商工労働部兼農林水産部 市場開拓局 販路拡大・輸出促進課の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
部局名 | 部局長名 | 所属名 | 所属長名 | 職員数 |
商工労働部兼農林水産部市場開拓局 | 商工労働部長 岡村整諮、農林水産部長 岸田悟、市場開拓局長 森脇光洋 | 販路拡大・輸出促進課 | 太田裕司 | 10 |
組織ミッション
県産品(農林水産物、加工品、伝統的民工芸品)の販路開拓機会を増やすことにより、県内の雇用を創出し、地域産業の振興を図る。
1.政策内容と目標
(1)政策内容
・県産農林水産物のブランド力形成を支援
・国内外における県産品の販路拡大
・大都市圏の情報のフィードバックによる商品開発支援
・伝統工芸産業の後継者育成、販路拡大
(2)長期的目標
政策項目(アジェンダ) | 将来ビジョン | 環境イニシアティブプラン | アクションプラン(教育振興基本計画) | その他 |
○
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○
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●政策項目
アジェンダ | 政策項目 |
U 産業未来・雇用創造 | 東京のアンテナショップに加え他地域でも提携ショップを国内外で開設するなど、とっとりの食の魅力の売り込みを図ります。 |
●将来ビジョンの取組の方向性(該当所属のみ)
番号 | 大項目 | 取組みの方向性 |
1 | T【ひらく】地域で・県外で・国外で新時代に向かって扉をひらく | A素材が良く、安全安心で、美味しい農林水産物、加工品など、本県の食の魅力を県内外に発信します。東京のアンテナショップに加え、大阪、名古屋、福岡等における情報発信機能を強化します。 |
2 | W【楽しむ】いきいきと楽しみながら充実した生活を送る | @-2民工芸品の県内販売場所を確保するとともに、県内外に情報発信を行い、広く紹介します。 |
(3)今年度の目標
○県外に打って出る企業数の増
・県、(一社)鳥取県物産協会、鳥取県こだわり物産販売協同組合が実施する物産展、鳥取県フェア及び商談会に参加する企業数の増(25年度以上の企業数)
○アンテナショップに加え、本県の食の魅力を売り込む機会(提携レストランでのフェア開催件数)の増(25年度以上の開催件数)
○県内外への情報発信等を実施し、伝統産業の振興を図る。
○鳥取和牛オレイン55、梨新品種「新甘泉」「なつひめ」、「大山ブロッコリーきらきらみどり」、「ねばりっこ」の知名度向上のために首都圏において効果的な情報発信を実施する。
○農林水産物等の輸出促進を図る。
○食品衛生に係る認定を取得する企業数の増。
2.測定指標
指標1
指標名 | 指標の分類 |
食の魅力の情報発信機会の提供(物産展、県フェアに参加する企業数) | |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 155 | 0 | 155 | | |
時点 | H25 | H25 | H26 | | |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
| | |
指標2
指標名 | 指標の分類 |
食の魅力の情報発信機会の提供(商談会に参加する県内企業数(見本市含む) | |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 17 | 0 | 17 | | |
時点 | H25 | H25 | H26 | | |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
| | |
指標3
指標名 | 指標の分類 |
食の魅力の情報発信機会の提供(提携店でのレストランフェア開催件数) | |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 7 | 0 | 7 | | |
時点 | H25 | H25 | H26 | | |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
| | |
指標4
指標名 | 指標の分類 |
食品衛生に係る国際認証を取得する事業所数 | |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 10 | 10 | 20 | | |
時点 | H25 | H25 | H26 | | |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
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3.目標を実現するための主要事業・主要制度
番号 | 主要事業・主要制度 | 事業概要・スケジュール |
1 | 鳥取県物産協会運営費 (トータルコスト予算額27429千円) | (一社)鳥取県物産協会が実施する、物産展、アンテナショップ、民工芸インショップの推進に要する経費について支援する。
・物産展等担当事務局職員2名、アンテナショップコーディネーター1名、民工芸品コーディネーター1名、関西本部駐在販路開拓マネージャー1名の人件費及び活動費の補助(通年)※別途基金事業で東京本部駐在販路開拓マネージャー1名 |
2 | 「食のみやこ鳥取県」首都圏メディアキャンペーン事業 (トータルコスト予算額88704千円) | 首都圏における全国的なメディア露出など、従来の試食宣伝型にとどまらないPRを展開し、県産農林水産物のブランド力形成を支援する。
・ブランド化情報発信プロジェクト会議、品目毎のWGの開催
・ブランド力形成に向けたPRの実施
(鳥取和牛オレイン55、梨新品種「新甘泉」「なつひめ」については、引き続き広く認知度向上を図るイベント、キャンペーン等を首都圏で実施する。平成26年度は新たに大山ブロッコリーきらきらみどり、ねばりっこについても情報発信を行う。) |
3 | 食のみやこ鳥取県推進事業(とっとりの逸品販路拡大支援事業) (トータルコスト予算額40573千円) | 食のみやこ鳥取県の確立のため、県内事業者の県外に向けた販路開拓支援を行う。
・物産展や県フェアの開催(量販店、百貨店、ホテル・飲食店)
・首都圏で行われる鳥取県フェアに出展する事業者に対して旅費の一部を支援
・県外見本市への出展支援 |
4 | ふるさと産業支援事業 (トータルコスト予算額19029千円) | ふるさと産業の意欲ある個人・団体への支援や県内等への普及活動を通じて新商品開発、販路開拓を促進する。また、手仕事等の技術の伝承と担い手の育成を図ることを目的として、後継者育成に取り組む事業者に対して支援する。
・ふるさと産業の事業者が実施する国内での商品開発、販路開拓及び海外市場調査、販路開拓を支援(随時)
・民工芸品製造者が行う展示会開催など新たな販路開拓、市場調査を支援(随時)
・民工芸品の新規取り扱い店舗及び民工芸若手事業者の県内展示販売会を県と共催して実施する販売事業者に対して装飾やPR経費を支援(随時)
・後継者育成に取り組む市町村、研修受け入れ先等に対して研修等に要する経費の一部を支援する。(随時) |
5 | 「食のみやこ鳥取県」輸出促進支援事業 (トータルコスト予算額30833千円) | 関係機関と連携しながらアジア地域を中心とした「食のみやこ鳥取県」の海外輸出支援体制の強化を図るとともに、県内農林水産物等の輸出に取り組む者の輸出活動を支援する。
・輸出支援窓口の一本化
・鳥取県農林水産物等輸出戦略(仮称)の策定
・輸出ビジネスパートナー候補の招聘
・輸出拡大を進める品目または新たな国・地域や店舗の掘り起こしに必要な市場調査活動や販売促進活動等に対する支援 |
6 | 【鳥取フードバレー戦略事業】食の安全・安心プロジェクト推進事業 (トータルコスト予算額67140千円) | 企業による食品衛生に係る認定を支援する。
・ワンストップ相談窓口の設置
・研修会等の開催
・専門家派遣事業の実施
・認証取得に要する経費の支援 |
4.評価
■最終評価(年度末時点)
進捗評価 |
○(予定どおり) |
達成度の評価 |
7 |
評価理由 |
県外に打って出る企業数やレストランフェアの開催件数については目標を若干下回ったが、首都圏でのメディアを活用した情報発信、海外で販路開拓に取り組む企業数等概ね順調であったため。 |
H26年度の取組 | 成果 |
県外に打って出る企業数の増加対策
・県外での物産展、県フェアの開催
・商談会、見本市への参加
・鳥取県の食材、商品を提供するレストラン等における県フェアの開催 | ○物産展、県フェアに参加した企業数(目標:155社→実績:140社)
○商談会、見本市に参加した県内企業数(目標:17社→実績:14社)
○レストランフェアの開催件数(目標:7回→実績:4回) |
県内外への情報発信等による伝統産業の振興 | ○ふるさと産業支援補助金10件(県内6件、県外4件)
○弓浜絣産地維持緊急支援補助金2件(県内1件、県外1件) |
首都圏でメディアを活用した鳥取和牛オレイン55、梨新品種「なつひめ」「新甘泉」、大山ブロッコリーきらきらみどり、ねばりっこの情報発信 | 下記の取組などによりメディア露出による情報発信を行うことができた。
○東京ソラマチで野菜の日イベントに出展し、梨新品種の試食PR、ステージPR、梨プレゼントを実施
○ブランド化女子会によるプランタン銀座での梨新品種の試食PR
○東京駅に新甘泉ブースを設置してイベントを実施
○共同通信PRワイヤーによるプレスリリース配信
○パワーブロガーによるイベントリポート配信
○雑誌「Mart」、「クロワッサン」に出稿
○女性誌「25ans」読者イベント「分とく山」野崎料理長の料理セミナー開催、イベント記事掲載、プレゼント企画
○MX「5時に夢中」、CX「めざましテレビ、TBS「Nスタ」「はやチャン」で紹介
○TBS「ひるおび」で新甘泉プレゼントパブを実施 |
農林水産物等の輸出促進への支援 | ○すいかの輸出量6トン
○梨の輸出量365トン
○海外で販路開拓に取り組む企業数16社 |
食品衛生に係る認定を取得する企業の増加対策 | ○認証取得する企業数(目標:20社→実績:9社) |
課題 | 今後の取組 |
食品、伝統工芸品とも県外に打って出ていく企業の掘り起こしが必要 | 企業訪問等を積極的に行い、とっとりおかやま新橋館の有効活用策など県外に打って出る施策を提案していく |
リーディングブランド品目のさらなる知名度の向上が必要 | リーディングブランド品目のメディア露出による効果的な取り組みを引き続き行っていく。 |
さらに、食品衛生に係る認証取得、海外に打って出る企業数の増加が必要 | 企業訪問等の強化により掘り起こしを行うとともに、農・商工団体、産業振興機構など関係機関との連携を強化していく。 |
※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。
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販路拡大・輸出促進課 所属長名 太田裕司 電話番号 0857-26-7832