平成26年度工程表
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福祉保健部 子育て王国推進局 福祉相談センターの工程表

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基本的事項

所管組織、所管責任者

部局名部局長名所属名所属長名職員数
福祉保健部子育て王国推進局部長 松田佐惠子、局長 森田靖彦福祉相談センター門脇保身40

組織ミッション

○児童虐待への適切な対応と予防
  ・各市町の協議会との連携及び相互サポート体制の確立
  ・スーパーバイザーの養成(要保護児童地域対策協議会の代表者・実務研修。具体的な
   相談受付と介入技術のスキルアップ)
  ・児童虐待予防システムの構築(ハイリスクグループの抽出・監視・サポート体制の充実)
○児童福祉施設、里親と連携した最適な社会的養護の実現
  ・家族再統合プログラムとサポートネットワークの構築
○DV被害者への適切な対応と支援
  ・市町及び関係機関等の相談体制への支援
  ・DVを防止するための普及啓発
○他の機関・団体等と連携した効率の良い福祉専門職等のスキルアップと次世代職員の
  人材育成

1.政策内容と目標

(1)政策内容

DVへの適切な対応と支援

(2)長期的目標

政策項目(アジェンダ)将来ビジョン環境イニシアティブプランアクションプラン(教育振興基本計画)その他

●将来ビジョンの取組の方向性(該当所属のみ)

番号大項目取組みの方向性
1X【支え合う】お互いを認め、尊重して、支え合う@DV被害者への緊急保護支援・一時保護施設の充実や、DV被害者に対する就労、住居の確保等の必要な支援の充実を図り、DV被害者が安心して暮らせる社会の実現を目指します。DV被害者に対する民間支援団体等を支援するとともに、協働・連携してDV対策を推進します。
2X【支え合う】お互いを認め、尊重して、支え合うA相談窓口の充実、関係機関の連携等により、DV発生の未然防止を推進します。
3X【支え合う】お互いを認め、尊重して、支え合うB県や市町村による教育・普及活動を充実させ、暴力を許さない社会を実現します。

(3)今年度の目標

○一時保護入所者への適切な自立支援を行い一時保護期間の短縮を図る
○市町村等相談体制整備と資質向上
○DV予防啓発支援員の予防啓発活動促進

2.測定指標

指標1

指標名指標の分類
一時保護期間の短縮活動指標
基準値年度当初値今年度目標値今年度実績値長期的目標値
数値一時保護期間(1人当たり在所日数) 20.5日【25年度実績】 ○所内一時保護平均在所期間12.3日 ○委託一時保護平均在所期間12日○所内一時保護平均在所期間14日 ○委託一時保護平均在所期間16日○所内一時保護平均在所期間18日 ○委託一時保護平均在所期間19日○所内一時保護平均在所期間14日 ○委託一時保護平均在所期間16日
時点平成20年度25年度26年度26年度末
根拠となる計画等その他計画の名称計画指標の選定理由
その他計画等鳥取県配偶者等からの暴力防止及び被害者支援計画一時保護を必要とする人への確実な保護の実施と各人にあった適切で早期の支援の実施。一時保護を必要とする人に対して確実に保護を実施し、早期から各人に応じて適切に支援する。

指標2

指標名指標の分類
研修会、事例検討会及び連絡会等の開催活動指標
基準値年度当初値今年度目標値今年度実績値長期的目標値
数値22回22回22回20回
時点25年度26年度26年度末
根拠となる計画等その他計画の名称計画指標の選定理由
その他計画等鳥取県配偶者等からの暴力防止及び被害者支援計画DV被害者に関わる関係機関等職員が適切に被害者支援を実施するため研修会や事例検討会等を開催し職員の資質向上を図る。各圏域での事例検討会等の開催が定例化していることからセンター主催による全県での取り組みを減らし、各圏域での研修情報の提供を行ったり、内容の充実を図る。

指標3

指標名指標の分類
DV(デートDV)予防啓発研修会等へのDV予防啓発支援員の派遣活動指標
基準値年度当初値今年度目標値今年度実績値長期的目標値
数値派遣可能なDV予防啓発支援員を確保し、デートDV学習、DV研修への支援員派遣回数を維持するデートDV学習・DV研修の支援員派遣回数73回(学校へのデートDV学習実施回数20校)・地域や関係機関等での研修4回)デートDV学習・DV研修の支援員派遣回数80回デートDV学習・DV研修の支援員派遣回数92回(学校等への派遣91回、地域1回)
時点平成26年度平成25年度平成26年度平成26年度末
根拠となる計画等その他計画の名称計画指標の選定理由
その他計画等鳥取県配偶者等からの暴力防止及び被害者支援計画DV予防啓発支援員の資質向上と活動を強化していき、DVのない社会を実現していくため、若年層等や地域住民にDV予防啓発を積極的に実施する。

3.目標を実現するための主要事業・主要制度

番号主要事業・主要制度事業概要・スケジュール
1婦人相談所一時保護所費 (トータルコスト予算額42399千円)要保護及びDV被害者等の一時保護と入所者の自立支援。24時間365日緊急対応可能な体制を作り適切に一時保護を実施するとともに、入所者への生活支援と自立支援を適切に実施する。
2DV被害者支援強化事業 (トータルコスト予算額38372千円)DV被害者の保護及び支援体制の充実・強化を図る。 ○DV関係機関連携強化事業 配偶者や恋人等からの暴力被害者及びその同伴家族の保護支援を行うに当たり、関係機関等との連携体制を整備し、施策の効果的な推進を図る。  ・事例検討会(全体会2回、圏域別で各2回ずつ)  ・関係機関合同連絡会(全体会1回、圏域別で各1回ずつ) ○DV被害者等支援体制強化事業   DV被害者保護支援に携わる支援機関におけるDV被害者対応の標準化と質の向上を図る。  ・ケース検討会の実施 ○DVセンター新任職員研修
3鳥取県DV予防啓発支援員活動事業 (トータルコスト予算額3656千円)○DV予防啓発支援員フォローアップ研修の実施(圏域は各3回、県全体は年1回) ○DV予防啓発支援員連絡会の開催による資質向上等(圏域は毎月、県全体は年1回) ○デートDV学習会へのDV予防啓発支援員派遣(年間随時) ○地域向けDV研修会へのDV予防啓発支援員派遣(年間随時)

4.評価

■最終評価(年度末時点)

進捗評価
○(予定どおり) 
達成度の評価
7
評価理由
一時保護平均在所日数は目標より日数が増加しているが、DV環境からの離脱を図るためもしくは要保護女性の自立のための制度利用の決定待ちといった積極的な自立に向けての要因と考える。DV予防啓発支援員活動事業については派遣回数や取り組み学校も高等学校から特別支援学校、専修学校へと拡大が認められるが、支援員連絡会の自主的な取り組みには至っていない。 

H26年度の取組成果
要保護及びDV被害者等の一時保護と自立支援に関する状況について 一時保護利用件数(4月1日から3月31日の間に一時保護利用申請し退所した者)  所内一時保護19件 委託一時保護7件  平均在所期間 (所内一時保護 18日 委託一時保護 19日) DV被害者についてはDV環境からの脱却を図り自立に向かう事例が多く、保護命令や施設待機、生活保護受給決定待ち等を理由に長期となる事例が多い。また例年に比べ要保護女性の一時保護が多く、制度利用や関係機関調整などに時間を要した。
DV被害者の保護及び支援体制の充実強化を図るために次の連絡会等を開催 圏域別事例検討会、県と委託一時保護施設との事例検討会、関係機関連絡会・研修会、施設ケースのケースカンファレンス、婦人相談員連絡会、業務研究会等を実施。 ほぼ予定通りの連絡会、事例検討会を実施し関係機関との連携を深め、職員の資質向上に努めた。圏域別事例検討会4回、委託一時保護施設との事例検討会1回、圏域関係機関連絡会1回、圏域関係機関研修会2回、ケースカンファレンス7回、婦人相談員連絡会3回、業務研究会4回実施
DV予防啓発支援員によるデートDV予防学習の取り組みを広げDV予防啓発を進めている。またDV予防啓発支援員連絡会を隔月開催し資質向上を図っている 26年度 デートDV予防学習実施予定高校 16校 (うち新規実施校3校)        ほかに特別支援学校、専修学校にも実施 26年度地域向けDV予防学習実施1カ所(国府人権福祉センター) DV予防啓発支援員によるデートDV予防学習の取り組みを広げDV予防啓発を進めた。取り組み高校、回数も拡大している。圏域DV予防啓発支援員連絡会を隔月開催、県全体の支援員フォローアップ研修会を2回実施し資質向上を図った。 デートDV予防・DV予防学習の取り組み状況 平成26年度 92回(高校17校・特別支援学校2校・専修学校2校)地域 1回
課題今後の取組
関係機関との連絡会について内容にマンネリ化が見られるところがある。取り組み内容に工夫が必要
DV予防啓発支援員不足と自主活動化次年度養成研修に取り組み、派遣可能な支援員の増加補目指す。自主活動化についてはまず派遣可能な支援員の数を増やすことを目標。自主活動化には事務局委託が必要と予算措置を目指すがかなわず、今後連絡会のデートDV予防学習以外にできる自主的な取り組みがないか検討が必要。

※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。


この工程表へのお問い合わせ

福祉相談センター 所属長名 門脇保身 電話番号 0857-23-6213


最後に本ページの担当課
   鳥取県総務部行財政改革局業務効率推進課
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