地域振興部 東部振興監 東部振興課の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
部局名 | 部局長名 | 所属名 | 所属長名 | 職員数 |
地域振興部東部振興監 | 齋藤明彦 | 東部振興課 | 馬田浩一 | 29 |
組織ミッション
○県東部地区の県民の安全安心な暮らしに資する防災・危機管理体制の整備
○県東部地区の住民主体の地域づくり活動や自然、農産物等地域資源を活用した取り組みを支援し、活性化を推進
○県東部地区の特定非営利活動法人の設立・運営を支援し、特定非営利活動の健全な発展を推進
○県東部地区の農林漁業と商工業等との連携による新たな商品開発やサービス等を生み出し地域活性化を推進
○県東部地区の中山間地域振興の推進による中山間地域の活性化を推進
1.政策内容と目標
(1)政策内容
県東部地区の農林漁業者と商工業者等の連携による新たな商品開発やサービス等を生み出し地域活性化を推進
(2)長期的目標
政策項目(アジェンダ) | 将来ビジョン | 環境イニシアティブプラン | アクションプラン(教育振興基本計画) | その他 |
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○
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●将来ビジョンの取組の方向性(該当所属のみ)
番号 | 大項目 | 取組みの方向性 |
1 | U【つなげる】様々な活動・力をつなげ、結集して、持続可能で、魅力あふれる地域を創る | @商工業、農林水産業、観光等の各産業が連携し、地域資源の活用等により、1次産業から3次産業までの生産・加工・販売が連携した新産業(いわゆる「6次産業」)や新たな価値を創出します。これに伴い、就業機会も拡大します。 |
(3)今年度の目標
・農商工こらぼネット等で情報共有し、適切な連携、支援体制を構築し農商工連携の取組みを増やす。
・有望案件を選択の上、現地支援チームを編成しモデル事例を育成する。(^・鹿の有効活用、生姜及びその加工品のブランド化、地域生産物を使った加工事業者育成等)
2.測定指標
指標1
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | | 0 | 10 | | |
時点 | | | | | |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
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3.目標を実現するための主要事業・主要制度
番号 | 主要事業・主要制度 | 事業概要・スケジュール |
1 | 地域資源活用・農商工連携促進事業 (トータルコスト予算額千円) | 農商工連携を促進するために関係者の情報共有による新たな取り組みの掘り起こしと現地支援チームによる支援体制強化を行う。
・東部農商工こらぼネット会議(関係機関による情報交換会)の開催 (隔月6回)
・重点支援チームによるモデル事例育成 3チーム |
2 | とっとりジビエ利用促進総合対策事業(とっとりジビエ消費拡大事業) (トータルコスト予算額千円) | 有害鳥獣で捕獲された猪、鹿を地域資源として有効活用を図る。肉、角、きば等を使った新たな商品等の開発を進める。
(研究会の開催)
ジビエ料理提供店の増加や加工品を開発により、鳥取の魅力ある食材として県内外で消費拡大を図る。
(マッチング商談会の開催、試食会) |
3 | とっとりジビエ利用促進総合対策事業(いなばのジビエ開発普及事業) (トータルコスト予算額5684千円) | 「いなばのジビエ推進協議会に」コーディネーターを配置し、捕獲〜消費拡大に係る活動を支援する。
(食肉処理の衛生管理に関する研修(9月)、消費拡大に向けた調理・試食会(10月)などトータルコーディネートを実施。) |
4 | みんなで支え合う中山間地域づくり総合支援事業 (トータルコスト予算額59272千円) | |
4.評価
■最終評価(年度末時点)
進捗評価 |
◎(予定以上) |
達成度の評価 |
9 |
評価理由 |
・こらぼネット情報交換会に加え本年度新たに異業種マッチング交流会、農商工6次産業化の集い等を開催し、新たな連携が多数生まれた。^、鹿有効活用の取組は面的広がりができ、農商工連携による地域活性化に発展した。西いなばサポート隊の結成等、異業種の連携による商品開発の新たな活動がスタートした。 |
H25年度の取組 | 成果 |
1.農業、商工支援団体の連携支援に向け農商工こらぼネット情報交換会(隔月5回)を開催した。
2.農業者と商工事業者等の新たなマッチングを進めるため、異業種マッチング交流会やセミナー、
農商工連携・6次産業化の集いを開催した。
3.重点支援チームによりモデル事例育成
(1)いなばのジビエ推進協議会の活動を軸に、料理提供店舗の拡大、新商品開発、未利用部位の 有効活用を図った。
(2)地域生産物を活用した周年加工事業者育成
(3)西いなば全体で地域資源を見直し地域活性化に取組活動を開始 | ・支援案件42(平成24年度からの継続14、新規28)となり、相談対応案件が増加した。
・異業種マッチング交流会には農林業業者、商工事業者56社及び関係機関107名が参加し18社のマッチングが成立した。参加者から継続要望が多く平成26年度も実施予定。
・農商工連携、6次産業化の集いには98名の参加があり、先進事例や東部の取組を普及できた。
・料理提供店舗の拡大(10店→18店)、ジビエ加工開発(鹿ウインナー、ジビエ薬膳火鍋セット)、皮テイクアウト商品開発(ジビエバーガー、ジビエ丼)によるイベント出店、角加工品(鞄、アクセサリー、小物)、鹿皮体験工房開店等ができた。また店舗が一体的に連携したいなばのジビエフェア等の開催でマスコミに多く取り上げられ一般消費者のジビエ認知度が向上した。また、ジビエ氷温熟成肉や角有効成分の抽出等に向けた検討を開始した。
・果物(梨、柿)、きのこ等を利用した商品開発が進んだ。また加工原料(ピューレ、粉末、乾燥、水煮)としての商品開発をし、企業からの委託加工量も増加した。
・鳥取西いなばサポート隊が結成され、水産物(なまこ、海藻、海女等)、農産物(生姜)、食肉(ジビエ、地鶏ピヨ)、観光(飲食店、旅館)の活用プロジェクトを開始した。 |
課題 | 今後の取組 |
1.農業者と商工事業者等の新たなマッチングを進めるため、異業種マッチング交流会やセミナーの開催。
2.重点支援チームによりモデル事例育成
(1)^、鹿有効活用及び消費拡大
(2)地域生産物を活用した周年加工事業者育成
(3)西いなば全体で地域資源を見直し地域活性化に取組活動を開始 | 1.東部農商こらぼネット参加組織と事業連携も勘案し具体的開催時期やテーマを決定(4月)
(1)いなばのジビエ推進協議会との連携を図りながら、未利用部位の活用や新商品開発を進める。商工労働部との連携を図りながら鳥取大学、食品開発研究所、氷温研究所との試験研究を実施し、公表可能な結果は事業者の商品開発や広報宣伝に活用する。
(2)規格外品の有効活用が望まれる白葱等の農産物を掘り起こし有効活用を検討。
(3)西いなばサポート隊(事務局:東部商工会産業支援センター)のプロジェクト計画活動を支援。 |
※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。
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東部振興課 所属長名 馬田浩一 電話番号 0857-26-7966