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具体的な行動計画

(2)ここではあたたかい「食」が人を育てる




6.給食



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取り組みの方向性

     学校給食は、地産地消、食育・食農教育など、食に関する様々な「学び」の要素が凝縮された場です。そして、皆で一緒に食べることから生まれるコミュニケーションなどの、「楽しみの場」でもあります。
     栄養面や地産地消拡大、コスト削減など、給食に課せられた使命は多岐に渡りますが、まずは給食の場を、「食を通じた豊かなコミュニケーション創造の場」と考えてみませんか。
     大人になってから、「あの頃の給食」を懐かしく思い出せるような、給食を舞台にした楽しい取り組みを、次々に生み出していきましょう。


取り組み事例


地域ぐるみで地産地消 おいしい給食「いただきます」


( 三朝町立三朝中学校HPより )


 三朝町では、食育を通して子どもたちの生きる力を育成しようと、地域、学校・保育園、家庭が連携して食育の推進に取り組んでいます。
 その中でも、子どもたちに大人気なのは「バイキング給食」。食物の栄養や働きを理解して、バランスよく食事をすることを学びます。普段の学校給食は決められたメニューですが、バイキング給食は、自分で主菜・副菜を選ぶので、子どもたちの楽しみも倍増です。例えば中学校では、駅伝や新人戦を控えた時期には「スタミナバイキング」、寒い冬に備えて「ビタミンバイキング」、卒業を間近に控えた3年生に「卒業バイキング」などなど。実施後のアンケートでは『調理センターの皆さんが今年一番愛情を注いでくれたものならなんでもいいです』といううれしいコメント。21年度には、三朝町調理センターが学校給食文部科学大臣賞を受賞されるといううれしい出来事もありました。 
 大人になっても、きっとこんなに美味しく楽しい給食は、ずっと心に残り続けるでしょう。




平成22年度当初予算での県の主な取り組み・支援策


学校給食用食材地産地消推進事業〔スポーツ健康教育課〕


学校給食における地産地消を推進し、子どもたちに安全・安心な食の提供や地域の食文化を伝えることにより、郷土を大切にする心や感謝の心を育みます。


学校給食食材供給システム化促進事業〔食のみやこ推進課〕


市町村の県産食材の学校給食導入への広域的、効率的供給体制の検討、整備等の取組への支援します。


学校における食育推進事業〔スポーツ健康教育課〕


児童生徒への食に関する指導を充実させることにより、学校における食育を推進し、子どもたちの心と体を育みます。

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ご意見・お問い合わせは

鳥取県商工労働部兼農林水産部市場開拓局食のみやこ推進課
住所 〒680-8570鳥取県鳥取市東町1丁目220
電話 0857-26-7835 ファクシミリ 0857-21-0609
E-mail syokunomiyako@pref.tottori.jp