県立博物館令和5年度企画展「勾玉の世界」の開催について
2023年10月02日提供 資料提供
提供課等:教育委員会(事務局)博物館
担当/係名:人文担当
電話番号:0857-26-8044
当館所蔵の重要文化財子持勾玉をはじめ、各地の個性的な勾玉を集め、広くて長い勾玉の歴史を紹介する展覧会を下記のとおり開催します。
ついては、展覧会について県民のみなさまへ広く周知するため、ぜひ取材いただきますようお願いいたします。
記
会期
令和5年10月7日(土)から11月12日(日)まで(休館日は10月23日)
会場
鳥取県立博物館 第1・第2特別展示室
主催
勾玉展実行委員会(鳥取県立博物館、山陰中央テレビジョン)
観覧料
一般700円(前売・団体・70歳以上500円)(大学生以下、学校教育活動での引率者、障がいのある方・難病患者の方・要介護者等及びその介護者は無料)
展覧会の概要
縄文時代に生まれた勾玉は、その後の長い歴史の中で形や素材のリニューアルを繰り返すことにより、新たな魅力が加えられていきました。一方で祭祀専用の勾玉が生
み出されるなど、さまざまなニーズに対応することにより、勾玉は単なる装身具としてだけではなく、多様な性格を帯びたアイテムとして現代まで受け継がれてきまし
た。本展ではこうした勾玉のもつ多様な側面に焦点をあて、各地の個性的な勾玉も紹介しながら、古代から現代人をも魅了してやまない勾玉の魅力を紹介します。
主な見どころ
魏志倭人伝に記載のある伊都国の王が身に着けていた美麗なヒスイ製の勾玉。
- 勾玉を多数連ねた首飾りを纏う塚廻り3号墳(群馬県)出土の人物埴輪(国重要文化財)。
- 昭和27年に琴浦町で出土して、最近奈良国立博物館所蔵であることが明らかとなった子持勾玉が約70年ぶりに里帰り。おそらく県内では初公開。
- 当館所蔵の親玉が2つ連なった子持勾玉(国重要文化財)の唯一の類例となる下トンボ山古墳(大阪府)の子持勾玉とのそろい踏み。
報道公開
1.日時:令和5年10月6日(金)午後3時から午後4時30分まで
2.会場:県立博物館2階 第1・2特別展示室
3.内容:担当者が展覧会の見どころと主な展示品について紹介します。