福祉保健部子育て王国推進局皆成学園の工程表

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基本的事項

所管組織、所管責任者

部局名	部局長名	所属名	所属長名	職員数
福祉保健部子育て王国推進局	部長　松田佐惠子、局長　森田靖彦	皆成学園	園長　井上和之	71

組織ミッション

１　入所利用児童へのサービスの向上及び充実
２　在宅障がい児のサポート機能の充実
３　発達障がい児（者）に対する地域における総合的な支援体制整備の推進（『エール』発達障がい者支援センター）

１．政策内容と目標

（１）政策内容

在宅障がい児のサポート機能の充実

（２）長期的目標

政策項目（アジェンダ）	将来ビジョン	環境イニシアティブプラン	アクションプラン（教育振興基本計画）	その他

（３）今年度の目標

○児童発達支援実施時や支援会議等を通じ、保護者、関係機関と常に情報を共有するとともに、就学へのスムーズな移行支援を行う。
○発達支援事業利用児童の園訪問を実施し、児童の状況を確認して支援に生かすとともに、保育園・幼稚園で取り組める支援内容を助言・提案する。
○市町の保育士等研修の受け入れを継続し、市町の発達支援体制推進に協力する。
○中部圏域における当園に対するニーズを市町等から聞き取りし、今後の当園のあり方の方向性を検討する
○それぞれの児童の利用目的に即して、学校、児相等の関係機関と連携協力しながら支援を提供する。

２．測定指標

測定指標なし

３．目標を実現するための主要事業・主要制度

番号	主要事業・主要制度	事業概要・スケジュール
1	（トータルコスト予算額千円）

４．評価

■最終評価（年度末時点）

進捗評価
○（予定どおり）
達成度の評価
7
評価理由
上期から下期に至るまで、現在利用している児童について療育・保護者支援・移行支援については計画どおり遅滞なく行うことができた。また、サポートブックについても新様式を作成することが出来た

H26年度の取組	成果
就学を控えた利用児童について、全員の移行支援会議に出席し、当園児童発達支援事業で実施していた支援について、文書と併せて視覚的にわかる資料を作成、説明した。必要に応じて、当園で作成した視覚支援グッズを小学校へ提供し、慣れた環境を整えていただけるようにした。相談支援事業所との連携も行った。　年長児童については、保護者ピアカウンセリングの中でサポートブック作成支援を行った。	当園での支援内容を就学先の学校に書面で引き継ぐことで、学校側のスムーズな受け入れ準備ができ、円滑な移行支援につながった。　サポートブックの様式を見直したことにより、保護者及びペアレントメンターから、作成しやすくなったとの声があった。
一人で育児に思い悩むことのないよう、育児への困り感の軽減を図り、保護者の仕事等の緊急的な日中一時支援事業利用や短期入所の受入れ（てんかんを有する児童を含む）にあたり、保健師と連携して通院に同行し、留意事項の確認や緊急時の対応（フローチャートの作成、職員体制の調整）を行った。	日中一時支援事業や短期入所サービスの緊急利用に対応することで、核家族やひとり親家庭への育児、介護負担の軽減等、養育のサポート機能にも繋がった。
懇談や関係者会議（学校主催の教育支援会議、事業所主催の関係者会議）へ出席し、学校や児童相談所、市町村関係機関等との連携を継続した。　相談支援事業所が作成するサービス等利用計画を基に援助方針を確認し、当園で担うことのできる役割に協力した。	学級懇談や関係者会議に出席した結果、児童に関する情報共有や各関係機関の役割分担が明確になり、関係機関とのネットワーク作りに繋がった。　相談支援事業所との連携も行うことで、支援の方向性についての統一性が図られ、様々な関係者が児童や保護者の生活を総合的に支える支援を実施できた。

課題	今後の取組
児童が有している障がい（一次的）とは別に、誤った関わり方による問題行動の増発や悪化、思春期（第二次性徴）による情動の不安定さなど、二次的に情緒や行動の問題が発生することを軽減する。	家庭の事情をふまえながら、適切な関わり方を提案したり、医療機関への情報提供に協力する。
地域の相談支援事業所が作成する総合的な支援プログラムに基づき、関係機関の役割分担を行い、各事業所の有する専門性を発揮したり活用することが求められる。	保護者の利用目的を整理し、目的に応じたサービス提供ができるよう、利用方法や利用形態の工夫、提案を検討する。

※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎：予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。