福祉保健部 子育て王国推進局 子ども発達支援課の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
部局名 | 部局長名 | 所属名 | 所属長名 | 職員数 |
福祉保健部子育て王国推進局 | 部長 松田佐恵子、局長 森田靖彦 | 子ども発達支援課 | 福谷紀男 | 8 |
組織ミッション
○障がいのある児童に対する一貫した継続性のある支援体制の整備
・主に発達障がい児者やその保護者が、地域で安心・安全に過ごせるよう、ライフステージに応じた支援の実施と円滑な享受に向けての体制の整備
・主に医療的ケアの必要な重度障がい児者やその保護者が、安心して豊かに地域で生活するための支援体制の整備
1.政策内容と目標
(1)政策内容
発達障がいを含めた障がい児(者)やその保護者が、地域で安心・安全に過ごせる体制の整備
(2)長期的目標
政策項目(アジェンダ) | 将来ビジョン | 環境イニシアティブプラン | アクションプラン(教育振興基本計画) | その他 |
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○
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○
|
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●将来ビジョンの取組の方向性(該当所属のみ)
番号 | 大項目 | 取組みの方向性 |
1 | X【支え合う】お互いを認め、尊重して、支え合う | E障害のある子どもが、安心して生活し、適切な支援を受け、自らの将来を選択・決定することのできる社会を目指します。 |
●アクションプラン(教育振興基本計画)
施策の方向性 | 施策目標 |
2:「知」「徳」「体」のバランスの取れた学校教育の推進 | (6)特別支援教育の充実 |
(3)今年度の目標
○発達障がい児(者)支援体制の充実
・発達障がい児・者の幼児期及び思春期や青年期に対応する支援者の育成
・発達障がい児の保護者支援の充実
○発達障がいをはじめとする子どもの心の問題の診療に携わる医師数の充実
2.測定指標
指標1
指標名 | 指標の分類 |
発達障がい者専門支援員養成研修受講者数 | 成果指標 |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 0 | 0 | 20 | 54 | ― |
時点 | 25.3.31 | 26.4.1 | 27.3.31 | 27.3.31 | ― |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
| | 今年度から始める事業であり、思春期から青年期の発達障がい児(者)の支援体制の強化につながる指標となるため |
指標2
指標名 | 指標の分類 |
子どもの心の診療と支援について学ぶ医学講座受講の医師数 | 成果指標 |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 57 | 105 | 155 | 132 | ー |
時点 | 25.3.31 | 26.4.1 | 27.3.31 | 27.3.31 | ー |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
| | 子どもの心の診療に関する医師の充実を図る上での指標となるため。 |
3.目標を実現するための主要事業・主要制度
番号 | 主要事業・主要制度 | 事業概要・スケジュール |
1 | 発達障がい児・者家族生き生き安心プロジェクト (トータルコスト予算額9,067千円) | ○発達障がいと診断された子どもの保護者に対し、診療施設内でペアレントメンターが早期(診断後1ヶ月以内)に保護者の不安や悩み等に対応した相談活動をモデル的に実施する。
○発達障がい児の保護者を対象としたペアレントトレーニングのマニュアルを作成し、マニュアル講習会を実施する。
○思春期・青年期における発達障がい児・者の相談・支援が適切にできる人材を養成するための研修を実施する。 |
2 | 子どもの心の診療ネットワーク整備事業 (トータルコスト予算額15,631千円) | 鳥取大学医学部附属病院を子どもの心の診療拠点病院と位置づけ、子どもの心の問題に対応できる医師や支援者の養成、医療・福祉・教育等のネットワークの充実及び県民への理解啓発を実施する。 |
3 | 子どもの心の診療ネットワーク整備事業 (トータルコスト予算額15631千円) | |
4.評価
■最終評価(年度末時点)
進捗評価 |
○(予定どおり) |
達成度の評価 |
7 |
評価理由 |
・発達支援コーディネーター研修や発達障がい者専門支援員養成研修によって、発達障がいに関する基礎的な知識を持った支援者の育成を図ることができた。
・リーフレットや冊子の作成配布によって、保護者への情報提供の強化を図ることができた。
・子どもの心の診療ができる医師数増加の指標となる医学講座の受講者数は、目標値を下回ってはいるものの、医師専門コースを設けたことで、研修内容はこれまでより充実したものとなった。 |
H26年度の取組 | 成果 |
幼児期及び思春期から青年期の発達障がい児者に対応する支援者の育成 | 発達支援コーディネーター研修、発達障がい者専門支援員養成研修において、研修内容の充実を図り、地域における支援者の数を増やすことができた。 |
発達障がい児の保護者支援の充実 | 診療施設内でのペアレントメンターによる早期相談を西部の2施設で実施し「当事者だからこそ気持ちを理解してもらえ、安心した」といった感想が多くよせられた。西部の1施設では、相談希望者が多く、月2回の実施に増やした。診療施設内で早期に保護者支援を行うことで、保護者の心理的安定につながった。 |
発達障がい啓発リーフレット・冊子・DVDの作成と配布 | リーフレットや冊子を学校での職員研修で活用されたり、療育機関や医療機関において保護者への説明の際に活用されるなど、各配布場所でニーズに応じて適切に活用されている。 |
発達障がいをはじめとする子どもの心の問題の診療に携わる医師数の充実 | これまで行っていた子どもの心の診療拠点病院主催による医学講座に、新しく医師専門コースを設け、医師の研修の充実を図った。 |
課題 | 今後の取組 |
市町村における発達障がい児支援体制の構築 | 健診後の事後相談の充実等、発達障がい児への早期対応や早期支援について、市町村と協議を行う。発達支援コーディネーターのスキルアップ研修を実施。医学講座や症例検討会等によって発達障がいの診察ができる医師を増やす。 |
思春期から青年期の発達障がい児者への支援の充実 | 思春期から青年期編の発達障がい啓発リーフレットの作成と配布、高等学校やあいサポート企業への出前授業(講座)の実施、発達障がい者相談支援員等研修会の実施 |
※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。
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子ども発達支援課 所属長名 福谷紀男 電話番号 0857-26-7865