H26年度の取組 | 成果 |
【目標1】
・オープンキャンパス(7/30)と准看護師学生を対象にした進学説明会の実施(8/20)
・高等学校15校看護師等養成機関等7校への学校訪問の実施
・高校生への模擬授業(5/28、7/10)やPTA視察研修の受け入れ(7/8)、病院主催の高校生看護師体験授業への協力(8/10)、進学説明会への参加(6回)
・地域の小学校に出向き「命の教育」への協力(4回)
・平成27年度推薦・社会人入学試験(10/23)、一般入学試験の実施(1/22・1/23)
・平成28年度看護学科の入試科目について、県内高等学校等への通知とホームページに掲載 | ○オープンキャンパスに97名、第2看護学科への進学説明会に31名の参加があった。「学生生活の詳しい内容を聞き、安心した」「先輩から話を聞き、進学への意欲が高まった」と参加者に好評だった。
○授業を受けた高校生(177名)や進学説明会の参加者から大学との違いや学習内容等について積極的な質問を受けた。来校のPTA役員から「説明と見学で子どもの進路を考える上で参考になった」と看護基礎教育への理解を得た。
○平成27年度の入学試験の受験者数は助産学科30名、第1看護学科76名、第2看護学科51名と、助産学科・第1看護学科の受験者は昨年度より減少したが、第2看護学科は増加した。 |
【目標2】
・鳥取県看護職員修学資金貸付金について、新入生、在校生に提供(4/7)
・卒業予定者を対象に専門的な講師による就職試験対策を実施(6/16)
・県内医療機関の募集ポスターの掲示やパンフレットを設置。提供された募集状況をまとめ職員で共有
・就職、進学のための細やかな個別面談の実施と対策への指導
・県主催の看護セミナーや医療機関が実施するオープンホスピタル等への参加を勧奨 | ○就職を希望した59名のうち51名(86.4%)が県内就職し、前年度より上回った。また、県外者10名のうち5名は県内に就職した。
○鳥取県看護職員修学資金の貸付を受けた新入生は71名中49名である。平成26年度鳥取県看護職員修学金を受けている学生は72%となった。
○就職対策の研修は「とても役立つ・役立つ」と全員が回答し、好評であった。
○看護セミナーやオープンホスピタル等に卒業年度の学生の他、看護学科1年・2年の希望者が参加し、就職先を考える機会となった。 |
【目標3】
・平成27年度新規実習施設として介護老人保健施設、保育所に実習受け入れを依頼
・実習指導者会議の定期的な開催と指導過程を共有するための意見交換会の実施(8/25)
・鳥取県看護職員実習指導者養成講習会に延べ12名の教員を派遣。また、2つの実習施設と関係団体の看護研究の継続的支援や院内研修に講師として派遣
・参加型授業を推進するための「協同学習」研修の開催(8/23)
・看護実践力の育成として、看護学科はOSCE(客観的臨床能力試験)、医療安全の演習、統合実習を実施。助産学科は分娩介助演習や新生児の救急に対応するための新生児蘇生法(NCPR)への参加、地域母子保健学習充実のための現場密着型授業を展開した
・第1看護学科1年、2年生を対象に医療メディエータによる接遇研修(6/12、1/19)や新入生を対象とした「インターネットと人権」教育の実施(5/30)
・新人看護教員2名は指導案の点検と指導を受け、計画的に授業を実施 | ○厚生局に申請した介護老人保健施設を実習施設として認可を受けた。保育所から実習受け入れの承諾を得た。
○実習指導者会議を定期的に開催し、円滑に実習を進めることができた。領域別の実習評価や看護技術体験状況をもとに次年度の実習について協議ができた。意見交換会には39名が参加し、継続的な指導の方法について共有した。
○久留米大学 安永悟教授による協同学習の講義に教員22名、実習指導者14名が参加し、授業に活用している。
○判断力の育成や看護技術の到達度を明確にするために改善したOSCEについて「看護の対象に必要な援助を考えることができ、臨床に役立つ」と学生から評価を受けた。医療安全の演習は「安全な方法を学ぶ機会になった」答えている。統合実習の成果を日本看護学校協議会学会に発表(8/8)。また、依頼を受け、雑誌への寄稿を行った。
○助産学科の現場密着型授業は学生がより主体的に学習することに役立った。新生児蘇生法Aコースの資格を助産学科の学生全員が取得した。
○接遇研修やインターネット研修は看護師に必要な態度や情報管理について学ぶ機会となった。 |
【目標4】
・各学科とも計画した模擬試験と結果に基づく個別指導や学習理解度別の集中研修の実施
・看護学科は外部講師による解剖生理と疾病学の補完(7月、1月)
・戦略的に国家試験対策に取り組んでいる講師による特別対策を実施(12/9)
・第1看護学科保護者会の開催(6/25)と学業成績の通知
・看護師国家試験の出題基準に基づく対策を学ぶための研修に担当者を派遣
・看護学科低学年用模擬試験を実施 | ○戦略的に国家試験対策に取り組んでいる講師による特別対策は「知識がつながった」「根拠を考えることで整理できた」等、学生から好評であった。
○保護者会に33名の参加があり、国家試験や就職・進学対策、学習等の質問を受け、学習への理解と協力を得た。学業成績の通知は保護者との連携づくりに繋がった。
○平成27年2月実施の助産師国家試験、第2看護学科の看護師国家試験は全員合格した。第1看護学科の看護師国家試験合格率は91.1%であった。 |