平成25年度工程表
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農林水産部 農林総合研究所 林業試験場の工程表

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基本的事項

所管組織、所管責任者

部局名部局長名所属名所属長名職員数
農林水産部農林総合研究所部長 西山信一 所長 下中雅仁林業試験場大西良幸13

組織ミッション

森林資源の循環利用を担う「自立した林業・木材産業」の実現に向けた研究・技術開発

1.政策内容と目標

(1)政策内容

健全で豊かな森林(県土)づくり

(2)長期的目標

政策項目(アジェンダ)将来ビジョン環境イニシアティブプランアクションプラン(教育振興基本計画)その他

●所属で設定する長期目標(設定がある場合のみ)

林地崩壊発生場所予測のための地下水音探査法の実用化を行い、安全で持続的な森林の保全・活用に資する。

(3)今年度の目標

微地形判読により崩壊危険地と判定された箇所での地下流水音探査法による水みちの確認、
及び林道開設予定地における掘削前後の調査による危険地判定と水みち判定の実証を行う。

2.測定指標

測定指標なし

3.目標を実現するための主要事業・主要制度

番号主要事業・主要制度事業概要・スケジュール
1地下流水音探査法を用いた効果的山地災害対策のための技術開発 (トータルコスト予算額4,482千円)森林資源の有効利用を目的として、今後、林業専用道や作業道の開設の増加が予測 される中で、近年、台風の大型化や集中豪雨が多発傾向にあり、路網整備に伴う災害の 増加が懸念される。 路網整備に係る災害発生を防止・軽減するには、被災危険箇所を回避したルート設定が 重要である。 山地における危険箇所の簡易判定技術として、斜面崩壊と密接な関係がある地下水の 水みちを音により探査する方法が森林総合研究所で研究されているが、調査事例が少なく 実用化に至っていない。 そこで、本県の林道・作業道開設予定地等で地下流水音探査法の実証試験を行い、地下 流水音探査法による危険箇所判定技術を実用化し、山地災害発生の防止とともに、安全で 継続的に利用できる低コストな道づくりに資する。

4.評価

■最終評価(年度末時点)

進捗評価
○(予定どおり) 
達成度の評価
7
評価理由
林道開設前の調査から推定した水みちと開設後の法面からの湧水の発生位置等を調査した結果、推定した水みちと発生した湧水の位置は概ね一致した。 

H25年度の取組成果
林道等大規模な土工を行う区域における実証試験 林道開設前の自然斜面において地下流水音探査を行い、その結果から水みちを推定した。その後、開削した法面からの発生した湧水等の位置と推定した水みち位置との関係を調査した結果、推定した水みちと発生湧水の位置は概ね一致した。
課題今後の取組
崩壊危険箇所抽出技術の開発広大な山地から水みちの集中する崩壊危険箇所をピンポイントに抽出する技術を開発する。

※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。


この工程表へのお問い合わせ

林業試験場 所属長名 大西良幸 電話番号 0858-85-2511


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