平成26年度工程表
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福祉保健部 健康医療局 倉吉総合看護専門学校の工程表

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基本的事項

所管組織、所管責任者

部局名部局長名所属名所属長名職員数
福祉保健部健康医療局部長 松田佐恵子、局長 藤井秀樹倉吉総合看護専門学校井藤久雄23

組織ミッション

 1 学校のPRを積極的に実施し、学生数の確保を図ると共に県内定着を促進
 2 時代のニーズに対応できる高度な資質を有する看護職員の養成

1.政策内容と目標

(1)政策内容

学生の確保と県内就職の促進

(2)長期的目標

政策項目(アジェンダ)将来ビジョン環境イニシアティブプランアクションプラン(教育振興基本計画)その他

(3)今年度の目標

(1)本校の魅力ある教育内容を積極的にPRし、県内志願者の増加を図り優秀な学生を確保します。
(2)県内就職率を80%を目指し、県内就業の定着化を促進します。
(3)授業評価や実習評価を実践・共有し、教育の質の向上を図ります。
(4)国家試験合格率を100%を目指します。

2.測定指標

指標1

指標名指標の分類
受験者数成果指標
基準値年度当初値今年度目標値今年度実績値長期的目標値
数値日本看護学校協議会調査:平成24年4月入学試験競争率 3年課程3.3倍 2年課程1.4倍 助産師課程3.5倍平成26年度受験者数:第1看護学科99名(2.8倍) 第2看護学科35名(1.8倍) 助産学科49名(3.1倍)平成27年度受験者数は平成26年度の受験者数を維持または増加平成27年度受験者数:第1看護学科76名(2.2倍)第2看護学科51名(2.6倍)助産学科30名(1.9倍)
時点各年度末平成26年4月平成27年度入学生(平成27年3月末)平成27年度入学試験受験者
根拠となる計画等その他計画の名称計画指標の選定理由
入学志願者、受験者数は定員確保の指標となる

指標2

指標名指標の分類
県内就業者数成果指標
基準値年度当初値今年度目標値今年度実績値長期的目標値
数値第1看護学科 35名 第2看護学科 20名 助産学科 16名県外者、進学者を除く、第1看護学科 34名 第2看護学科 20名 助産学科 7名県内就職率を80%以上を確保就職を希望した全学科の学生のうち、86.4%が県内就職した。
時点各年度末平成26年4月平成26年度末(平成27年3月末)
根拠となる計画等その他計画の名称計画指標の選定理由
県内就業者率は、鳥取県の医療を担う人材の指標となる。

指標3

指標名指標の分類
学生による実習評価
基準値年度当初値今年度目標値今年度実績値長期的目標値
数値学生による実習評価100%病院における実習評価100%病院における実習評価100%病院実習について学生による評価率:100%
時点各年度末平成26年4月平成26年度末(平成27年3月末)平成26年度末(平成27年3月末)
根拠となる計画等その他計画の名称計画指標の選定理由
学生による実習評価を実施し、指導者と共有することは指導方法の向上や指導体制の改善となる。

指標4

指標名指標の分類
国家試験合格率は教育の質の評価指標であり、鳥取県の医療を担う人材の育成となる。成果指標
基準値年度当初値今年度目標値今年度実績値長期的目標値
数値第1看護学科 35名 第2看護学科 20名 助産学科 16名第1看護学科 35名 第2看護学科 20名 助産学科 16名第1看護学科 35名 第2看護学科 20名 助産学科 16名第1看護学科91.1% 第2看護学科100% 助産学科100%
時点各年度末平成26年4月平成26年度末(平成27年3月末)平成26年度末(平成27年3月末)
根拠となる計画等その他計画の名称計画指標の選定理由
国家試験合格率は教育の質の評価指標となる。

3.目標を実現するための主要事業・主要制度

番号主要事業・主要制度事業概要・スケジュール
1倉吉総合看護専門学校管理運営費 (トータルコスト予算額212,613千円)目標1 〇オープンキャンパスの実施(7月30日) 〇本校の教育実績を積極的にPRする学校訪問(7月〜8月) 〇推薦入試日程の変更と平成27年度入試科目の検討 〇職員の地域貢献への積極的参加 目標2 〇県実施の就職ガイダンスへの積極的参加を勧奨 〇県内外者へ鳥取県看護職員修学資金のPR(年度当初) 〇進路指導相談をきめ細やかに実施 〇専門的な講師による接遇研修(6月頃) 目標3 〇学生による授業評価(授業・実習)の実施と新人教員の支援 〇主体性を育む学習を推進するための職員研修(8月23日) 〇実習指導者との連携による学生の学習状況や指導過程の共有 〇実習環境の充実のための新たな実習施設の開拓 〇鳥取県実習指導者養成講習会への協力(7月、2月) 〇教育内容の効果的な実践 【看護学科】 ◆判断力の育成や到達度の把握のための客観的臨床能力試験の改善 ◆統合実習の成果発表と実習記録の改善 ◆地域住民の協力による医療安全学習の実施 【助産学科】 ◆正常分娩の介助、異常妊産婦・新生児救急に対応するための演習の強化 ◆現場密着型の講義による地域母子保健学習の充実 目標4 〇国家試験対策(計画的な模擬試験・講義・学習理解度別集中講義等)の実施 〇保護者との連携による学生への学習支援づくり

4.評価

■最終評価(年度末時点)

進捗評価
○(予定どおり) 
達成度の評価
8
評価理由
1.入学試験の受験倍率は約2倍となり、定員は確保できた。県内就職は約86%と目標を達成した。助産学科、第2看護学科は全員国家試験を合格したが、第1看護学科は不合格者がある。 2.計画的な実習指導者会議の開催や保護者会の実施は学習支援につながった。新規実習施設の確保ができた。 

H26年度の取組成果
【目標1】 ・オープンキャンパス(7/30)と准看護師学生を対象にした進学説明会の実施(8/20) ・高等学校15校看護師等養成機関等7校への学校訪問の実施 ・高校生への模擬授業(5/28、7/10)やPTA視察研修の受け入れ(7/8)、病院主催の高校生看護師体験授業への協力(8/10)、進学説明会への参加(6回) ・地域の小学校に出向き「命の教育」への協力(4回) ・平成27年度推薦・社会人入学試験(10/23)、一般入学試験の実施(1/22・1/23) ・平成28年度看護学科の入試科目について、県内高等学校等への通知とホームページに掲載 ○オープンキャンパスに97名、第2看護学科への進学説明会に31名の参加があった。「学生生活の詳しい内容を聞き、安心した」「先輩から話を聞き、進学への意欲が高まった」と参加者に好評だった。 ○授業を受けた高校生(177名)や進学説明会の参加者から大学との違いや学習内容等について積極的な質問を受けた。来校のPTA役員から「説明と見学で子どもの進路を考える上で参考になった」と看護基礎教育への理解を得た。 ○平成27年度の入学試験の受験者数は助産学科30名、第1看護学科76名、第2看護学科51名と、助産学科・第1看護学科の受験者は昨年度より減少したが、第2看護学科は増加した。
【目標2】 ・鳥取県看護職員修学資金貸付金について、新入生、在校生に提供(4/7) ・卒業予定者を対象に専門的な講師による就職試験対策を実施(6/16) ・県内医療機関の募集ポスターの掲示やパンフレットを設置。提供された募集状況をまとめ職員で共有 ・就職、進学のための細やかな個別面談の実施と対策への指導 ・県主催の看護セミナーや医療機関が実施するオープンホスピタル等への参加を勧奨 ○就職を希望した59名のうち51名(86.4%)が県内就職し、前年度より上回った。また、県外者10名のうち5名は県内に就職した。 ○鳥取県看護職員修学資金の貸付を受けた新入生は71名中49名である。平成26年度鳥取県看護職員修学金を受けている学生は72%となった。 ○就職対策の研修は「とても役立つ・役立つ」と全員が回答し、好評であった。 ○看護セミナーやオープンホスピタル等に卒業年度の学生の他、看護学科1年・2年の希望者が参加し、就職先を考える機会となった。
【目標3】 ・平成27年度新規実習施設として介護老人保健施設、保育所に実習受け入れを依頼 ・実習指導者会議の定期的な開催と指導過程を共有するための意見交換会の実施(8/25) ・鳥取県看護職員実習指導者養成講習会に延べ12名の教員を派遣。また、2つの実習施設と関係団体の看護研究の継続的支援や院内研修に講師として派遣 ・参加型授業を推進するための「協同学習」研修の開催(8/23) ・看護実践力の育成として、看護学科はOSCE(客観的臨床能力試験)、医療安全の演習、統合実習を実施。助産学科は分娩介助演習や新生児の救急に対応するための新生児蘇生法(NCPR)への参加、地域母子保健学習充実のための現場密着型授業を展開した ・第1看護学科1年、2年生を対象に医療メディエータによる接遇研修(6/12、1/19)や新入生を対象とした「インターネットと人権」教育の実施(5/30) ・新人看護教員2名は指導案の点検と指導を受け、計画的に授業を実施 ○厚生局に申請した介護老人保健施設を実習施設として認可を受けた。保育所から実習受け入れの承諾を得た。 ○実習指導者会議を定期的に開催し、円滑に実習を進めることができた。領域別の実習評価や看護技術体験状況をもとに次年度の実習について協議ができた。意見交換会には39名が参加し、継続的な指導の方法について共有した。 ○久留米大学 安永悟教授による協同学習の講義に教員22名、実習指導者14名が参加し、授業に活用している。 ○判断力の育成や看護技術の到達度を明確にするために改善したOSCEについて「看護の対象に必要な援助を考えることができ、臨床に役立つ」と学生から評価を受けた。医療安全の演習は「安全な方法を学ぶ機会になった」答えている。統合実習の成果を日本看護学校協議会学会に発表(8/8)。また、依頼を受け、雑誌への寄稿を行った。 ○助産学科の現場密着型授業は学生がより主体的に学習することに役立った。新生児蘇生法Aコースの資格を助産学科の学生全員が取得した。 ○接遇研修やインターネット研修は看護師に必要な態度や情報管理について学ぶ機会となった。
【目標4】 ・各学科とも計画した模擬試験と結果に基づく個別指導や学習理解度別の集中研修の実施 ・看護学科は外部講師による解剖生理と疾病学の補完(7月、1月) ・戦略的に国家試験対策に取り組んでいる講師による特別対策を実施(12/9) ・第1看護学科保護者会の開催(6/25)と学業成績の通知 ・看護師国家試験の出題基準に基づく対策を学ぶための研修に担当者を派遣 ・看護学科低学年用模擬試験を実施 ○戦略的に国家試験対策に取り組んでいる講師による特別対策は「知識がつながった」「根拠を考えることで整理できた」等、学生から好評であった。 ○保護者会に33名の参加があり、国家試験や就職・進学対策、学習等の質問を受け、学習への理解と協力を得た。学業成績の通知は保護者との連携づくりに繋がった。 ○平成27年2月実施の助産師国家試験、第2看護学科の看護師国家試験は全員合格した。第1看護学科の看護師国家試験合格率は91.1%であった。
課題今後の取組
平成28年度の学生確保○入試科目の周知による適正な入学試験の実施と学ぶ意欲のある推薦入学生の確保 ○高等学校、保護者、病院等との連携と学校の実績をPR
主体性を育む学習の推進と国家試験合格率の向上○国家試験対策の計画的な実施と個別指導の強化 ○参加型授業を推進する教育の実施 ○保護者との情報共有による学生への支援体制づくり

※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。


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倉吉総合看護専門学校 所属長名 井藤久雄 電話番号 0858-22-1041


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