令和4年度鳥取県原子力防災訓練(船舶避難)の実施
2022年08月03日提供 資料提供
提供課等:危機管理局原子力安全対策課
担当/係名:防災対策担当
電話番号:0857-26-7973
FAX番号:0857‐26‐8805
島根原子力発電所の事故を想定した原子力防災訓練(島根県等との合同訓練)については、11月に実施を予定していますが、これに先立ち、船舶による避難を想定した訓練を以下のとおり実施します。
あわせて、電力復旧のための資機材輸送訓練を実施します。
新型コロナウイルス感染症が拡大しているため、住民は参加しないこととし、自治体・防災関係機関職員等のみの参加で実施します。
記
1 目的
鳥取県地域防災計画(原子力災害対策編)等では、自家用車・バスによる避難を中心としつつ、船舶による避難を補完的手段として位置付けており、海上自衛隊及び海上保安庁の協力を得て、連携要領、船舶への乗降船や車両搭載・卸下手順の確認並びに港湾使用に係る関係機関との調整方法等の確立及び検証を行い、円滑な避難に資することを目的とする。
2 今年度の訓練で検証すべき主な事項
(1)船舶避難に係る関係機関との連携手順等の確認
(2)海上航行中における乗船者への影響等の確認
(3)船舶避難時の自治体職員の業務確認
(4)中国電力による被災地復旧支援に係る物資輸送手順の確認
3 実施日時・場所
(1)日時:8月9日(火) 7時〜14時
【行程】詳細は別添実施要領(案)をご確認ください。
(当日の気象条件等により訓練内容及び時間を変更する可能性があります。)
(2)場所:境港大正岸壁及び竹内岸壁(境港市)、鳥取港千代3号岸壁(鳥取市)
4 参加(予定)機関等
(1)訓練参加(予定)機関
鳥取県、海上自衛隊舞鶴地方総監部、第8管区海上保安本部境海上保安部、中国電力株式会社 等
(2)訓練参加(予定)者数
約120名 ※一般住民の参加なし
(3)訓練参加船舶
海上自衛隊多用途支援艦「ひうち」、海上保安庁巡視船「おき」
5 訓練内容
(1)原発事故により避難指示が発令され、船舶により避難するとの想定で訓練を実施。
・海上自衛隊多用途支援艦「ひうち」は、境港竹内岸壁で、乗船者受入れ及び中国電力ネットワーク株式会社の災害復旧用車両1台を甲板に搭載後、鳥取港へ航海。
・海上保安庁巡視船「おき」は、境港大正岸壁で乗船者受入れ後、境港近海で県防災ヘリの着艦訓練を実施。
(2)訓練の詳細は別添実施要領(案)を参照してください。
6 取材について
海上自衛隊艦艇及び海上保安庁巡視船について岸壁での取材が可能です。
なお、船舶に乗船しての取材は、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策のためお断りします。
(1)境港竹内3号岸壁での取材
ア 竹内3号岸壁での取材は、海上自衛隊多用途支援艦「ひうち」が出港するまでの間(出航8時30分予定)となります。
イ 海上自衛官へのインタビュー等の取材は、任務中についてはお断りします。
ウ 岸壁には県職員を配置しておりますので、取材等について御不明な点があれば、御相談ください(配置する県職員は船に乗り込みますので、出航後にご相談等がある場合は、訓練本部(原子力安全対策課内)へご連絡ください)。
(2)境港大正岸壁での取材
ア 大正岸壁での取材は、海上保安庁巡視船「おき」が出港するまでの間(出航8時30分予定)となります。
イ 海上保安官へのインタビュー等の取材は、任務中についてはお断りします。
ウ 岸壁には県職員を配置しておりますので、取材等について御不明な点があれば、御相談ください(配置する県職員は船に乗り込みますので、出航後にご相談等がある場合は、訓練本部(原子力安全対策課内)へご連絡ください)。
(3)鳥取港千代3号岸壁での取材
ア 海上自衛官へのインタビュー取材は、任務中についてはお断りします。
イ 岸壁には県職員を配置しておりますので、取材等について御不明な点があれば、御相談ください。
7 訓練の中止等について
(1)災害の発生又は発生のおそれがある場合、荒天により船舶の航行が不可能な場合等は、訓練を中止することがあります。
(当日5時30分に判断し、中止の場合は6時までに県政記者クラブ各社にもFAXにて連絡します。)
(2)当日の天候等により、訓練内容を変更する場合があります。
(3)時間については、訓練進行状況により変更になることがあります。
8 その他
訓練当日は、原子力安全対策課内に訓練本部を設置しますので、当日の訓練状況などについてのお問合せについては、訓練本部に御連絡ください。
訓練本部連絡先:0857-26-7974
位置図及び実施要領