企画展「とっとりの乱世―因幡・伯耆からみた戦国時代―」を開催します。
2021年10月07日提供 資料提供
提供課等:教育委員会(事務局)博物館
担当/係名:人文担当
電話番号:0857-26-8044
現在の鳥取県域にあたる因幡(いなば)・伯耆(ほうき)国の戦国時代史を総合的に扱った、初めての企画展を開催します。
この時代の因幡・伯耆国は、毛利氏・尼子氏・織田氏といった著名な戦国大名の勢力が接する「境目(さかいめ)」と呼ばれる地域でした。この境目は、強力な戦国大名のお膝元では見られない複雑かつ興味深い歴史の宝庫であり、全国的な戦国時代研究の中でも非常に注目されています。
近年の「新鳥取県史」の収録資料や最新の研究成果をもとに、応仁・文明の乱(1467年から1478年)の混乱に始まり、豊臣秀吉と毛利氏の講和の成立、乱世の終息の兆しを見せる「中国国分(くにわけ)」(1584(天正12)年)に至るまでの約100年間の歴史を紹介します。ぜひ広く広報いただくとともに、取材方よろしくお願いします。
記
見どころ
県域を治めた領主のゆかりの品や、羽柴(豊臣)秀吉・毛利元就・吉川元春(きっかわ・もとはる)・山中鹿介(やまなか・しかのすけ)(幸盛(ゆきもり))などの著名な戦国武将に関わる重要な古文書・武具・肖像画を展示
- 戦国時代の武将たちの末裔たちが多い鳥取藩士たちのルーツを紹介
- オンライントレーディングカードアーケードゲーム「三国志大戦」などの作品で知られる気鋭のイラストレーター・獅子猿(ししざる)氏の描きおろしによる武将像を展示
- 豊臣秀吉に仕え、賤ヶ岳合戦での武功から「七本槍」に数えられた加須屋武則に宛てられた新発見の秀吉の朱印状を展示
会期
令和3年10月9日(土)から11月7日(日)まで (29日間、休館日10月25日(月))
会場
鳥取県立博物館 第1・第2特別展示室
主催
とっとりの乱世展実行委員会(鳥取県立博物館、山陰中央テレビジョン放送株式会社)
協力
鳥取県立公文書館・鳥取県埋蔵文化財センター・鳥取市歴史博物館
観覧料
一般700円(前売・団体・大学生・70歳以上500円)(高校生以下、学校教育活動での引率者、障がいのある方・難病患者の方・要介護者等及びその介護者は無料)
報道記者向け内覧会
令和3年10月8日(金)午後4時から行います。