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具体的な行動計画

(1)ここでは「食」がおもしろい




1.とっとりのソウルフード



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取り組みの方向性

     ソウルフードとは、アメリカ合衆国南部で奴隷制を通して生まれた、アフリカ系アメリカ人の伝統料理の総称です。アフリカ人の奴隷と子孫は、手に入る食料で生き延びることを余儀なくされ、大農園で捨てられた家畜の内臓や与えられたカブなどで料理を工夫しました。ソウルフードは、まさしく”魂を揺さぶる食べ物”のこと。
     では、とっとりのソウルフードって何でしょうか。その土地ならではの郷土料理もあるでしょう。家庭にしかない味もあるでしょう。
     誰にでも人それぞれに思いがつまった、心にグッとくる食べ物がきっとあるはずです。家庭料理だって、いきつけの食堂の品だっていいはずです。あなたの魂を揺さぶる食べ物がソウルフードです。とっとりのソウルフードを、皆さんの思いの詰まった魂を揺さぶる食べ物として、語り継いでいきましょう。それがとっとりのソウルフードです。


取り組み事例


五十年間愛され続ける味、牛骨ラーメン。


 今話題沸騰中の「牛骨ラーメン」。そのルーツをたどってみると…。
 鳥取県で牛骨ラーメンが誕生したのは昭和21年頃。県西部、米子市の「満州味」で、満州で覚えた「牛と豚でとったスープ」をもとに作ったことが原点と言われています。同23年頃には中部、倉吉市の食堂「松月」のメニューに加わり、そこで作り方を教わった食堂経営者たちを中心に中部地区に広まったという説が有力です。当時から中部地区は県最大級の畜牛地であり、入手しやすく豊富に出汁がとれる優れた食材を活用した逸品だったのです。(出典:牛骨ラーメン手引き「ウシペディア」)
 鳥取県中部で昔から当たり前に食べていた「牛骨で出汁をとるラーメン」。そんな当たり前のラーメンも、外から見れば全国的にも非常に珍しい存在!米田団長率いる「鳥取牛骨ラーメン応麺団」のモットーは、「牛骨ラーメンで県中部を元気にする!」。会長曰く、「麺バー大募集だでー、ゆーくりと食べ歩きしょいや」 




池田公の、「魚はたしない(少ないからもったいない)から豆腐を食え」と、とうふ竹輪

江戸時代末期、鳥取市賀露の漁獲が微々たるとき、すり身にするような魚がなかったため、「竹輪」や「蒲鉾」ができず、かわりにちくわ職人の手によって、豆腐にほどよい塩加減をきかせた庶民の味、とうふ竹輪が生まれたと言われています。




平成22年度当初予算での県の主な取り組み・支援策


地元の逸品再発見事業〔食のみやこ推進課〕


地元県内生産者等の製造現場や商品のこだわりをCATV、ラジオで紹介します。


食のアクションプログラムメディア連携事業〔食のみやこ推進課〕


鳥取の食や食文化とそれを担う人々の活動を新聞等により広く県民に紹介します。

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ご意見・お問い合わせは

鳥取県商工労働部兼農林水産部市場開拓局食のみやこ推進課
住所 〒680-8570鳥取県鳥取市東町1丁目220
電話 0857-26-7835 ファクシミリ 0857-21-0609
E-mail syokunomiyako@pref.tottori.jp