復元模式図上に置いた近畿型銅戈の破片
平成28、29年度に実施した国史跡青谷上寺地(あおやかみじち)遺跡の第17次発掘調査で、弥生時代の武器形祭器の一つ「銅戈(どうか)」の破片が当時の集落の中心部分から出土しました。この銅戈は近畿型銅戈と呼ばれ、中国地方以西では初の出土であり、弥生時代の社会、地域間の関係、青銅器の流通を考える上で重要な発見となりました。
青谷上寺地遺跡第17次発掘調査の様子