生活環境部 くらしの安心局 くらしの安心推進課の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
部局名 | 部局長名 | 所属名 | 所属長名 | 職員数 |
生活環境部くらしの安心局 | 部長 中山貴雄 局長 藪田千登世 | くらしの安心推進課 | 小畑正一 | 15 |
組織ミッション
【県民の食や生活に関する安心・安全の確保】
・食品の安全性の確保
・生活衛生営業の衛生管理の確保
・適正な表示や計量の確保
・動物愛護の推進
・安心して暮らせる犯罪のないまちづくりの推進
・交通安全対策の推進
1.政策内容と目標
(1)政策内容
県民の食や生活に関する安全・安心の確保
○食品事業者の自主的な衛生管理の推進
○県民が安心して暮らせる犯罪のないまちづくりの推進
○交通安全対策の推進
○温泉資源の保全利用
(2)長期的目標
政策項目(アジェンダ) | 将来ビジョン | 環境イニシアティブプラン | アクションプラン(教育振興基本計画) | その他 |
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○
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○
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●将来ビジョンの取組の方向性(該当所属のみ)
番号 | 大項目 | 取組みの方向性 |
1 | V【守る】鳥取県の豊かな恵み・生活を守り、次代へつなぐ | @事業者が行う自主的な衛生管理が一定水準にあると認められる施設を県が認定する「とっとり食の安全認定制度(クリーンパス)」の取得を促進する等により、県民の食の安全を確保し、食に対する信頼性を向上させることを目指します。食の安全に対し積極的な食品等取扱業者と食の安全に対する意識が高い消費者グループ等を「とっとり食の安全ネットワーク」としてネットワーク化し、相互理解による食の安全・安心の確保を図ります。 |
2 | V【守る】鳥取県の豊かな恵み・生活を守り、次代へつなぐ | D総合相談窓口の設置など、犯罪被害者の権利利益の保護を図り、支援を充実します。 |
3 | V【守る】鳥取県の豊かな恵み・生活を守り、次代へつなぐ | E-1「鳥取県犯罪のないまちづくり推進条例」に基づく推進計画の策定や、防犯ボランティア団体の活性化等により、地域が一体となった登下校時の子どもの安全確保等も含め、犯罪の防止に向けた環境を整備します。 |
4 | V【守る】鳥取県の豊かな恵み・生活を守り、次代へつなぐ | F県民の交通安全意識の高揚を図るとともに、通学路の整備、体験型運転者教育等による高齢の方の交通安全対策の推進等により、交通事故の発生を抑止します。 |
●環境イニシアティブプラン
番号 | 目標 | 施策 | 具体的な目標 |
1 | 【4 安全・安心】安全で安心してくらせる生活環境の実現 | 4-1 大気・水・土壌環境の保全と地下水の適正管理 | ○温泉資源の保全利用
温泉資源の保護、可燃性天然ガスによる災害防止及び温泉利用の適正化を図るために、温泉掘削等の許可や温泉の定点観測等を行います。 |
(3)今年度の目標
○食品事業者の自主的な衛生管理の推進:とっとり食の安全認定制度に基づく認定施設数を延べ65施設とする。
○県民が安心して暮らせる犯罪のないまちづくりの推進:犯罪発生件数を7.4件/千人以下とする。鳥取県優良防犯施設の認定を延べ100施設とする。
○交通安全対策の推進:交通事故の発生件数、交通事故による死亡者数を年間25人以下とする。
○温泉資源の保全利用:温泉の湧出量、水位、温度等の適切な把握を行う。
2.測定指標
指標1
指標名 | 指標の分類 |
とっとり食の安全認定制度に基づく施設の認定 | 成果指標 |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 1施設 | 15施設 | 65施設 | 17施設 | 200施設 |
時点 | H17 | H24 | H25 | H26. 3.31 | H30 |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
将来ビジョン | | 食品事業者の自主的衛生管理の推進による食の安全確保 |
指標2
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 10.4件/千人 | 7.4件/千人 | 7.4件/千人 | 7.4件/千人 | 7.89件/千人 |
時点 | H19 | H24 | H25 | H25.12.31 | H30 |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
将来ビジョン | | 県民が安心して暮らせる犯罪のないまちづくりの推進 |
指標3
指標名 | 指標の分類 |
鳥取県優良防犯施設の認定 | 成果指標 |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 0施設 | 87施設 | 100施設 | 92施設 | 466施設 |
時点 | H20 | H24 | H25 | H26. 3.31 | H30 |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
将来ビジョン | | 県民が安心して暮らせる犯罪のないまちづくりの推進 |
指標4
指標名 | 指標の分類 |
交通事故による死亡者数の減少 | 成果指標 |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 42人/年 | 30人 | 25人 | 25人 | 25人/年 |
時点 | H22 | H24 | H25 | H25.12.31 | H27 |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
将来ビジョン | | 県民の命を守る交通安全対策の推進 |
指標5
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | − | | − | − | − |
時点 | − | | − | − | − |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
環境イニシアティブプラン | | 温泉の湧出量、水位、温度等の適切な把握による水資源の保全 |
3.目標を実現するための主要事業・主要制度
番号 | 主要事業・主要制度 | 事業概要・スケジュール |
1 | 県民による食の安全・安心推進事業 (トータルコスト予算額13384千円) | ・とっとり食の安全認定制度の周知及び認定推進
・鳥取県食の安全推進会議の開催
・食の安全モニターの設置
・食品キッズリポーター事業の実施 |
2 | 犯罪被害者等相談・支援事業 (トータルコスト予算額8965千円) | ・犯罪被害者等の相談対応、啓発事業の支援
・犯罪被害者人権学習会の開催
・地域保健福祉活動連携事業の実施
・犯罪被害者等緊急避難場所確保のための支援 |
3 | 犯罪のないまちづくり普及啓発事業 (トータルコスト予算額10218千円) | ・鳥取県犯罪のないまちづくり推進計画の周知及び普及活動の推進
・地域安全フォーラム開催の支援
・防犯リーダー研修会の開催
・優良防犯施設の認定
・鳥取県犯罪のないまちづくり協議会への助言、指導 |
4 | 安全なまちづくりLED防犯灯設置促進事業 (トータルコスト予算額3294千円) | ・市町村等が新設するLED防犯灯に対する補助 |
5 | 交通安全対策推進事業 (トータルコスト予算額17347千円) | ・交通安全母の会連合会の支援・指導
・鳥取県交通安全対策会議の開催
・鳥取県交通対策協議会の実施する各種事業、運営経費の助成
(交通安全県民大会の開催、高齢者交通安全対策事業等の実施) |
6 | チャイルドシート使用促進事業 (トータルコスト予算額2798千円) | チャイルドシート使用率向上のため、保護者等に対する啓発活動を実施 |
7 | 温泉資源保全利用推進事業 (トータルコスト予算額14137千円) | ・温泉定例調査の実施
・温泉定点観測の実施
・温泉掘削許可等の指導 |
4.評価
■最終評価(年度末時点)
進捗評価 |
○(予定どおり) |
達成度の評価 |
7 |
評価理由 |
犯罪発生件数及び交通事故死亡者数については、平成25年度及び長期的目標を達成した。
とっとり食の安全認定制度及び鳥取県優良防犯施設の認定数については、目標に対する進捗は遅れているが、認定取得の働きかけとともに認定基準の見直しなど制度的な改善も進めており、認定数の増加に努めているところ。 |
H25年度の取組 | 成果 |
○とっとり食の安全認定制度に基づく施設の認定
食品事業者への立入検査時に個別に認定取得の働きかけを行ったほか、各地区で毎月実施する食品衛生責任者講習会などで制度の周知を図った。 | ○とっとり食の安全認定制度に基づく施設の認定
10月に西部地区の事業者を認定し、認定施設数は17件となったが、目標に対する進捗は遅れている。 |
○犯罪発生件数の減少
防犯対策として、ロックの日街頭キャンペーン(6/9)、盗難防止の日街頭キャンペーン(10/7)を実施するとともに、防犯リーダー研修会(9/2、9/3)を開催した。 | ○犯罪発生件数の減少
平成25年の犯罪発生件数が、戦後最少の4,279件(前年比0.8%減)となり、目標値である犯罪発生率7.4件/千人を達成した。 |
○鳥取県優良防犯施設の認定
共同住宅の認定のため現地調査を実施した。また県警主催の会議において県コンビニエンスストア等防犯協議会に制度の説明を行うなどコンビニチェーンに、認定の取得を働きかけた。 | ○鳥取県優良防犯施設の認定
共同住宅について5施設を認定し、計92施設となった。 |
○交通事故による死亡者数の減少
高齢者と子どもの交通事故防止を重点に、関係機関・団体と連携の上、各期の交通安全運動を行うとともに、保育所・小学校での交通安全教室の開催や広報検問及び飲食店の巡回などによる啓発活動を実施した。また、県政テレビ番組「週刊とりリンク」やマンガを用いたテレビCMを放映するなどして、交通事故抑止対策の普及啓発を行った。 | ○交通事故による死亡者数の減少
平成25年の人身事故件数は昨年に比べ減少(1,389件→1,280件))するとともに、死亡者数も大幅に減少(30人→25名)し、目標の25人を達成した。交通戦争と言われた昭和40年代のピーク時に比べ、人身事故発生件数は1/4、死亡者数は1/5に減少し、特に死亡者数は過去60年で最も少ない数となった。 |
○温泉資源の保全利用
温泉資源の保全状況について適切に把握を行った。 | ○温泉資源の保全利用
温泉資源の状況についてデータの集積が図られてた。 |
課題 | 今後の取組 |
○とっとり食の安全認定制度に基づく施設の認定
認定のメリットは衛生管理水準の向上であるが、事業者側には認定に係る書類作成や継続的な監視・記録に対する負担感がある。また、一般消費者に対する制度の周知・普及が不十分であり、認定の二次的メリットである企業イメージの向上にも繋がっていない。 | ○とっとり食の安全認定制度に基づく施設の認定
3月に手順書作成のガイドラインを改訂し、既に他の認証制度を取得している事業者については申請事務の軽減化を図るなど、認定制度の見直しを行った。また、県政だより(3月号)を活用して制度の周知を図ったところであるが、今後は、食の安全・安心対応ワンストップ相談窓口(産業技術センター食品開発研究所)とも連携し、食品事業者に制度導入の必要性やメリット等を周知啓発し、認定の取得をより一層働きかけていく。 |
○犯罪発生件数の減少
犯罪認知件数中、窃盗犯の占める割合が高く、また自転車盗、車上ねらい及び侵入盗では施錠なしでの被害割合が高いことから、鍵かけの徹底を啓発することが必要。 | ○犯罪発生件数の減少
引き続き街頭啓発活動やフォーラムを開催するとともに、各種メディアを活用して施錠の徹底など防犯対策意識の啓発をより一層進めていく。 |
○鳥取県優良防犯施設の認定
施設の認定には設備改修等が必要な場合が多いが、制度の目的から基準を緩和することは難しく、認定件数の増加に支障を来している。 | ○鳥取県優良防犯施設の認定
共同住宅について新築・建て替え等の情報があれば、認定取得に向けた働きかけを積極的に行うとともに、優良防犯施設の制度そのものについて周知啓発を図っていく。 |
○交通事故による死亡者数の減少
交通事故発生件数及び死亡者数は減少したが、高齢者の死亡者割合が約44%を占めていることから、引き続き、高齢者の交通事故防止対策を進める必要がある。 | ○交通事故による死亡者数の減少
高齢者に対する参加・体験・実践型の交通安全教育を開催するとともに、市町村、関係機関・団体とも連携しながら各期の交通安全運動及び日々の啓発活動を推進し、ドライバー及び歩行者の立場から一人一人の交通安全意識の高揚を図っていく。 |
○温泉資源の保全利用
温泉資源の保全状況を確認するため、観測井戸や観測機器のメンテナンス等が必要。 | ○温泉資源の保全利用
引き続き、観測井戸のデータを集積し、温泉資源の保全状況を適切に確認する。 |
※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。
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