- 鳥取県人権尊重の社会づくり協議会 -
平成26年度第2回鳥取県人権尊重の社会づくり協議会会議録
開催日時平成270205日(曜日) 01:30 PM 03:30 PM
開催場所県庁第2庁舎 4階
県庁第2庁舎4階 第33会議室
出席者名アベ 山田 マリア ルイサ; 一盛 真; 大月 悦子; 柿内 真紀; 小林 幹子; 斎木 尚也; 下吉 真二; 薛 末子; 田中 完治; 田渕 眞司; 西井 啓二; 福安 和子; 松村 由朝; 山本 充延 (以上14名)
議題(1)鳥取県人権施策基本方針(第3次改訂)について
(2)第4回鳥取県人権意識調査結果について 
(3)人権尊重の社会づくり相談ネットワークの運用状況について
(4)差別事象検討小委員会の開催概要について
問い合わせ先0857-26-7590
その他(1)公開又は非公開の別
公開
(2)傍聴者数
0
(3)その他(会議資料等)
次第(協議会).pdf次第(協議会).pdf資料1_基本方針_改訂方針.pdf資料1_基本方針_改訂方針.pdf参考資料_個別課題の動き.pdf参考資料_個別課題の動き.pdf資料2-1_意識調査_啓発資料.pdf資料2-1_意識調査_啓発資料.pdf資料2-2_意識調査_報告書.pdf資料2-2_意識調査_報告書.pdf資料2-3_意識調査_結果概要.pdf資料2-3_意識調査_結果概要.pdf資料2-4_意識調査_調査票.pdf資料2-4_意識調査_調査票.pdf資料2-4_巻末クロス表.pdf資料2-4_巻末クロス表.pdf資料3_相談ネットワーク.pdf資料3_相談ネットワーク.pdf資料4_差別事象小委員会.pdf資料4_差別事象小委員会.pdfポリティカルコレクトネスとは.docポリティカルコレクトネスとは.doc県の取組(言換え例).docx県の取組(言換え例).docx人権に配慮した言葉の言換え(検討中の事例)協議会資料.doc人権に配慮した言葉の言換え(検討中の事例)協議会資料.doc

会議内容:
【開 会】大月会長のあいさつ、新任委員(山本(充)委員)の自己紹介

〜以降、会長議事進行〜 鳥取プロジェクト」の経過について事務局から報告

【議事1】鳥取県人権施策基本方針(第3次改訂)について(協議事項)
事務局:〜資料1と参考資料を基に基本方針の第3次改訂に向けた今後の方針等について説明〜    今回はじめて、基本方針改訂前に意識調査を実施した。調査結果によると、個別の分野においてどういうことが問題になっているかについて「わからない」という回答が非常に多い項目がみられた。そういった分野については、啓発等により力を入れる必要がある。また、同和問題については、経年変化を見ることができるが、あまり傾向が変わっていない。啓発や人権教育等のやり方を検証していく必要がある。そういった意識調査結果を基本方針の改訂に反映していきたい。 【議事2】第4回鳥取県人権意識調査結果について(協議事項)
  事務局:〜資料2、資料2−1を基に主だった傾向や前回との比較について説明〜    若い世代へ浸透を図っていけるような取組を考えなくてはならないと思う。一方でPRするときのジレンマとして関心のあることにしか興味を示さないということもある。クイズやゲーム等を啓発に取り入れていく必要もあると思う。
  ○老人クラブは施設に入る人が増えているため、加入者が減っている。施設に入ってからの実態がわからない。施設での実態を把握できればよいと思う。老人クラブとコラボして何か取組ができればよいと思う。
  事務局)
   設問の中では家庭内の高齢者を想定していて施設の高齢者を想定していなかった。その辺りも視野に入れて取組みたい。
  ○啓発資料についていきなりグラフではなく、最初に結果概要(全体像)を示すべき。若い人に関心がないということだが実は関心のあることと、ないことはつながっている。そこをどうやって気付かせるか。大人だけで作るよりも子どもと一緒に作るほうが、若い人の興味・関心をひくのにはよいと思う。

【議事3】人権尊重の社会づくりネットワークの運用状況について(報告事項)   ○子どものいじめというのは小学生・中学生・高校生までなのか。小学校や中学校では小規模校と大規模校の分析といったものはあるのか。
  人権教育課)
   国で生活に関わる問題行動の調査を毎年実施しており、その中にいじめの報告もある。しかし、学校規模別のクロスを行っているかは承知していない。小規模校においては人間関係が偏りがちになるため、縦割りの活動や校外との交流を実施する等の工夫をしている。
  ○同和問題の結婚差別の事例があるが、その問題は解決したのか。差別表現というのは単純に差別発言のことではないかと思うのだけれどどのような対応をして解決につながったのか。
  事務局)
   相談を受けて全ての結果がわかるわけではない。結婚差別については、アドバイスはするがその後どうなったかというのは、匿名相談がほとんどであり、追跡調査を行っていない。
  ○結婚差別のほかにもアドバイスをしていると思うが、どういうアドバイスをしているのか。「もしよろしければこちらが出向いていって対応する。」といったことはしているのか。
  事務局)
   結婚差別は許されないということを親に話してみてくださいというアドバイスをした。出向いていくというのは話の展開によっては可能である。
  ○相談状況で外国人は平成26年を見るとゼロ件になっている。これは相談がなかったということか、それとも地域のネットワークの中で解決されてしまったのか。学校現場では国際結婚の子どもは日本国籍のため、外国人としてカウントされていないのかもしれない。また、意識調査で外国人の人権問題について「わからない」という回答が多いのは非常にショックである。いろいろなところでフォーラム等を実施しているのに無関心ということか。行政サービスとの回答がデータで多いので、行政サービスには先を見据えて取組んでほしい。
  ○障がいのある人の場合、サービスの提供、生活に関する問題、嫌がらせなどの相談が多い。サービスの提供というのは行政の側が利用回数のみを見て削減・廃止している。障がいのある人が生活のうえで年金が下がったり、消費税も上がり、格差ができて相談件数が増えているというのが普段感じていること。障がい者は年金をもらっているからサービスを提供しなくてもいいという目線での嫌がらせなどがある。心のケアなど元のところから直していかないといけない。
  ○相談を受ける仕事というのは大変なものだと思う。傾聴する部分と問題解決する部分の2通りがある。そこを仕分けしてやってほしい。同和問題よりも障がいのある人の問題の方の件数が多いが、生活の中で問題解決が迫られているからではないか。

【議事4】差別事象検討小委員会の開催概要について(報告事項)
  ※一盛委員(小委員会委員長):資料4により説明

【その他】
 ポリティカルコレクトネスについて
事務局)
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