農林水産部 農業振興戦略監 畜産課の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
部局名 | 部局長名 | 所属名 | 所属長名 | 職員数 |
農林水産部農業振興戦略監 | 部長 岸田 悟 | 畜産課 | 米田和晃 | 15 |
組織ミッション
「食のみやこ鳥取県」を支える畜産物のブランド化、安定供給の推進
○和牛、乳製品、地鶏や豚などのブランド化を推進するために、増産体制を構築する
○安心・安全な畜産物の生産に必要な衛生管理体制を整備する
○高品質な畜産物の安定供給のため、更なる自給飼料の増産・利用体制を推進する
1.政策内容と目標
(1)政策内容
安心安全な畜産物の生産に必要な衛生管理体制の整備
(2)長期的目標
政策項目(アジェンダ) | 将来ビジョン | 環境イニシアティブプラン | アクションプラン(教育振興基本計画) | その他 |
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○
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●所属で設定する長期目標(設定がある場合のみ)
家畜疾病発生数の低減
(3)今年度の目標
家畜疾病の年間発生(法定伝染病・届出伝染病)の県内発生率を全国発生率以下
2.測定指標
指標1
指標名 | 指標の分類 |
家畜疾病の年内年間発生率(法定伝染病・届出伝染病) | 成果指標 |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 県内発生率(%)2.8% 全国発生率(%)2.3% | 県内発生率(%)9.4% 全国発生率(%)3.5% | 県内発生率を全国発生率以下 | 全国平均5.2% 県内平均11.4% | 県内発生率を全国発生率以下 |
時点 | 平成19年 | 平成25年 | 平成26年 | 平成26年 | 毎年 |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
| | 全国発生率と比較することにより目標達成を具体化するため |
3.目標を実現するための主要事業・主要制度
番号 | 主要事業・主要制度 | 事業概要・スケジュール |
1 | 家畜衛生対策事業 (トータルコスト予算額96964千円) | 安全安心な畜産物の生産に必要な衛生管理体制の整備を行うため、畜産農家における衛生実態調査に基づく改善指導、家畜衛生情報の提供、技術支援、動物用医薬品及び流通飼料の適正使用について指導等を行う。
4月〜3月事業実施 |
2 | 家畜伝染病予防事業 (トータルコスト予算額168420千円) | ・家畜伝染病予防法に基づき、法定伝染病、届出伝染病を対象として発生を予防するための監視及びまん延防止のための検査を行う。
・家畜伝染病予防法に規定される法定伝染病、届出伝染病の診断に必要な検査及び診断用資材を整備。
・高度な診断について技術の習得。
・24ヶ月齢以上の死亡牛全頭のBSE検査の実施。
4月〜3月事業実施 |
3 | 特定家畜伝染病危機管理対策事業 (トータルコスト予算額137659千円) | ・口蹄疫、高病原性鳥インフルエンザ発生に伴う移動制限による家畜及び生産物の損失補償を行う
・口蹄疫、高病原性鳥インフルエンザ発生農家の処分家畜の焼埋却を実施
・国際定期便旅行者の靴底消毒の委託
・防疫演習等の実施
4月〜3月事業実施 |
4 | 自衛防疫強化総合対策事業 (トータルコスト予算額6599千円) | 家畜の伝染病発生を防止するため、(公社)鳥取県畜産推進機構が実施する予防接種について、農家が負担する接種料の一部を助成する。
4月〜3月事業実施 |
5 | 農場HACCP推進事業 (トータルコスト予算額7553千円) | ・指導員要請のための県内講習会の開催
・農場HACCP取組農場の検討会の開催
・農場HACCP認定手数料等の助成
4月〜3月事業実施 |
4.評価
■最終評価(年度末時点)
進捗評価 |
△(やや遅れ) |
達成度の評価 |
5 |
評価理由 |
牛白血病の発生継続、鶏伝染性喉頭気管炎(ILT)及び豚流行性下痢等(PED)の発生により県内の監視伝染病発生率が全国発生率を上回った。一方、PEDでは周囲へのまん延、農場での再発を防止した。また、平成24年度から重点的に取り組んだ牛ウイルス性下痢粘膜病の発生件数は減少していることから、今後発生率の低下が見込まれる。 |
H26年度の取組 | 成果 |
関係機関と協力し、公共牧場に入牧する牛について牛ウイルス性下痢粘膜病の検査と摘発淘汰を行い清浄化を図る。 | 上半期で4頭を摘発し、10月以降は発生が認められなかった。 |
豚流行性下痢の発生防止のため、農場、食肉センター及び死亡畜取扱い場等に立入検査を行い、農場へのウイルス侵入防止対策を指導する。 | 発生農場から他農場へのまん延及び農場での再発を防止した |
課題 | 今後の取組 |
県内への侵入防止対策の徹底 | 県外導入牛について着地検疫と検査を徹底 |
ワクチン接種による発生防止 | 自衛防疫組織による異常産ワクチン、牛ウイルス性粘膜病、日本脳炎などのワクチン接種推進 |
※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。
この工程表へのお問い合わせ
畜産課 所属長名 米田和晃 電話番号 0857-26-7286