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具体的な行動計画

(2)ここではあたたかい「食」が人を育てる




5.食育・食農教育



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取り組みの方向性

     本県は「食育」について、「生きる上での基本であって、知育、徳育及び体育の基礎となるべきもの。様々な活動や学習、経験を通じて、食に関する意識や食を選択する力、自らの食について考える習慣や食に感謝する心等を身に付け、生涯を通して健全な食生活を実践できる人を育てること。」と定義しています。
     「食農教育」には公式な定義はありませんが、おおよその意味は「様々な農業体験を通して農と食のつながりや大切を学ぶこと」です。
     難しそうですが、リラックスして食育・食農教育を楽しみましょう。行政や学校以外でもたくさんの取り組みが行われています。その中から面白そうなもの、楽しそうなものを参考にして、「企画・立案した本人が一番楽しい」食育・食農教育の取り組みを進めていきましょう。その企画に参加する人も楽しく学べます。


取り組み事例


「今朝は何を食べたかな?」〜食の大切さを幼いうちから〜


( 山守保育園(倉吉市関金町) )

 絵本を使って食育に取り組む「はらぺこあおむし」(代表衣笠さん(倉吉市))は、お話しと食育のサークルです。絵本に出てくる食べ物を用いるなど工夫を凝らして、子どもたちに食の大切さを伝えます。例えば、カボチャの絵本を読み聞かせの後、地元で採れたカボチャのスープを美味しく味わったり。もう、子どもたちは大喜びでスープを平らげます。
 「食べることは、人間にとって最も基本的なこと。その大切さを幼いうちから学んで欲しい」と、各地で食育活動に尽くす衣笠さん。食べることは日々欠かせないものです。だからこそ、家庭でも食を話題にして、子どもたちと楽しく話し合っていきたいものです。




平成22年度当初予算での県の主な取り組み・支援策


食のみやことっとり食育フォーラム事業〔健康政策課〕


食育を暮らしの中に楽しく活かすフォーラムを開催して、鳥取県の食育の取組を広く県民の皆様にお知らせすることで、食のみやことっとり〜食育プラン〜が目指す「すべての県民が健全な心と身体を育み、いきいきとした豊かな暮らしを実感できる」鳥取県を推進します。


食育推進普及事業〔健康政策課〕


「食のみやことっとり〜食育プラン」(鳥取県の食育推進計画)に基づき食育を推進するため、関係者の連携による普及啓発活動と食育指導者を対象にした研修を実施します。


子どもから始める漁食推進事業〔水産課〕


子どもが魚介類を好まないことが挙げられている。このような傾向は水産物の需要を引き下げ、将来的な水産物の供給体制の弱体化につながる。そこで、深刻な魚離れの実態を解消するため、改善効果の高い小学生を対象に漁食と水産に関する授業提案と出前授業を行う。

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ご意見・お問い合わせは

鳥取県商工労働部兼農林水産部市場開拓局食のみやこ推進課
住所 〒680-8570鳥取県鳥取市東町1丁目220
電話 0857-26-7835 ファクシミリ 0857-21-0609
E-mail syokunomiyako@pref.tottori.jp