【変更】令和5年度鳥取県原子力防災訓練（島根原子力発電所対応）の実施

11月2日　境港市の訓練開始時刻が20分早まり、午前8時10分からとなったため、その旨修正するとともに、添付2「住民の動き」についても開始時刻について所要の修正を施しました。

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島根原子力発電所の事故を想定した原子力防災訓練を島根県、米子市、境港市等と以下のとおり実施します。

　原子力防災対策について、避難の実効性確認と練度の維持向上を図ることを目的として島根県・米子市・境港市及び各関係機関等との連携要領及び初動対応要領を確認する。　
　また、本訓練で得られた成果等に基づき、地域防災計画及び避難計画を修正し、計画の深化と避難のさらなる実効性向上を図る。

・災害対策本部の対応検証
・避難時の情報伝達方法の検証
・原子力防災支援基地の運用

（1）日時・場所

日時	訓練種別	主な訓練場所
10月19日（木） 　午前8時30分〜午後3時	図上訓練	鳥取県庁（対策本部）、西部総合事務所（現地対策本部）、原子力環境センター（県モニタリング本部）、米子市役所（米子市対策本部）、境港市役所（境港市対策本部）、中国電力株式会社島根原子力発電所等
11月4日（土） 　午前8時3010分〜午後3時	実動訓練	原子力防災支援基地（鳥取市）、琴浦町東伯総合公園
11月5日（日） 　午前8時30分〜午後4時	実動訓練	一時集結所（米子市内・境港市内）、琴浦町東伯総合公園、避難先施設（鳥取市内・湯梨浜町内）、米子港等
11月18日（土） 　午前8時〜正午	実動訓練	県立中央病院

　※訓練毎に実施時間は異なります。

（2）主催（2県6市合同訓練）
　　鳥取県、米子市、境港市、島根県、松江市、出雲市、安来市、雲南市
（3）参加予定機関等
　　27機関　約810名（うち住民約230名、バス9台、自家用車27台）
（4）訓練想定
　島根県東部を震源とした地震（松江市で震度6弱、米子市・境港市で震度5強）が発生し、その後島根原発2号機において、送電線事故により外部電源が喪失し、非常用炉心冷却装置等による原子炉への注水を実施する。しかし、非常用炉心冷却装置等に設備故障が発生し、同装置等による原子炉への全ての注水が不能となり、全面緊急事態となる。
　鳥取県では、災害対策本部を設置し、屋内退避等の防護措置を実施する。

（1）原子力防災支援基地の運用手順の確認（11月4日：原子力防災支援基地運用等訓練）

・（新）昨年12月に運用を開始した原子力防災支援基地（鳥取市松原）において、基地運営業務受託業者とも連携し、避難退域時検査会場へのコンテナ資機材の搬出や基地への支援物資の受入れ等の運用手順を確認

（2）多様な手段による住民避難訓練の実施（11月5日：住民避難訓練）

　・近年では最多となる約230名の住民がバス・自家用車・ヘリ等による避難を実施
　　　※昨年は約80名。参加住民数の過去最多は令和元年度の約350名。

（3）避難受入先市町による避難者受入れ手順の確認（11月5日：住民避難訓練）

・（新）避難受入先市町の職員による避難所開設、避難者受付等、受入れ手順の確認
　　※米子市→湯梨浜町（ハワイアロハホール）、境港市→鳥取市（修立小学校、鳥取東高）

（4）交通障害発生時の対応手順の確認（10月19日：本部等運営訓練、11月5日：避難経路確認訓練）

・交通障害発生時を想定し、関係機関と連携した交通障害排除の手順の確認
・11/5は県建設業協会、JAFと連携し、重機等を使った車両移動の訓練を実施

日程	主な訓練項目
10月19日（木）	本部等運営訓練、広報・情報伝達訓練、緊急時モニタリング訓練等 （県庁での本部運営訓練は午前8時30分〜午後3時の間に実施） 午後1時45分〜午後2時20分 　県・市合同災害対策本部会議、島根県等との合同対策協議会
11月4日（土）	原子力防災支援基地運用等訓練　午前8時30分〜午後3時
11月5日（日）	住民避難訓練（住民への情報伝達、多様な避難手段（バス、自家用車、ストレッチャー車両、ヘリ）による避難等）、避難退域時検査等訓練※、緊急時モニタリング訓練、避難経路確保訓練　等 ※バス、自家用車が琴浦町東伯総合公園に到着するのはおおむね午前9時30分〜午後12時40分の間を予定
11月18日（土）	原子力災害医療活動訓練（県立中央病院）　午前8時〜正午

詳しくは「令和5年度鳥取県原子力防災訓練（島根原子力発電所対応）訓練内容等一覧表」をご覧ください。

（1）10月19日（木）　

　　　13:45〜14:00　県・市合同災害対策本部会議（県庁災害対策本部室・TV）
　　　14:00〜14:20　原子力災害合同対策協議会（TV）
（2）11月5日（日）
　11:15〜11:45 琴浦町東伯総合公園で避難退域時検査等訓練の状況を視察　等

11月5日（日）に実施する住民避難訓練にあわせて、米子市及び境港市から緊急速報（エリア）メールを配信します。なお、島根県側の4市においても同時刻に配信があります。
鳥取県原子力防災訓練での緊急速報（エリア）メールの配信は今年度で7回目となります。
（1）緊急速報（エリア）メールの概要
　　緊急速報（エリア）メールは、災害・避難情報、津波警報などの緊急性の高い情報を対象地域の携帯電話利用者に一斉送信するものです。
　　配信を行った場合、その配信地域内にある携帯電話やスマートフォンに緊急速報（エリア）メールが受信されます。
　　　※マナーモードにしていても着信音が鳴ります。
　　　※ただし携帯電話の機種や設定によっては、受信しない場合があります。
（2）配信日時
　　11月5日（日）午前8時30分頃
（3）配信地域
　　米子市、境港市
　　　※米子市・境港市に隣接しているエリアの一部でも受信される可能性があります。
（4）配信内容
　　島根原子力発電所の事故により、基準値以上の放射線量が確認された地区に対して避難を指示するメールが配信されます。
　　※実際の避難等の行動は必要ありません。

災害の発生又は発生のおそれがある場合は、状況により訓練を中止することがあります。

　（各日午前6時に判断し、中止の場合は県政記者クラブ各社にもFAXにて連絡します。）
　また、当日の天候等により、訓練内容を変更する場合があります。
　時間については、訓練進行状況により変更になることがあります。

（1）2県6市による島根原子力発電所対応の原子力防災合同訓練は、平成23年度から実施し、今回で13回目となります。
　　（実動の住民避難を伴う訓練は11回目の実施）
（2）11月5日（日）に行う避難訓練への住民参加者数については、同日午後5時頃までに資料提供を行います。
（3）米子市・境港市の連絡先
　　米子市　総務部防災安全課　0859-23-5337　　
　　境港市　総務部防災危機管理課　0859-47-1071

1　令和5年度鳥取県原子力防災訓練実施要領
2　令和5年度鳥取県原子力防災訓練住民の動き
3　令和5年度鳥取県原子力防災訓練（島根原子力発電所対応）訓練内容等一覧表
4　緊急速報（エリア）メールの配信について

01_jisshiyouryou.pdf 02_juumin-ugoki_amend.pdf03_kunren-ichiran.pdf 04_kinkyusokuhou-mail.pdf