平成26年度工程表
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県土整備部 空港港湾課の工程表

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基本的事項

所管組織、所管責任者

部局名部局長名所属名所属長名職員数
県土整備部部長 長谷川具章空港港湾課森下博15

組織ミッション

地域経済・産業発展を支える基盤整備
・鳥取港、境港の計画的な整備、維持管理、利用促進
・その他港湾、県管理の漁港の計画的な維持管理、利用促進
・鳥取空港及び米子空港の適切な運営、計画的な維持管理、利用促進

1.政策内容と目標

(1)政策内容

境港の取扱貨物量の増加

(2)長期的目標

政策項目(アジェンダ)将来ビジョン環境イニシアティブプランアクションプラン(教育振興基本計画)その他

●政策項目

アジェンダ政策項目
U 産業未来・雇用創造(D-1に続いて) これによりリサイクル貨物5倍増など、貨物や旅客の貿易・交流を活発化させます。【このうち、貨物の交流活発化について】

●将来ビジョンの取組の方向性(該当所属のみ)

番号大項目取組みの方向性
1T【ひらく】地域で・県外で・国外で新時代に向かって扉をひらくB-1北東アジア諸国との距離感など地理的優位性を背景に、米子空港の2,500メートル化、定期航路・航空路の拡充等により、国際経済交流を促進します。
2T【ひらく】地域で・県外で・国外で新時代に向かって扉をひらくB-3また、物流の効率化により県内産業の競争力を強化し、貿易量を増大させ、「北東アジアゲートウェイ構想」 を実現します。

●所属で設定する長期目標(設定がある場合のみ)

境港の取扱貨物量の増加 平成30年度目標:貨物取扱量530万トン コンテナ取扱量21,900TEU

(3)今年度の目標

トライアル輸送による国内定期貨物船航路の誘致について、積極的に取り組みを図る。環日本海定期貨客船や国際RORO船による旅客・貨物の増大に対応するためには、港湾施設の機能強化が不可欠であることから、引き続き竹内南地区貨客船ターミナルの早期事業化について、官民あげて国等に強く働きかけていく。また、境港におけるリサイクル物流の増加を図るため、広域的な先進港との連携によるリサイクルビジネスのマッチングと、情報共有、先進港のノウハウを吸収し、東北とのリサイクル物流の拡大による境港のリサイクル貨物の取扱量の増加を図る。

2.測定指標

指標1

指標名指標の分類
取扱貨物量成果指標
基準値年度当初値今年度目標値今年度実績値長期的目標値
数値321.9万t364.8万t400万t530万t
時点H21H25H26H30
根拠となる計画等その他計画の名称計画指標の選定理由
将来ビジョン

指標2

指標名指標の分類
コンテナ取扱量成果指標
基準値年度当初値今年度目標値今年度実績値長期的目標値
数値12,209TEU23,398TEU23,400TEU21,900TEU
時点H21H25H26H30
根拠となる計画等その他計画の名称計画指標の選定理由

3.目標を実現するための主要事業・主要制度

番号主要事業・主要制度事業概要・スケジュール
1国際海上コンテナ関係 (トータルコスト予算額9,516千円)○国際コンテナターミナル管理・運営効率化推進 ○コンテナ貨物取扱量増加に向けたポートセールス
2《再掲》国際及び国内フェリー・RORO船関係 (トータルコスト予算額47,500千円)○国際フェリー・RORO船を利用したトライアル輸送 ○国内RORO船誘致事業 ○貨物車両運用検討調査

4.評価

■最終評価(年度末時点)

進捗評価
○(予定どおり) 
達成度の評価
6
評価理由
全体貨物においては目標値には届かなかったものの、コンテナ貨物については長期的目標を上回る23,139TEUを達成した。 

H26年度の取組成果
中国地方と北海道、北陸及び関東の物流促進及び効率化を目的とし、国内RORO船の定期航路の就航に向け、境港と苫小牧港(及び新潟港)を結ぶトライアル輸送に取り組んでおり、今後、数回のトライアル輸送を計画している。また、広域的な先進港との連携によるリサイクルビジネスのマッチングと情報共有等により、東北とのリサイクル物流拡大による境港のリサイクル貨物の取扱量の増加について取り組んでいるところである。 施設整備については、環日本海定期貨客船や国際RORO船による旅客・貨物の増大に対応するためには港湾施設の機能強化が不可欠であることから、竹内南地区貨客船ターミナル整備事業の早期事業化に向けて、国等に強く働きかけているところである。 昨年度までに実施した国内RORO船トライアル輸送を実施した結果、(海上輸送により)陸送経費やリードタイムの削減等が検証でき、定期航路の就航に向けた方向性が確認できたところ。リサイクル関係については、本年8月に、鉄・非鉄金属等のリサイクル工場の進出が決定した。
課題今後の取組
国内RORO船で確実に貨物を確保するために、境港背後におけるシャーシ(トレーラー)輸送体制を確立する必要があり、取扱貨物量の増加に向けた課題となっている。 また、リサイクル物流については、国内ではまだ陸送が主流であるが、輸送コストが高いことから、海上輸送によるコスト削減が必要である。(山陰地方では、リサイクル製品を利用する企業も少なく、山陰地方のみではビジネスチャンスが少ないのが現状である。)国内RORO船会社も定期化に向けて取り組んでおり、境港寄港となる方向で協議を重ねているところ。 リサイクル関係では、リサイクル物流の先進港である山形県酒田市において開催されるリサイクルポート連携勉強会や国際資源循環フォーラム等に境港周辺の関係企業が参加し、酒田港・能代港等の背後企業との情報交換やビジネスマッチングなどの検討を引き続きを行うこととしている。 また、増加する貨物を取り扱うには施設が必要であるが、貨客船ターミナル整備事業の早期着手に向けて、引き続き、国等に働きかけて行くこととしている。

※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。


この工程表へのお問い合わせ

空港港湾課 所属長名 森下博 電話番号 0857-26-7348


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