中部総合事務所 農林局 林業振興課の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
部局名 | 部局長名 | 所属名 | 所属長名 | 職員数 |
中部総合事務所農林局 | 所長 中山孝一
局長 今井敏彦
| 林業振興課 | 鈴木和寿 | 15 |
組織ミッション
持続可能な森林経営と森林機能の高度発揮
1 森林経営の団地化、林道・作業道の整備等による低コスト林業の推進
2 低コスト林業を通じた森林の保全・整備
3 地域材の需要拡大と安定供給の促進
1.政策内容と目標
(1)政策内容
低コスト林業を通じた森林の保全・整備
(2)長期的目標
政策項目(アジェンダ) | 将来ビジョン | 環境イニシアティブプラン | アクションプラン(教育振興基本計画) | その他 |
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(3)今年度の目標
間伐及び間伐材の搬出促進、竹林対策の促進
2.測定指標
指標1
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 201 ha/年 | - | 600ha/年 | | 700 ha/年 |
時点 | 24年度 | | 25年度 | | 27年度 |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
| | スギ・ヒノキ人工林について、搬出間伐を中心とする間伐を促進するため、今年度は森林経営計画団地の育成を図りつつ550haの間伐を目標とする。 |
指標2
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 19,441 m3/年 | - | 19,000m3/年 | | 20,000 m3/年 |
時点 | 24年度 | | 25年度 | | 27年度 |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
| | スギ・ヒノキ人工林の間伐材搬出により、資源の有効利用と森林所有者へ収益還元を促進するため、今年度は19千m3の間伐材搬出を目標とする。 |
指標3
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 17.3 ha/年 | - | 17ha/年 | | 20 ha/年 |
時点 | 24年度 | | 25年度 | | 27年度 |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
| | 拡大する放置竹林の整備を進めるため、今年度は17haのタケノコ栽培林化及びクヌギ造林を目標とする。 |
指標4
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 9トン/年 (皮付き) | - | 15 トン/年 (皮付き) | | 30 トン/年 (皮付き) |
時点 | 24年度 | | 25年度 | | 27年度 |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
| | タケノコ栽培林化による竹林の適正・持続的管理を推進するため、タケノコの生産・集荷・加工体制を整えつつ、今年度は15トン(皮付き)の集荷・加工を目標とする。 |
3.目標を実現するための主要事業・主要制度
番号 | 主要事業・主要制度 | 事業概要・スケジュール |
1 | 鳥取県緑の産業再生プロジェクト事業 (トータルコスト予算額2737483千円) | 間伐、路網整備、森林境界の明確化、高性能林業機械、木材加工施設等への助成 |
2 | 間伐材搬出促進事業 (トータルコスト予算額607066千円) | 間伐材の搬出経費に助成(3,500円/m3) |
3 | 中部発!やらいや タケノコビジネス支援事業 (トータルコスト予算額1974千円) | タケノコ栽培塾、モデル竹林の普及・PRの実施 |
4 | とっとり環境の森づくり事業(造林費) (トータルコスト予算額78679千円) | 森林環境保全税による保安林の間伐等の上乗せ助成、竹林対策・森林体験等に助成 |
5 | 竹林有効活用推進事業 (トータルコスト予算額17207千円) | 竹林の伐採・加工等に必要な機械整備・竹材搬出等に助成 |
4.評価
■最終評価(年度末時点)
進捗評価 |
△(やや遅れ) |
達成度の評価 |
8 |
評価理由 |
間伐材の搬出量及びタケノコの集荷量においては計画を上回ったが、間伐面積及び竹林の整備面積については、計画量に達することが出来なかった。 |
H25年度の取組 | 成果 |
間伐の推進 | 目標600ha/年 実施329ha(55%) |
間伐材の搬出 | 目標19,000m3/年 実施21,957m3(116%) |
竹林整備の推進 | 目標17ha/年 実施8.6ha(51%) |
タケノコの集荷促進 | 目標15 トン/年 (皮付き) 実績25t(167%) |
課題 | 今後の取組 |
・効率的な間伐材搬出が可能な路網配置等、森林経営計画の着実
な実行について継続指導が必要。 | @事業実行の効率化を図る団地の取りまとめについて指導を行う。
A事業実行団地内における幹線・支線の適正配置について指導を行う。 |
・タケノコ栽培塾により栽培技術に関する知識が普及しつつあるが、
修了生の竹林には優良なタケノコ栽培林としての管理水準に達して
いないものがある。
・自ら竹林を管理できない所有者が多い一方、タケノコ栽培林を自家
所有以外にも拡大したい生産者がいるというミスマッチがある。 | @ 「やらいや!タケノコ栽培塾」で栽培技術を普及するとともに、 今後の地域への技術普及の担い手「タケノコ栽培士」を養成す
る(目 標:30人)。また、栽培塾修了生に対する現地でのフォローアップ 指導を行う。
A市町を通じてパンフレットを全戸配布し、竹林を第三者に管理してほしい所有者と規模拡大を図りたい生産者とのマッチングを
進める。 |
※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。
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林業振興課 所属長名 鈴木和寿 電話番号 0858-23-3178