H26年度の取組 | 成果 |
入所者の実情に対応して病床運用及び職員体制を見直し入所者処遇の改善を図る。 | ・入所児及びショートステイ利用者の障害の重度化に対応するため病棟改修を実施し、平成26年度から職員体制を見直し、入所病棟とショートステイ及び保険入院病棟に分けて入所者処遇改善を図った。 |
保険入院について親子入所等積極的に展開する。 | ・病棟改修と職員体制見直しにより保険入院の受入体制を整備するとともに、親子入所や有目的入院の利用者の積極的な受入を行い、昨年度の1日平均利用者数3.5人に対し、今年度5.9人と大幅に増加した。また、学校の夏休みに個人ごとに目標を設定した短期集中リハビリ入院(サマーチャレンジ)を行い、積極的な取組みにより成果が上がり、参加者には好評であった。 |
通園事業活用による障がい児への発達支援を行う | ・通園事業では30名が登録。家庭や平行通園している園との連携を図りながら児童の発達促進・保護者支援ができるよう活動を行なった。また、移行先の保育園、幼稚園の選択について、保護者の希望をしっかり把握し、職員が保護者に寄り添い生きたい園を選択することができた。 |
NICU長期入院児を受け入れ、在宅支援に向けての保育支援を行う。 | ・NICUを退院された乳児2名を受入。24時間の医療・保育の支援を行った。(入院扱い)
・保育については平日の午前中1時間を保育時間とし、週ごとのプランにより保育活動を実施。集団活動を経験する機会として児童発達支援センターの活動にも参加している。 |
患者が希望する障がい児の手術を院内実施する。 | ・センター内での整形外科手術を希望される方に対して実施した。児童の実情に応じてた病院で手術をするケースもあった。 |
遠隔診療システムにより、緊急時支援・地域サポートを行う。 | ・通信ソフトについて個人情報保護の問題があり、現在対応について検討中。今後、遠隔診療のサポート体制を再整備を行うことを目指しているが、保護者の経済的な負担の問題等もあり見込が立っていない。 |
在宅生活の中の重症心身障害児(者)の短期入所を希望に添って受入れる。 | ・病棟改修と職員体制見直しにより短期入所の整備し積極的な受入を行い、昨年度の1日平均利用者数5.4人に対し、今年度5.9人と増加。病棟の体制を改め、職員が短期入所対応に集中できる体制とした。 |
生活介護事業活用により、利用者や家族の生活の充実を図る。 | ・利用者の希望の多い入浴介助や送迎にできる限り対応できるよう努めた。
・外出の回数は昨年度と比べると減少した。重症化が著しい利用者にとってミスト浴は安全性や入浴後の体温の維持に効果があり、大変喜ばれた。 |
障がい児者の地域での生活を支援するためのショートステイ病床の確保、かかりつけ医の受入体制整備等地域の医療機関に働きかける | ・今年度から単県事業により山陰労災病院に重症心身障害児者のショートステイ病床を1床確保し、利用ニーズに対応できる体制整備に努めた。労災病院の受入体制や障がい児者の特性や介助方法等について技術的な支援を行った。 |
療養の担い手となる医師・看護師・リハビリテーションスタッフ・その他専門職の育成を図る | ・看護師養成施設、資料職員養成施設から積極的に実習生を受け入れ、人材育成を図った。 |