- 鳥取県歯科保健推進協議会 -
令和5年度鳥取県中部地域歯科保健推進協議会会議録
開催日時令和60229日(曜日) 01:15 PM 02:45 PM
開催場所中部総合事務所
205会議室
出席者名花池 泰徳; 柿本 惠美; 小林 千里; 伊藤 幸恵; 木山 春菜; 涌嶋 祐己子; 山岸 大輔; 廣谷 哲生; 岡本 ちえ; 青亀 千弘; 藤本 陽平; 中部5市町; 事務局(倉吉保健所)
議題(1)報告事項
   @ 各種歯科リーフレットの更新(令和5年9月版)
   A 鳥取県歯科保健データ(中部圏域)
    
(2)意見交換・検討事項
   @ 令和5年度歯と口腔の健康づくり 各団体の取組状況
   A 中部圏域歯科保健対策の課題と対策について

(3)その他
問い合わせ先中部総合事務所 中部総合事務所倉吉保健所
0858-23-3143
その他(1)公開又は非公開の別
公開
(2)傍聴者数
0
(3)その他(会議資料等)
【修正】R5 次第・名簿・要綱(R6.2.28).pdf【修正】R5 次第・名簿・要綱(R6.2.28).pdf 資料1(R5,9)リーフレット(9種)一括印刷.pdf資料1(R5,9)リーフレット(9種)一括印刷.pdf資料2 中部保健医療圏地域保健医療計画(案).pdf資料2 中部保健医療圏地域保健医療計画(案).pdf資料3 R5 鳥取県歯科保健体系図(中部).pdf資料3 R5 鳥取県歯科保健体系図(中部).pdf資料4 団体・市町取組(修正版)R6.2.26.pdf資料4 団体・市町取組(修正版)R6.2.26.pdf資料5 歯科保健課題.pdf資料5 歯科保健課題.pdf(参考資料1)歯科保健データR6.2.21.pdf(参考資料1)歯科保健データR6.2.21.pdf(参考資料2)R5-中部の歯医者さん.pdf(参考資料2)R5-中部の歯医者さん.pdf(参考資料3)F洗口弥彦村.pdf(参考資料3)F洗口弥彦村.pdf(参考資料4)とっとりUDマップ.pdf(参考資料4)とっとりUDマップ.pdf(参考資料5)オーラルフレイル.pdf(参考資料5)オーラルフレイル.pdf

会議内容:
令和5年度鳥取県中部地域歯科保健推進協議会
1 日 時  令和6年2月29日(木) 午後1時15分〜午後2時45分
2 場 所  鳥取県中部総合事務所1号館B棟 205会議室 (倉吉市東巌城町2)
3 出席者  25名
       委員9名(全委員11名)、オブザーバー11名(市町)事務局5名、(傍聴:0
4 概 要 
   ・委員の改選後のため、運営要綱第5条により会長及び副会長の選出
→自薦・他薦なしのため、事務局より提案。委員全員の賛成により承認された。
会長:花池委員(中部歯科医師会)、副会長:柿本委員(中部歯科衛生士会)
・歯科保健リーフレット更新の報告(令和5年9月版)
   見直し(8種類)、新規作成(1種類:妊婦歯科健診)
・令和5年度(歯と口腔の健康)各団体の取り組み状況報告
  ⇒ コロナ禍で歯みがき回数や受診が減るなど歯科は影響を受けた。
・中部圏域の歯科保健データを共通認識するとともに、課題について意見交換を行った。
 ⇒子どものう蝕は減少傾向だが、中部では特に4歳以降に急増(県内でワースト)
歯周疾患検診の受診率が低い
⇒妊娠期はう蝕や歯周病になりやすく歯周病は早産・低体重児のリスクファクターになるため、
知識の普及が必要。妊婦歯科検診の受診をもっと勧めた方がよい。
 
○挨 拶 小倉所長(倉吉保健所)
   本日は、ご参集いただき誠にありがとうございます。コロナ後、久々の開催となります。
   コロナ禍では、集団での歯みがきが難しかった時期もありましたが、本日は中部圏域の歯科保健
の現状や課題を共通認識し、対策等を協議できればと思う。忌憚のないご意見をお願いします。

【議事】  ■:議長発言、○:委員発言、●:事務局発言 ◇:市町発言
(1)報告事項
@各種歯科リーフレットの更新  <資料1>
●本協議会では、平成20年度に「歯科保健指導の充実を図ること」を目的に歯科リーフレットを作成。
  必要に応じて更新し、今年度は新しく「妊婦歯科健診を受けましょう」を作成(全9種類)

A(第8次)中部保健医療圏地域保健医療計画(案)【歯科保健医療対策】について <資料2>
 ●次期計画 令和6〜11年度(6年間) (2)意見交換・検討事項
  @ 令和5年度歯と口腔の健康づくり 各団体の取組状況  <資料4>
   ・資料4により各団体・市町から説明された
    (6月の歯と口の健康週間、保育所・学校での歯みがき状況、高齢者施設での誤嚥性肺炎予防や
栄養管理としてOMAT(オーラルマネジメントチーム)による取り組み等の報告)
A 中部圏域歯科保健の課題と対策について <資料5>
 (意見)
成人期の働き盛り世代の歯周疾患検診受診率が低い。
  ⇒ 仕事のため歯科受診のための時間がなかなか取れない。意識向上が必要。
○コロナ禍で給食後の歯みがきが中止になり、5類後に再開されたが歯みがきしない習慣が定着している。
○コロナで歯みがきが中止になり、今までのことを見直すきっかけになった。
 例えば、保育所では歯ブラシとコップを窓際に集団で並べていたが、今は園児のカバンにしまうように変わってきた。
○コロナは物事を見直すチャンスだと捉え、新しい取り組みに変えていく方がよい。
 ブラッシング指導など、リモートやDVDで可能。今後、そのような機会が増えるとよい。
○基礎疾患を持つ方には、オーラルケアはより大事だと考える。何か協力ができるとよい。
○介護現場での歯みがき介助の工夫として、要介護者の背後に立って行うなど感染予防に留意している。
○歯周疾患検診について、住民から問合せがあるが「現在、通院しており検診を受ける意味があるか」について ⇒ 治療中には検診は受けずに、治療終了後に検診を受けていただくとよい。
       (検診クーポンの期間は、治療の期間より長く使えるはず)
○40〜50歳から身体の免疫力が下がる。歯のトラブルも起こってくることの知識の普及が必要。
○妊婦歯科検診について ◇健康経営の取り組み紹介  *琴浦町健康経営モデル事業について
  ・琴浦町内にある会社(事業所)を対象に健康経営に取り組む費用を町が補助する
    (補助率:10/10、上限20〜25万円、R3〜開始)
  ・内容:@従業員を対象に歯科衛生士による講話、 A歯科検診費用の一部補助(1,500円)等
      その他、血圧計購入の補助、インフル予防接種の自己負担補助などあり
  ・「健康経営優良法人」の認定を目指す企業を町が後押しする事業
◇若い世代の成人期の取り組みとして、妊婦・パートナー−歯科検診を実施(琴浦町)
○歯ブラシの製造に関わっているがコロナに関係なく、歯ブラシは増産。右肩上がりである。
  コロナ禍でも口腔ケアグッズは売れていた。
○協会けんぽ鳥取支部では、現在、歯科検診等の取り組みはないが今後、オプショナル健診として歯科検診について検討していきたい(対象は被扶養者。他県では実施あり)

(3)閉会
  議事の終結を宣言し、閉会した。

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