生活環境部 循環型社会推進課の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
部局名 | 部局長名 | 所属名 | 所属長名 | 職員数 |
生活環境部 | 中山貴雄 | 循環型社会推進課 | 森本智史 | 10 |
組織ミッション
みんなで進める廃棄物を出さない持続可能な社会の実現
○一般廃棄物(ごみ)リサイクルの推進
○産業廃棄物適正処理の推進
○不法投棄の撲滅
1.政策内容と目標
(1)政策内容
○一般廃棄物(ごみ)リサイクルの推進
○産業廃棄物適正処理の推進
○不法投棄の撲滅
(2)長期的目標
政策項目(アジェンダ) | 将来ビジョン | 環境イニシアティブプラン | アクションプラン(教育振興基本計画) | その他 |
○
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○
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○
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●政策項目
アジェンダ | 政策項目 |
X 彩り、輝き - 鳥取の誇り | (@-1,2,3に続いて) また、中海や湖山池などの水質改善や、地球温暖化を防ぐ森林整備、共生の森や里づくりなどに取り組むとともに、ごみリサイクル率30%を目指します。【このうち、ごみリサイクル率30%について】 |
●将来ビジョンの取組の方向性(該当所属のみ)
番号 | 大項目 | 取組みの方向性 |
1 | V【守る】鳥取県の豊かな恵み・生活を守り、次代へつなぐ | @買物の際レジ袋を使用しないためのマイバッグの普及、何度も繰り返し洗って使用できるリユース食器の利用拡大、家庭・事業所での分別の徹底等により、廃棄物を極力出さない持続可能な循環型社会を目指します。一人当たりのごみ(一般廃棄物)の排出量を抑制します。 |
2 | V【守る】鳥取県の豊かな恵み・生活を守り、次代へつなぐ | Aゼロエミッション(工場等における排出物をゼロにすること)の実現を目指し、産業廃棄物の減量化・リサイクルを一層推進します。 |
3 | V【守る】鳥取県の豊かな恵み・生活を守り、次代へつなぐ | B県内に産業廃棄物最終処分場(再生利用や中間処理できない廃棄物を最終処分するための処分場)を確保します。 |
●環境イニシアティブプラン
番号 | 目標 | 施策 | 具体的な目標 |
1 | 【3 循環社会】環境負荷低減の取組みが経済活動として成立する社会経済システムの実現 | 3-1 4R社会の実現 | 大量生産、大量消費、大量廃棄型の従来の社会のあり方やライフスタイルを見直し、廃棄物のリフューズ・リデュースに努めるとともに、廃棄物とされたものについてはリユース・リサイクルを通じて資源としてできる限り利用するシステムの構築を推進し、4つのRが定着した循環型社会の形成を目指します。 |
2 | 【3 循環社会】環境負荷低減の取組みが経済活動として成立する社会経済システムの実現 | 3-3 低炭素社会との調和 | 廃棄物の排出抑制による温室効果ガスの発生抑制や再生利用が困難で焼却せざるを得ない廃棄物をエネルギーとして活用することにより、「循環型社会」と「低炭素社会」との調和を目指します。 |
3 | 【3 循環社会】環境負荷低減の取組みが経済活動として成立する社会経済システムの実現 | 3-4 廃棄物の適正処理体制の確立 | 廃棄物処理業者等の育成・指導を徹底するとともに、周辺の生活環境の保全に配慮しながら廃棄物処理施設の確保を行い、県内廃棄物の適正処理体制の確立を目指します。併せて、市町村や関係機関と連携して不法投棄の撲滅を推進します。 |
(3)今年度の目標
@4R社会の実現
・地域の実情に応じた市町村等の取組支援を行うとともに、リサイクル企業が有する再生技術と市町村とのマッチングを図る。併せて、フォーラム開催等による情報発信を通じて、ごみ減量・リサイクル
の取組を加速させる。
・環境意識の高い民間団体や環境大学と連携し、ごみ減量リサイクル実践活動(生ごみの水切り・堆肥化、雑紙の分別等)を全県的に推進する。
A低炭素社会との調和
・紙おむつや下水道汚泥等の焼却処理が困難な廃棄物のエネルギー活用を推進する。
B産業廃棄物の適正処理の推進
・廃棄物処理施設の立入り指導や適正処理に必要な廃棄物処理施設の県内確保を通じて、産業廃棄物の適正処理を推進する。
C不法投棄の撲滅
・市町村や関係機関と連携して不法投棄の未然防止を推進するとともに、悪質な不法投棄事案については、警察や弁護士等の協力を得ながら原因者の責任を追及する。
2.測定指標
指標1
指標名 | 指標の分類 |
一般廃棄物のリサイクル率 | 成果指標 |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 23.3% | 26.3% | 29% | 26.0% | 30% |
時点 | H21 | H23 | H25 | H24 | H26 |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
アジェンダ 将来ビジョン 環境イニシアティブプラン その他計画等 | 鳥取県廃棄物処理計画(H23〜H26) | |
指標2
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 19千トン | 19千トン | 13千トン | 20千トン | 11千トン |
時点 | H21 | H23 | H25 | H24 | H26 |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
環境イニシアティブプラン その他計画等 | 鳥取県廃棄物処理計画(H23〜H26) | |
指標3
指標名 | 指標の分類 |
一般廃棄物の排出量(1人一日当たり) | 成果指標 |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 913グラム | 976グラム | 910グラム | 977グラム | 880グラム |
時点 | H21 | H23 | H25 | H24 | H26 |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
環境イニシアティブプラン その他計画等 | 鳥取県廃棄物処理計画(H23〜H26) | |
指標4
指標名 | 指標の分類 |
産業廃棄物のリサイクル率 | 成果指標 |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 75.5% | 75.5% | 75.8% | − | 76% |
時点 | H21 | H23 | H25 | − | H26 |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
環境イニシアティブプラン その他計画等 | 鳥取県廃棄物処理計画(H23〜H26) | |
指標5
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 27千トン | 23千トン | 23千トン | − | 23千トン |
時点 | H21 | H23 | H25 | − | H26末 |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
環境イニシアティブプラン その他計画等 | | |
指標6
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 576千トン | 568千トン | 576千トン | − | 576トン |
時点 | H21 | H23 | H25 | − | H26 |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
環境イニシアティブプラン その他計画等 | 鳥取県廃棄物処理計画(H23〜H26) | |
指標7
指標名 | 指標の分類 |
廃棄物由来のエネルギー・熱回収に取組む事業者数 | 成果指標 |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 2事業者 | 3事業者 | 8事業者 | 3事業者 | 10事業者 |
時点 | H22末 | H24末 | H25末 | H25末 | H26末 |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
環境イニシアティブプラン | | |
指標8
指標名 | 指標の分類 |
熱回収施設設置者の認定数 | 成果指標 |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 0事業者 | 0事業者 | 3事業者 | 0事業者 | 5事業者 |
時点 | H22末 | H24末 | H25末 | H25末 | H26末 |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
環境イニシアティブプラン | | |
指標9
指標名 | 指標の分類 |
管理型産業廃棄物最終処分場の建設着手件数 | 成果指標 |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 0件 | 0件 | - | − | 1件 |
時点 | H22末 | H24末 | H25末 | − | H26末 |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
環境イニシアティブプラン | | |
指標10
指標名 | 指標の分類 |
優良産業廃棄物処理業者認定業者数 | 成果指標 |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 0事業者 | 19事業者 | 25事業者 | − | 30事業者 |
時点 | H22末 | H24末 | H25末 | − | H26末 |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
環境イニシアティブプラン | | |
3.目標を実現するための主要事業・主要制度
番号 | 主要事業・主要制度 | 事業概要・スケジュール |
1 | リサイクルフロンティア推進事業 (トータルコスト予算額43527千円) | ○ごみ減量・リサイクルの取組を全県的に加速するため、市町村等の取組支援やリサイクル企業が有する再生技術と市町村
のマッチングを行うとともに、とっとりグリーンウェイブの一環として「リサイクルフロンティア推進フォーラム」を開催し、県内の
先進的な取組等について情報発信を行う。 |
2 | Let's4R実践活動推進事業 (トータルコスト予算額7896千円) | ○家庭及び事業所におけるごみ減量・リサイクルの実践活動(生ごみの水切り・堆肥化、雑紙の分別等)に取り組む民間団体 等を支援する。併せて、実践団体と市町村で推進会議を開催し実践活動の拡大を図るとともに、鳥取環境大学と連携してコ
ンポスト化手法の確立と普及啓発等を行う。 |
3 | 一般廃棄物適正処理推進事業 (トータルコスト予算額17114千円) | ○市町村が行う一般廃棄物行政について必要な助言を行うとともに、一般廃棄物の処理状況等の調査を行い、市町村、県民
への情報提供等を通じてごみ減量・リサイクルの普及啓発を図る。 |
4 | 産業廃棄物適正処理推進事業 (トータルコスト予算額177720千円) | ○産業廃棄物の実態調査を実施するとともに、事業者に対する適正処理の指導や産業廃棄物処理施設の立入検査等を行う。
併せて、多量排出事業者への個別訪問を行い、減量・リサイクルの取組みの推進を図る。 |
5 | 廃棄物不法投棄対策強化事業 (トータルコスト予算額34845千円) | ○不法投棄の監視体制を強化するため、廃棄物適正処理推進指導員を配置(東部・中部・西部)するとともに監視カメラ等を設 置する。併せて、重点警戒箇所を中心に関係機関との合同パトロールの実施や警察と連携した真相究明等を行い、不法投
棄の撲滅を図る。 |
6 | 環境管理事業センター支援事業 (トータルコスト予算額33086千円) | ○産業廃棄物管理型最終処分場の整備を推進するため、(公財)鳥取県環境管理事業センターが行う住民理解を得るための
調査事業及びセンター管理運営事業に対して支援を行う。 |
4.評価
■最終評価(年度末時点)
H25年度の取組 | 成果 |
@4R社会の実現
・地域の実情に応じた生ごみ、小型家電、焼却灰等のごみ減量リサイクルに取り組む9市町村等を支
援することとした。
・ごみ減量リサイクル実践活動に取り組む民間団体を支援するとともに、鳥取環境大学と連携し「とっ
とり流コンポスト化手法」の確立と普及に向けた検証を実施する。 | @4R社会の実現
・市町村の新たな取組等が拡大してきた。
例)岩美町(シンク直結型の新たな生ごみ処理機の導入促進)、鳥取中部ふるさと広域連合(小型家電・焼却灰リサイクル)、湯梨浜町(生ごみ液肥を活用した保育園等での環境教育)など
・ごみ減量リサイクルの実践者が拡大してきた(H23:517名→H24:1,467名→H25:2,240名(見込み))。また、「とっとり流コンポスト化手法」について、モデル地区等での取組結果を踏まえてマニュアル及びQA集を作成した。 |
A低炭素社会との調和
・伯耆町による紙おむつペレット燃料の専用ボイラー導入を支援するとともに、民間企業による生ごみ
のメタン発酵発電の検討に協力していく。 | A低炭素社会との調和
・伯耆町の紙おむつペレット専用ボイラーが平成26年3月に導入され、エネルギーの新たな循環利用システムが4月から稼働することとなった。また、生ごみメタン発酵発電について、事業性が見込まれることから、引き続き関係市町村と連携した取組を検討することとなった。 |
B産業廃棄物適正処理
| B産業廃棄物適正処理 |
C不法投棄の撲滅
・東、中、西部に設置した連絡協議会(市町村、警察及び関係機関)を開催し、関係者で連携を図り
ながら、重点警戒箇所を中心とした合同パトロールの実施、監視カメラ等の設置、広報啓発活動を
行っていく。
・悪質な不法投棄等事案については、調査検討会議(弁護士等専門家が参加)を設置し、原因者追 及等の有効な方法を検討する。 | C不法投棄の撲滅
・連絡協議会を通じて、不法投棄が多い地区に対する重点警戒箇所の指定、監視カメラ・警報装置の増設・移設、効果的対策事例の紹介、合同パトロールにおける現場指導、広報啓発活動の推進等の抑止対策を実施した。
・不法投棄事案について、立入検査、原因者に対する報告徴収、対応状況等を踏まえ、調査検討会議で協議するなど関係機関が連携して原因者追及に向けた取組みを実施した。 |
課題 | 今後の取組 |
@4R社会の実現
・リサイクルの推進に加え、ごみ減量化の取組を強化していく必要がある。
・また、「とっとり流コンポスト化手法」の普及などにより、4R実践活動の拡大を一層促進していく必要がある。 | @4R社会の実現
・ごみ減量化を推進するため、食べきりや簡易包装推進運動のモデル事業を実施し、全県展開へ向けた検討を行う。
・また、鳥取環境大学、民間団体、市町村等と連携し、「とっとり流コンポスト化手法」の普及等を通じて4R実践活動の拡大を推進する。 |
A低炭素社会との調和
・紙おむつペレットの循環利用モデル(伯耆町モデル)について、県内 市町村への波及を図っていく必要がある。 | A低炭素社会との調和
・伯耆町モデルの取組内容や事業効果について県内市町村へ情報提供し取組を促していく。現在、2町が実施に向けて検討中である。 |
C不法投棄の撲滅
・不法投棄撲滅のための効果的抑止対策及び発生した不法投棄等事案に対する的確な対応を推進していく必要がある。 | C不法投棄の撲滅
・東、中、西部の連絡協議会を通じて、重点警戒箇所の見直し、監視カメラ・警報装置の効果的配置、パトロールの強化、広報啓発活動、廃棄物撤去活動の推進等の抑止対策を実施する。
・悪質な不法投棄等事案については、検討会議において原因者追及等を検討するとともに、環境省等関係機関と連携して的確に対応する。 |
※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。
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循環型社会推進課 所属長名 森本智史 電話番号 0857-26-7562