農林水産部 水産振興局 栽培漁業センターの工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
部局名 | 部局長名 | 所属名 | 所属長名 | 職員数 |
農林水産部水産振興局 | 部長 岸田悟、局長 三木教立 | 栽培漁業センター | 古田晋平 | 11 |
組織ミッション
食のみやこ鳥取」の魅力ある水産物の創出や持続的な生産技術の提供
○栽培漁業の推進
○資源管理型漁業の推進
○陸上養殖の推進
○収益性の高い漁業の導入
○漁場環境の監視と修復技術の導入
1.政策内容と目標
(1)政策内容
C漁場(沿岸・内水面)環境の監視と保全技術の開発・普及
(2)長期的目標
政策項目(アジェンダ) | 将来ビジョン | 環境イニシアティブプラン | アクションプラン(教育振興基本計画) | その他 |
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(3)今年度の目標
沿岸漁場環境(水温・塩分・赤潮・貝毒・餌料プランクトン・藻場等)の監視と広報
湖山池における漁場環境等の監視
2.測定指標
指標1
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 12回(海洋観測1回/月) | 12回 | 12回 | | 12回 |
時点 | − | | | | − |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
| | 漁場(沿岸・内水面)環境の監視と保全技術の開発・普及 |
指標2
指標名 | 指標の分類 |
湖山池における漁場環境等の監視 | 活動指標 |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 8回 | 9回 | 9回 | | 9回 |
時点 | − | | | | − |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
| | 漁場(沿岸・内水面)環境の監視と保全技術の開発・普及 |
3.目標を実現するための主要事業・主要制度
番号 | 主要事業・主要制度 | 事業概要・スケジュール |
1 | 豊かで安心な魚を育む漁場環境監視事業 (トータルコスト予算額9088千円) | 本事業では、県下の水産物が安定的かつ持続的に供給されるように、沿岸域の漁場環境や漁獲情報の収集に努め、主に沿岸漁業者を対象として、調査結果を迅速に発信し、1ヶ月先までの近い将来の操業に役立ててもらうことを目的としている。
また、鳥取県の天然イワガキ「夏輝」を対象とした食の安全性を確保するとともに、アワビ・サザエ等磯根資源を育成する磯場における藻場の磯焼けや有害プランクトンによる赤潮被害の防除および被害状況を監視し、豊かな漁場を守ることを目的としている。 |
2 | 湖山池漁場環境回復試験 (トータルコスト予算額24438千円) | 「湖山池将来ビジョン」に基づく湖山川水門開放が、湖内の水質・底質へ与える影響を把握するとともに、昨年発生した赤潮を発生動向を監視する。
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4.評価
■最終評価(年度末時点)
進捗評価 |
○(予定どおり) |
達成度の評価 |
7 |
評価理由 |
計画どおり調査等を実施した。 |
H26年度の取組 | 成果 |
・有害赤潮の来遊予測を行い赤潮被害の防除に努めた。
・海洋観測により近年の環境状況を周知する。
・藻場の定点調査を実施した。 | ・今年度は有害赤潮が来遊し、漁業者の防除作業を支援した。
・観測結果を旬報等で漁業者に海況を広報した。
・藻場の盛衰を把握し、県内の藻場の状況を漁業者へ説明した。 |
・水質・底質の定期観測
・赤潮発生状況調査
・ヤマトシジミの貝毒マウス検査 | ・赤潮プランクトンは見られたものの、大規模な発生は無かった。
・シジミから赤潮プランクトンの貝毒成分は検出されなかった。 |
課題 | 今後の取組 |
藻場の調査において漁業者からの聞き取りとの乖離がある。 | GPSを用いた機器の導入により面での調査を実施する。 |
・有毒赤潮プランクトンの増殖特性の解明
・シジミ毒化過程の解明 | 県衛生環境研究所、(独)水産総合研究センターと連携して赤潮の定期観測、ヤマトシジミの貝毒検査を行う。 |
※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。
この工程表へのお問い合わせ
栽培漁業センター 所属長名 古田晋平 電話番号 0858-34-3321