、十分な広報ができていないために参加者が計画を下回っている。事業実施スケジュールに余裕がないために、広報に十分な時間が取れていない。方法もチラシ配布が中心であり、参加対象者へ情報が届いていない。ターゲットを絞った企画と広報が必要。 | 開催地の市町村に後援依頼し広報活動に協力をいただくなど、対象者をより絞り込んだ企画を進める。 |
○人材育成事業(委託事業)は2年続けて残枠が生じており、起業な どを含めた新たな団体の掘り起こしや必要に応じて働きかけを進め る必要性がある。
○同事業の直営事業については、年度初めから実施するよう企画の早期決定を行い、周知を広く行うことが肝要。 | 広い層や団体・企業等の参画があるように、関係機関への周知や働きかけと直営事業においては早期のテーマ・講師選定を行、早期実施を心がける。 |
○広報・チラシの作成に改善の余地があり、工夫によってさらに多様な層からの参加を求めたい。 | 今年度の講座の振り返りを行い、来年度に工夫をする必要のある項目について検討を行う。 |
※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。
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男女共同参画センター 所属長名 大西孝弘 電話番号 0858-23-3901