平成26年度工程表
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福祉保健部 子育て王国推進局 総合療育センターの工程表

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基本的事項

所管組織、所管責任者

部局名部局長名所属名所属長名職員数
福祉保健部子育て王国推進局部長 松田佐惠子、局長 岡崎隆司総合療育センター鱸俊朗113

組織ミッション

障がい児療育の充実
○障がい児とその家族が鳥取県に住んで良かったと思える療育サービスを提供する。
○在宅生活の充実を利用者とともに実現する。

1.政策内容と目標

(1)政策内容

○医師他の専門職の充実と能力向上に努め、相談・指導・訓練・手術等、多様な障がいへの取り組みを行う。○障害児が安心して地域生活に移行できるように、関係機関と連携して支援を行う。○通園事業・短期入所の利用、家族及び関係機関への支援を、地域の各機関と連携して取り組む。

(2)長期的目標

政策項目(アジェンダ)将来ビジョン環境イニシアティブプランアクションプラン(教育振興基本計画)その他

●所属で設定する長期目標(設定がある場合のみ)

支援体制充実による医療度の高い利用者への支援の強化。

(3)今年度の目標

@入所者の実情に対応して病床運用及び職員体制を見直し入所者処遇の改善を図る。A保険入院について親子入所等積極的に展開する。 B通園事業活用による障害児への発達支援を行う。 CNICU長期入院児を受け入れ、在宅支援に向けての保育支援を行う。 D患者が希望する障がい児の手術を院内実施する。 E遠隔診療システムにより、緊急時支援・地域生活のサポートを行う。
F在宅生活中の重症心身障害児(者)の短期入所を希望に添って受け入れる。 G生活介護事業活用により、利用者や家族の生活の充実を図る。 H障がい児者の地域での生活を支援するためショートステイ病床の確保、かかりつけ医の受入体制整備等地域の医療機関に働きかける。 I療育の担い手となる医師・看護師・リハビリテーションスタッフ・その他専門職の育成を図る。

2.測定指標

指標1

指標名指標の分類
児童発達支援センター1日平均利用児数
基準値年度当初値今年度目標値今年度実績値長期的目標値
数値5人4.9人
時点
根拠となる計画等その他計画の名称計画指標の選定理由

指標2

指標名指標の分類
生活介護1日平均利用者数
基準値年度当初値今年度目標値今年度実績値長期的目標値
数値5人3.2人
時点
根拠となる計画等その他計画の名称計画指標の選定理由

指標3

指標名指標の分類
短期入所1日平均利用者数
基準値年度当初値今年度目標値今年度実績値長期的目標値
数値8人8.4人
時点
根拠となる計画等その他計画の名称計画指標の選定理由

指標4

指標名指標の分類
整形外科手術実施件数
基準値年度当初値今年度目標値今年度実績値長期的目標値
数値10件5件
時点
根拠となる計画等その他計画の名称計画指標の選定理由

指標5

指標名指標の分類
全身麻酔による歯科治療実施件数
基準値年度当初値今年度目標値今年度実績値長期的目標値
数値8件7件
時点
根拠となる計画等その他計画の名称計画指標の選定理由

3.目標を実現するための主要事業・主要制度

番号主要事業・主要制度事業概要・スケジュール
1総合療育センター費 (トータルコスト予算額1095182千円)鳥取県の障がい児(者)療育の中核機関として、障害児入所、外来、機能訓練、短期入所、通園事業(児童発達支援センター、生活介護)等の事業を行う。
2研修医等受入事業 (トータルコスト予算額20988千円)研修医を受け入れ、療育の担い手となる医師を育成する。リハビリテーション、看護、介護、保育等の臨床実習生を受け入れ、医療福祉関係の人材育成に貢献する。

4.評価

■最終評価(年度末時点)

進捗評価
○(予定どおり) 
達成度の評価
9
評価理由
測定指標について、生活介護利用者数を除いて概ね達成できた。 

H26年度の取組成果
入所者の実情に対応して病床運用及び職員体制を見直し入所者処遇の改善を図る。 ・入所児及びショートステイ利用者の障害の重度化に対応するため病棟改修を実施し、平成26年度から職員体制を見直し、入所病棟とショートステイ及び保険入院病棟に分けて入所者処遇改善を図った。
保険入院について親子入所等積極的に展開する。 ・病棟改修と職員体制見直しにより保険入院の受入体制を整備するとともに、親子入所や有目的入院の利用者の積極的な受入を行い、昨年度の1日平均利用者数3.5人に対し、今年度5.9人と大幅に増加した。また、学校の夏休みに個人ごとに目標を設定した短期集中リハビリ入院(サマーチャレンジ)を行い、積極的な取組みにより成果が上がり、参加者には好評であった。
通園事業活用による障がい児への発達支援を行う ・通園事業では30名が登録。家庭や平行通園している園との連携を図りながら児童の発達促進・保護者支援ができるよう活動を行なった。また、移行先の保育園、幼稚園の選択について、保護者の希望をしっかり把握し、職員が保護者に寄り添い生きたい園を選択することができた。
NICU長期入院児を受け入れ、在宅支援に向けての保育支援を行う。 ・NICUを退院された乳児2名を受入。24時間の医療・保育の支援を行った。(入院扱い) ・保育については平日の午前中1時間を保育時間とし、週ごとのプランにより保育活動を実施。集団活動を経験する機会として児童発達支援センターの活動にも参加している。
患者が希望する障がい児の手術を院内実施する。 ・センター内での整形外科手術を希望される方に対して実施した。児童の実情に応じてた病院で手術をするケースもあった。
遠隔診療システムにより、緊急時支援・地域サポートを行う。 ・通信ソフトについて個人情報保護の問題があり、現在対応について検討中。今後、遠隔診療のサポート体制を再整備を行うことを目指しているが、保護者の経済的な負担の問題等もあり見込が立っていない。
在宅生活の中の重症心身障害児(者)の短期入所を希望に添って受入れる。 ・病棟改修と職員体制見直しにより短期入所の整備し積極的な受入を行い、昨年度の1日平均利用者数5.4人に対し、今年度5.9人と増加。病棟の体制を改め、職員が短期入所対応に集中できる体制とした。
生活介護事業活用により、利用者や家族の生活の充実を図る。 ・利用者の希望の多い入浴介助や送迎にできる限り対応できるよう努めた。 ・外出の回数は昨年度と比べると減少した。重症化が著しい利用者にとってミスト浴は安全性や入浴後の体温の維持に効果があり、大変喜ばれた。
障がい児者の地域での生活を支援するためのショートステイ病床の確保、かかりつけ医の受入体制整備等地域の医療機関に働きかける ・今年度から単県事業により山陰労災病院に重症心身障害児者のショートステイ病床を1床確保し、利用ニーズに対応できる体制整備に努めた。労災病院の受入体制や障がい児者の特性や介助方法等について技術的な支援を行った。
療養の担い手となる医師・看護師・リハビリテーションスタッフ・その他専門職の育成を図る ・看護師養成施設、資料職員養成施設から積極的に実習生を受け入れ、人材育成を図った。
課題今後の取組
入所者の減少、ポストNICU対応のケースの増加、家庭的事情による入所の増加、生活介護のニーズ増加、連携室の対外的調整業務の増加などの環境変化がある。これらのセンター内部・外部の環境変化や利用者ニーズの変化に対応し、求められるサービス提供や役割を果たすため、組織の見直しを行い体制を整備することが必要。・センターの各部の課題や利用者のニーズを踏まえ対応策を検討し、組織見直しの素案を検討し取りまとめる。 ・組織見直し案を本庁子ども発達支援課と協議して、新たなセンターの組織体制案をまとめる。それを元に翌年度以降の組織定数要求に反映させ、課題やニーズに対応できるセンター組織とする。
重症児者の方でも、在宅あるいはケアホームでの生活を希望される流れが進んでいる。重症児者が地域で生活するためには、訪問看護ステーションのサービスが必要不可欠であり、そのためにセンターとして重症児者への対応のスキルや知識を事業者に重症児の支援を行う訪問看護ステーションを地域に増やす。 ・訪問看護ステーションの現状を7月31日までに把握する。障がい児・者のニーズを踏まえたセンターとしての事業者支援方針を平成28年3月31日までに取りまとめる。 ・合わせて、訪問看護の利用者宅の訪問等をする中で、かかりつけ医や、まだ、当センターの短期入所利用がないケースの潜在的ニーズの掘り起こしを行い、重症児のかかりつけ医の確保と当センターの平日の短期入所のニーズ把握を行い、平日利用児者の増加につなげる。 ・短期入所と生活介護やすまいるはーと(日中一時支援)の連携のあり方を検討する。

※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。


この工程表へのお問い合わせ

総合療育センター 所属長名 鱸俊朗 電話番号 0859-38-2155


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